お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやってらっしゃいますでしょうか。
皆様はシールド戦というものをどのくらいご存じでしょうか?
今回の白熱のアルカナを使ったシールド戦では
- 10パックをもらって、剥いたカードでデッキを組む
- デッキは40枚
- サイドは4枚
- エネルギーは会場に用意された各色12枚の中で組む
といったところが基本になってきます。
毎回誤差はあるものの、基本的にはエネルギーの枚数が違ったり、パックの数が違ったりするぐらいでほぼ同じなので、このルールは覚えておいて損はないと思います。
詳しくは公式サイトのリンクを貼っておきますので、そちらもご覧ください。
さて、今回の記事は、そんなシールド戦において押さえておきたいカードにランクをつけてご紹介。
「絶対に抑えたい☆3」と「ある程度抑えたい☆2」を厚めにご紹介しつつ、それ以外のカードについては☆1の覧で一部ご紹介していこうと思います。
このページを開きながらシールド戦を迎えることで、カードのピックアップに悩む時間を大幅に削減できること間違いなし。
よろしくお願いいたします。
(特例) ★★★★★★★★ MAX
様々なカードプールがある中で、以下の3匹のポケモンは当てたら基本的に採用すべきポケモン達です。
ペラップ
ワザ:サイクルドローでドローソースにもなりながら、逃げエネが0ということでバトル場にはペラップを出しておくことで逃げエネ問題が解決することから、無駄なくアタッカーに毎ターンのエネルギーの手張りをすることができます。
ドーブル
ワザ:いろいろパレット要因です。
シールド戦は基本的に1ターンに1枚しかエネルギーを貼れないため、1エネでエネルギーを加速できるワザを持っているドーブルは非常に価値が高いポケモンです。
エネルギーを素早くつけて攻撃を始めることが何よりも大切なので、当てたら必ず採用しましょう。
本番絶対ドーブルを当てられるように祈りましょう。
ヤトウモリ
ワザ:なかまをよぶが強力です。
シールド戦はポケモンを呼ぶ展開が乏しく、素引きしなければなりません。
そんな中ヤトウモリは1エネルギーで好きなポケモンをバトル場に出すことができます。
進化ポケモンもたねポケモンがなければ意味がない。当てたら絶対採用です。
★★★ 引いたらまず入れたい
ポケモンV
ポケモンVはどんなカードが出ても、採用しないとデッキパワーが格段に落ちるため基本的に全て採用します。
ただしVSTARの進化元のポケモンVのみが当たるパターンもあるので、その場合は採用しないことが多いです。
今回のデッキ構築の中心となるポケモンV達の特徴をおさらいしていきましょう!
クチートVSTAR
今回のパックの中でもかなり強力なポケモンVです。
今回のパックにはセレナが入りつつも、枚数を確保することが難しいことや、ポケモンVしか呼び出すことができないため、ベンチ呼び出し効果を持つVSTARパワー:スターロンドが勝負を決める場面も多いと思われます。
注意点としては、クチートVSTARがベンチにいないと使えないので、うっかりバトル場に出さないように気をつけましょう。
ジャローダVSTAR
ワザ:ロイヤルミキサーはダブルターボエネルギーに対応しており、早い段階からアタッカーとして仕事をしてくれる上に、エネルギーを動かすことができるので、場のエネルギーがバラけてしまっていてもアタッカーに集めることや、逆に、エネルギー加速手段がないのでエネルギーを各ポケモンにばらけさせることもできます。
VSTARパワー:スターワインダーも高火力が狙えつつ、ベンチに下がることができるので簡単に相手にサイドを渡さない、という動きもできて優秀です。
レシラムV
こと、シールド戦という環境では最強アタッカーの一角です。
全体的なデッキの火力が低く、なかなかレシラムVのHPを突破できない中で、ワザ:きらめくつばさによって自身でエネルギーの加速ができ、ワザ:ホワイトブレイズは200点という高火力ワザなため、かなり強力に戦っていくことができます。
アローラロコンVSTAR
他のVSTARよりも若干スペックが落ちます。
HP240と耐久面に不安が否めない点とVSTARパワー:ぎんせつスターによる高火力があまり見込めない点が理由です。
とはいえポケモンVSTARを採用しないとデッキパワーが劣るため当てたら採用します。
ワザ:スノーミラージュによってクチートVSTARやホウオウV、ザマゼンタといった強力なアタッカーを完封できる点はかなり評価できます。
ホウオウV
一番特徴的なのは特性:ふっかつのほのお 。
トラッシュにホウオウがいる時、トラッシュのエネルギーを4枚まで付けてベンチに出ることができます。
ターンこそ終わってしまいますが、完成された高火力アタッカーがいきなり出来上がるのは強力です。
1ゲーム中にホウオウVを2回使える点が他にない強みです。
ワザ:レインボーバーンは基本エネルギーの色の種類によって火力が上がっていき、4色ついている時に220ダメージを出すことができます。これは環境最強アタッカーのレシラムVを丁度ワンパンできる火力です。
たねのポケモンVに関わらずHP230という高耐久も評価できます。
マギアナV
1エネワザ:ギアスローは大切なベンチ狙撃手段です。1エネで30ダメージとかなりコストパフォーマンスが高い素晴らしいワザです。
3エネワザ:スペシャルレーザーは特殊エネルギーが付いているなら220ダメージとレシラムVをワンパンできる火力を持っています。
ただし特殊エネルギーの当たり方が1〜2枚なことが多いため、220ダメージを出せる期待値があまり高くない点が難しいところです。
レシラムVに弱点をつかれてしまう点も厳しくデッキに組み込むならば炎対策は必須です。
シングルプライズ(非ルールの)ポケモン
引き当てたポケモンVに応じてエネルギーの色が合うサブアタッカーや弱点を補うためのサブアタッカーとして適切なポケモンを採用していきます。
かがやくポケモン
かがやくポケモンは引いたら入れておけば間違いがありません。
かがやくアマージョは回復という大きな仕事がありますし、かがやくフーディンはダメカンを移し替えることが出来るので相手の場でばらけているダメカンを相手のVSTARに移して倒すといったこともできます。
かがやくジラーチに至ってはバトル場に出しておくだけで相手を気絶させるチャンスがあったり、好きなカードを持ってこれるチャンスもあるなど、とりあえずバトル場に出しておくだけで仕事をしてくれます。
ルージュラ
面白いカードが封入されていました。
特性:わがままリップは相手がポケモンVであれば気絶させられてもサイドが取られません。
もともと最初からサイドが少ないシールド戦においてサイドを実質5枚にできるというだけでもかなりお得しています。
ワザ:サイコダメージも相手に乗っているダメージ分火力が出るので、低火力アタッカーで乗せておいた打点も活かすことができ、VSTARとも十分戦うことができます。
ミロカロス/ヒンバス
ヒンバスがワザ:かくせいを持っているため、素早く進化をすることが可能です。
ミロカロスはどちらのワザも今回のシールド戦ではかなり強力で、上ワザ:ウォーターアローは50点のベンチ狙撃ができます。全体的にたねポケモンの段階ではHPも低いため、十分にサイド1枚にもなってくれるでしょう。
下ワザ:メロウウェーブは60点という打点に加えて、相手をねむり状態にすることが出来ます。
ねむり状態では逃げることが出来ないため、一方的に攻撃することも十分に狙うことが出来ます。
フリーザー
フリーザーのために水エネを入れることも検討してもいいのではないかと、筆者的にはかなり注目しているカードです。
ワザ:ワイルドフリーズは確定マヒにすることができます。
自傷効果が付いているので、回復が出来なければ3回で気絶してしまいますが、210点分あばれることができ、50点分回復することが出来れば280点を出すことが出来るのでVSTARも完封することが出来ます。
後述するきんきゅうゼリーとのコンボも強力。
このカードが一番、入れ替え札の薄いシールド戦を楽しんでいると思います。
カイオーガ
4エネワザ:ダイナミックウェーブが相手の場どこにでも180ダメージと超強力。
ドーブルによる加速はもちろんカイオーガ自身もエネ加速ワザを持っているので自力でダイナミックウェーブにたどり着くことも可能。
HPが140と高いため、序盤にうねりをよぶを連打しても倒されにくい点も覚えておきたいです。
ジャローダVSTARのロイヤルミキサーでエネルギーをカイオーガに移すコンボも強力。
どちらも引き当てることができれば積極的に狙っていきたいコンボです。
ニャオニクス
特性:おまねきイヤーは進化しないといけない、というのはなかなかハードルになってきますが、サポートを持って来れるのはやはり強力です。
ニャスパーもニャオニクスもワザはあまり期待できないのでエネルギーを貼るポケモンかというと少し難しいところもあります。
セレナが入っている構築であればゲームを決めるための採用も検討できます。
グッズ
きんきゅうゼリー
回復系のグッズはあって損がありません。
場のポケモンVを生き残らせるのはもちろんのこと、フリーザーが二回ワザ:ワイルドフリーズを使った段階で残り10点になり、きんきゅうゼリーを消費する対象になるためHPが全回復するので相性が良いです。
キャプチャーアロマ
ポケモン回収用のグッズです。
コイントスが必要なので狙ったポケモンを確実に持ってくることは出来ませんが、ボール系がないので採用せざるをえません。
ポケモンいれかえ
いれかえを何枚引けるかで、バトル中の許されるミスの量も変わってきます。
エネルギー加速手段が乏しいなかで、エネルギーを切って逃げることはかなり自分の首を絞めることになります。
引いたら引いた枚数いれかえを採用しましょう。
エネルギーつけかえ
ポケモンをデッキから回収する手段が乏しく、アタッカーに必ず手ばりが出来るというものでもないので、場にばらけたエネルギーをアタッカーに集めるためにも引いたら採用することをオススメします。
サポート
ジャッジマン
シールド戦は手札を貯めこみやすいのも特徴です。
こちらのドローソースにもなり、相手の手札を流すことが出来るジャッジマンは引いたら必ず採用しましょう。
セレナ
話題沸騰のサポートです。
ドローソースにもなり、廉価版ボスの指令の効果も持っているので引いたら必ず採用しましょう。
ミクリ
利敵行為にもなる場合もありますが、こちらもドローが出来なければ勝つことが出来ません。
割り切って採用しましょう。
ふりそで
めちゃくちゃかわいいです。
ふりそででポケモンVを出してもいいですし、ペラップなど逃げエネ0ポケモンを持ってきて場に出すことで、好きなアタッカーを場に出せる状況を作ることもできます。
エネルギー
ダブルターボエネルギー
今回収録のVSTARにはすべて対応しています。
それ以外にも逃げエネ2つ分になってくれたり使いどころはあるので、是非採用しましょう。
Vガードエネルギー
ポケモンVが相手から受けるダメージを-30してくれます。
「この効果は重なりません」
2枚以上張っても-60になってくれはしないので注意が必要です。
★★☆ 引いたらいれたい
ポケモン
チルタリス
ダブルターボエネルギーに対応しながら、ワザ:マジカルエコーがダメージではないので-20にならない点、VSTARの体力を全回復出来るなど場面によってはかなり強力です。
エンテイ
特性:ばくねつダッシュに要注目です。
炎エネルギーを採用しているデッキであれば、逃げエネ0要員として採用も一つの選択肢になると思います。
ラブカス
上ワザ:フィーリングドロー要因です。
手札が止まってしまった際に、手札のリフレッシュが図れるため強力に使える場面もあります。
水エネを採用しているデッキに保険として採用するのも一つの手です。
ザシアン
ワザ:バトルレギオンは鋼1エネで使うことが出来て強力です。
シールド戦の特徴として、どんなポケモンでも入れておかないと40枚の”デッキ”にならないという課題があり、意外といろいろなポケモンでベンチが埋まる場面も多いので最大打点の70点は狙いやすくもあります。
バドレックス
ダブルターボエネルギーを持ってくる手段がない以上、後攻1ターン目での使用は難しいものの、好きなカードを2枚持ってくることが出来るのはかなり強力であり、採用しても良いカードだと思います。
ザルード
ワザ:ひきずりだす要因としての採用です。
早いターンでは、相手の逃げづらいポケモンをバトル場に呼び出し、相手の動きを鈍らせる、中盤から終盤にかけては逃げたVSTARを呼び出し追い打ちをかけるなど使える範囲は広いです。
草デッキでは採用しておいて間違いはないです。
ミュウツー
トラッシュにエネルギーを送る方法がほぼ無いため、上ワザ:サイコバンプは使いどころが難しいですが、使えれば強力です。
下ワザ:リミットブレイクが注目ワザで、シールド戦はサイドが4枚でスタートするため、比較的早期にリミットブレイクの最大打点の条件を達成し、場で腐りにくく、最大180点はかなり魅力になります。
メガヤンマ
ヤンヤンマは、ワザ:おうだんひこうでベンチも含めて20点を1エネでばらまけるのが強力です。
進化したメガヤンマは逃げエネが0になること、ワザ:ジェットウィングは160点出せるので火力としては申し分ないという点で、採用してもいいと思います。
★☆☆ 引いたら入れてもいいかもしれない
サーナイトライン
特性:リファインによって手札1枚トラッシュして2ドロー。
ドローソースが必ずしも引けるとは言えないシールド戦において貴重なドローソースです。
しかしスタンダードレギュレーションのポケカと違って40枚デッキであることからリファインに頼らずともデッキが回ります。
ラルトス-キルリアラインが2枚あってサポートの枚数が少なかった場合は採用が検討できます。
ギギギアルライン
ギギギアルの特性:トリプルギアはエネルギー加速手段としてデッキから3枚加速出来るので、エネルギー加速手段としてかなり優秀です。
ふしぎなアメがないためギアル、ギギアル、ギギギアルの三枚で採用としないといけない上に、ギギアルのワザ:ギアソーサーに使い道がないなど必ず採用するというのは難しいですが、3枚ともそろっていれば採用してみてもいいと思います。
ナッシー
ワザ:パワフルストームが使えれば強力です。
ギギギアルやドーブルがいるようであれば、メインアタッカーに据えてみても面白いかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
シールド戦は10パックの中からデッキを組んだり、サイドの枚数やデッキの枚数が違うなど普段のポケカとは一風変わったポケカができるのでたまにやってみると面白いです。
普段のパックでやろうとするとグッズが足りないなどの問題もあって難しいので、この機会を逃さず是非楽しんでみてください。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。