お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやってらっしゃいますでしょうか。
いよいよ今週は待ちに待った新弾の発売週です。
Hレギュレーションのこの1年、ポケカは果たしてどんな新しいカードを作ってくれるのかワクワクですね。
ただ、新レギュの話があるということは去るレギュがあるということ。
前回に引き続き今回の記事でも、去り行くEレギュを振り返っていこうと思います。
振り返り第2弾は優秀なトレーナーズ達を見ていきます。
よろしくお願いします。
グッズ編
活力の壺
解説
いちげきエネルギー限定ではあるものの、特殊エネルギーをトラッシュからデッキに戻せる珍しいカードです。
特に、特殊エネルギーを使い捨てていたルギアVSTARがいちげきとタッグを組み始めてからが特に大活躍でした。
あなぬけのひも
解説
バトル場とベンチを入れ替えるだけでよければ、ポケモンいれかえやいれかえカートなどもありましたが、相手のバトル場のポケモンをどかすことが出来るのがあなぬけのひもの唯一無二の点です。
相手のバトル場のポケモンをどかしたいけどボスの指令は使えない、そんなタイミングで活躍したのはもちろん、相手がターンを渡す際に展開の都合的にとりあえずで出してきたポケモンをどかして、相手の急所となるポケモンを引っ張りだしてくるような動きにも使われていました。
どんなデッキでも使われましたが、相手の場の好きなポケモンに攻撃をすることが出来るヤミラミがいるロスト系統のデッキとは相性が良かったと思います。
レベルボール
解説
HP90以下の好きなポケモンを持ってくることが出来るとても汎用性が高いボールです。
メッソンやラルトスなど非ルールのたねポケモンはもちろん、ジメレオンやキルリアなどの1進化ポケモン達も引っ張ってこれる器用さが人気でした。
エネルギーリサイクル
解説
グッズとしてはかなりの性能で、トラッシュから最大5枚もデッキにエネルギーを戻せます。
筆者としては、このカードのおかげで成立していたといっても過言ではないロストカイオーガが戦っていて本当に怖かったです。
やまびこホーン
解説
相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び相手のベンチに出せる、という入るデッキは選ぶものの強力なカードです。
相手のシステムポケモンなどをバトル場で縛りたいコントロール系のデッキで使われていたのはもちろん、かつて三神がいた時代、デデンネGXがやまびこホーンも含めて2度倒されて負けたことを今でも覚えています。
霧の水晶
解説
超タイプのデッキとは切っても切れないのがこの霧の水晶。
超タイプのたねポケモンを持ってくるか、基本超エネルギーを持ってくるかを選べるとても便利なカードです。
出た当初からこくばやれんげきテンタクルのデッキで活躍していたのはもちろん、サーナイトexのデッキを中心に最後までしっかりと走り切りました。
ぐんぐんシェイク
解説
相手の意表をつけるカードとして、役に立ちました。
グッズなので先行1ターン目から使えることから、相手の場のポケモンの特性を止めることが出来る特性:かがくへんかガスのガラルマタドガスを立てて相手に後攻1ターン目を渡す、というような凶悪な動きが可能で、筆者もこの手法に泣かされた1人です。
レスキューキャリー
解説
HP90以下のポケモンをトラッシュから2枚「手札」に回収できるというとても便利なグッズです。
多くの非ルールを中心としたデッキで活躍してきましたが、筆者が個人的に一番輝いていたと思うのは、ワザ:エレキブラスターのクワガノンのデッキでデンジムシを回収してエレキブラスターをぶん回していた時だと思います。
クロススイッチャー
解説
手札に2枚あると使えるカードで、相手のベンチポケモンをバトル場に呼んでこれるカードです。
ミュウVMAXと同じタイミングできましたが、1枚では機能しないため手札でかさばってしまう点がゲノセクトVの特性:フュージョンシステムとかみ合いが悪く、あまり使われていませんでした。
しかし、カイが登場しうらこうさくが全盛を迎えると、カイでクロススイッチャー1枚とジメレオンを持ってきて、そのジメレオンでクロススイッチャーをもう1枚持ってくる、というような動きがみられるようになると、再び注目を集めるようになりました。
最終的にミライドンexのデッキなどにも採用され、Eレギュを完走しました。
バトルVIPパス
解説
最初のターンであれば使えて、ベンチに2枚たねポケモンを並べることが出来る最強カードです。
引けない方が負ける、などと言われることもありました。
最終的にほぼすべてのデッキに入っていた、というまさに汎用カードでしたが、バトルVIPパスが収録されてからの約2年半で1回しか再録されなかった、ということも忘れられません。
ほぼすべてのデッキに入っていた、と書きましたが、筆者的にはやはりミュウVMAXのデッキとロスト系統のデッキが2ターン目以降のバトルVIPパスの処理も含め、頭一つ抜けて相性が良かったと思います。
パワータブレット
解説
フュージョンのポケモンが使うワザの打点を+30するというスーパーカードです。
このカードがあったことで、ミュウVMAXは相手のVSTARやVMAXをワンパンすることも可能でしたし、ダブルターボエネルギーによる-20点もあまり苦にせずいたと思います。
サポート編
モミ
解説
ついているエネルギーを全トラッシュする必要があるものの、HPを全回復することが出来るサポートです。
ワザに必要なエネルギーの少ないVMAXなどを中心に活躍しました。
コルニの気合い
解説
自分の手札が6枚になるように引くドローカードで、オクタンの特性:れんげきサーチから確実に持ってくることが出来るサポートとして使われていました。
れんげき系統のデッキであれば間違いのない1枚です。
クララ
解説
トラッシュからポケモン2枚までとエネルギー2枚までを手札に回収できる便利なサポートです。
非ルールを軸としたデッキを中心に活躍しており、その中でも特に活躍したのが特性:じゃあくチャージのガラルファイアーと悪エネを2枚をトラッシュから拾ってきて、そのままベンチに出して使うという動きです。
セイボリー
解説
3枚ドローをした後、相手のベンチが3体になるまでトラッシュさせることが出来ます。
ミュウVMAXやうらこうさく系統、サーナイトexなどベンチを全面展開するデッキに対して対抗札として使われたサポートです。
相手の盤面を崩すことでこちらに主導権をにぎり直そう、といったことを狙うカードです。
メロン
解説
トラッシュからポケモンVに水エネルギーを1枚加速して、そのうえで3枚ドローできるというサポートです。
パルキアVSTARやはくばバドレックスVMAXなど強力な水ポケモン達を支えてきたのはもちろん、アルセウスVSTARなど様々なポケモンVたちにも手を差し伸べてくれました。
ピオニー
解説
自分の手札をすべてトラッシュし、デッキから好きなトレーナーズを2枚持ってくるという強力なサポートです。
初期のミュウVMAX、手札がないと火力の上がるワザ:はっぽうやぶれのヒスイウインディ、ミライドンexのデッキなどで使われました。
シャクヤ
解説
自分のサイドを3枚手札に加えて、手札から好きな3枚をサイドに戻せるというサポートです。
主に自分のサイドが取れない中で必要なカードのサイド落ちをケアしないといけないコントロール系のデッキで活躍しました。
ちなみに、手札からサイドに戻す順番も自分で選べるので、自分でどこにどのカードを置いたかを忘れないことも重要です。
冒険家の発見
解説
山札から好きなポケモンVを3枚手札に加えられるというサポートです。
指定がポケモンVなのでVSTARやVMAXもちろん、他のVに比べてもってくるのが格段に難しかったV−UNIONも持ってくることができます。
構成がポケモンVで固まっているこくばバドレックスVMAXのデッキなどで活躍しました。
キバナ
解説
前の相手の番に自分のポケモンが倒されていないと使えない、という条件の分効果は強力で、自分の場のポケモンにトラッシュから基本エネルギーを1枚つけることができる上に、デッキから好きなカードを持ってくることができます。
使い勝手の良さから入るデッキは選びませんが、比較的簡単に倒されてしまう非ルールポケモンを軸にしたデッキでは特になくてはならないカードです。
ヒガナの決意
解説
自分の手札を2枚トラッシュする代わりに、相手の場のポケモンの数分ドローができるサポートです。
非ルールポケモンを軸としたデッキや2進化デッキなど、必要なパーツが多く博士の研究などのようにまとめて手札を切れないようなデッキで重宝されていました。
バーネット博士
解説
自分の山札から好きなカードを2枚までトラッシュできるサポートです。
V−UNIONのセットで登場しましたが、V−UNIONがほぼ流行らなかったためあまり注目を集めていませんでした。
しかしルギアVSTARが登場したことで一気に流れが変わり、アーケオスをトラッシュに送る手段として大きく注目を集め一躍時のカードとなりました。
カミツレのきらめき
解説
フュージョンミュウを最強たらしめたカードの一角です。
後手1メロディアスエコーという悲劇だけでなく、ワザ:サイコジャンプを使った後の盤面に素早いエネルギー補給ができたり、特性:しっこくのわざわいのミカルゲに止められているゲノセクトVを動けるようにしたりなどとにかく活躍の範囲が広かったカードです。
スタジアム編
水の塔
解説
れんげき系統のデッキのサポートといえばこのスタジアムです。
れんげきのポケモンの逃げるためのエネルギーがそれぞれ2個分少なくなるというもので、ベンチからバトル場に出るとワザの火力が上がるれんげきウーラオスVと相性が良かったのはもちろん、そもそも逃げエネが少なくて悪いことは1つもないので便利なスタジアムとして活躍していました。
頂への雪道
解説
場のルールを持つポケモンの特性は全てなくなる、という「とにかくとてもすごいスタジアム」です。
どの程度すごいかといえば、指定がルールを持つポケモンなので、現環境のV、ex、かがやくポケモン達はもちろん、EXやGXをはじめとする過去に登場したルールを持つポケモン達の特性までしっかり止めることができます。
このカードがあったことで、強力な特性を持つVMAXやVSTAR、exポケモンだけではない対戦環境が作られることとなり、まさにメタカードの王としてEレギュの3年間に君臨し続けました。
ちなみにこのスタジアム、環境を回しているようなデッキで使われているのはもちろんですが、環境では使われていないデッキにも多くの手を差し伸べてくれていました。
「あの環境デッキに勝てるカードを思いついた、でも他の環境のデッキにどう勝とう…」
「とりあえず雪道4枚積んで相手に止まってもらうか」
こんな経験、皆様もありませんでしたか?
結晶の洞窟
解説
自分の番ごとに鋼タイプかドラゴンタイプのポケモンであればHPを30回復することができるスタジアムです。
主に三神やジュラルドンVMAXのデッキで使われたりしていましたが、一時期、ヤミラミのワザ:ロストマインによる打点調整をズラすため、ゲノセクトVの回復手段としてミュウVMAXのデッキで使われたりもしました。
スケーターズパーク
解説
逃げるためのエネルギーをトラッシュせず手札に戻せるスタジアムです。
登場した頃は、一部のこくばバドレックスVMAXのデッキで見られることがあったものの、その後ほぼみられることはありませんでした。
しかしバトル場でしか特性の使えないパオジアンexと特性:きょくていおんのセグレイブが登場したことで若干息を吹き返しました。