初めまして!J.T.Parkです。
非ルールのポケモンをはじめとしていろいろなデッキを考えていきたいと思っていますので、是非お付き合いよろしくお願いいたします!
ついに ハイクラスパック「VMAXクライマックス」 が発売されましたね。
カードショップやコンビニなどを中心にパックが結構出回ってくれているため、筆者もしっかりと購入してカードプールに余裕ができました!
そんなカードが買いやすい今だからこそ、本記事ではハイクラスパック「VMAXクライマックス」にも収録される、ワザ:いってんばり を持つポケモン スピアー を用いたデッキをご紹介したいと思います!
今回の主役
このデッキの主役となるポケモンは、こちらの スピアー です。
いってんばり
相手のバトルポケモンに特殊エネルギーがついているなら、そのポケモンをきぜつさせる。ジェットスピア 110
ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより
このポケモンについているエネルギーを1個選び、トラッシュする。
2進化ポケモンと若干出足は遅いものの、草エネルギー1つで使うことができる上のワザ:いってんばり は相手のバトルポケモンに特殊エネルギーがついていると問答無用にきぜつさせることができます。
現環境では各タイプの特殊エネルギーのほか、いちげきエネルギー、れんげきエネルギー、フュージョンエネルギーなど様々な特殊エネルギーが使われています。
さらに今後、2022年1月発売予定の新弾「スターバース」に収録予定の特殊エネルギー「ダブルターボエネルギー」も環境で大活躍すること間違いなしです。
このように、環境を特殊エネルギーが支配している今こそいってんばりを持ったスピアーが大活躍間違いなし、という結論に至りました。
では、早速デッキレシピをご紹介致します!
デッキリスト
ポケモン
スピアー:3枚、コクーン:1枚、ビードル:4枚
このデッキの大黒柱とその進化ラインです。
スピアーに進化させ、ワザ:いってんばり を決めましょう。
ふしぎなあめ が引けない場合や、グッズロックを食らった場合にも進化ができるようにコクーンを1枚採用です。
スピアーが3枚採用の理由ですが、このデッキはスピアーが中心のデッキではありつつ特殊エネルギーが全く採用されていないデッキには無力になってしまいます。
その中で次に紹介する アップリュー の採用枚数とバランスをとって3枚としました。
アップリュー:3枚、カジッチュ:3枚
このデッキにおける大切なサブアタッカーです。
無色1エネルギーで使えるワザ:きょうさんねんえき は相手の場のポケモンが持っている特性の数×50のダメージを相手に与えることができます。
スピアーとアップリューは共に相手のデッキに依存するワザとなっていますが、現状「うらこうさく」や「いちげきのほうこう」、「フュージョンシステム」など強い特性がデッキの軸として使われており、ポケモンの特性を使わないデッキの方が珍しいため、2体合わせて幅広いデッキに対して戦うことができるようになっています。
ミュウ:2枚
今まで進化させるというハードルが高く、安定したスピアーの運用が難しかった中で、2進化デッキに光明が差しました。
スピアーを育てるために必要なふしぎなアメやボールなどを安定して持ってこれるように2枚採用しています。
カビゴン:3枚
特性:くいだめ を使って手札補充をおこないます。
【このデッキは カビゴンなしでは回らない と言えるほど重要なカードです。】
このデッキのたねポケモンは全員逃げエネが1であるため、エネルギーが手張りできれば必ず逃がすことが出来ます。
1ターン目をくいだめで終わらせてしっかりと手札を補充し、次のターンにつなげましょう。
クロバットV:1枚
特性:ナイトアセット を使って手札補充をするために採用しています。
非ルールのポケモンの利点である「倒されても取られるサイドが1枚」には反しますが、どうしてもデッキが回らないときに使用します。
グッズ
クイックボール:4枚
初動のたねポケモンの確保が命のため、4枚の採用です。
1ターン目にカビゴンを確実に出したり、2進化のスピアーを素早く起動させるためのビードルをしっかり展開しましょう。
レベルボール:2枚
コストを支払わずにこのデッキのほとんどのポケモンに触ることができるため2枚の採用です。
ハイパーボール:3枚
いわずもがなの最強カードです。デッキすべてのポケモンに触ることが出来る上に、カビゴンやクロバットVとの組み合わせも強いため3枚の採用です。
しんかのおこう:1枚
コストを支払わずスピアーに触れる唯一のカードです。
デッキの練度を上げていく中でこのカードの枚数は要調整といえるでしょう。
回収ネット:2枚
バトル場のミュウ、カビゴン等を回収し、スピアー、アップリューをベンチからバトル場に移動するなどの場面で使うことができます。
さらに、このデッキの構成上コストとして切りたくないカードもあるため、盤面的に使わないというターンには場の進化ポケモンを回収してコストとすることなども想定しています。
ふしぎなアメ:4枚
【このデッキの魂です。】
スピアーを立てるために必要なグッズのため、最大枚数の4枚採用しています。
デッキ内に枠を作るために枚数を減らしたりしてみたこともありましたが、試行錯誤の末、引けなくては話にならないと最大枚数採用に落ち着きました。
エネルギー転送:1枚
ミュウを採用しているため、基本エネルギーに触れるグッズがあることでエネルギー供給に使うことができます。
ポケギア3.0:2枚
ミュウからサポートに触ることができる可能性があるグッズです。
デッキが少なくなってきた終盤には、欲しいサポートを確実に引いてこれたり強い動きをすることが出来る場合もあります。
ふつうのつりざお:2枚
非ルールポケモンを使用したデッキにおいてはもはや必須のグッズです。
サイド落ちのケアや、デッキにポケモンが多く使う機会も広いため2枚採用しています。
ポケモンや基本エネルギーをある程度は山札に戻せるということを頭に残してカードをトラッシュに送りましょう。
ふうせん:1枚
ミュウにつけることで特性使用後にベンチポケモンと入れ替えることができます。
また、ボスの指令等で場に呼ばれてしまったクロバットVを逃がす際にも必要なカードになります。
採用枚数は皆さんの使用感にあわせて調整してみてください。
ちなみにカビゴンは逃げるエネルギーが3個なので、ふうせんのみで逃げられないことに注意です。
サポート
博士の研究:2枚
現状最強のドローサポートです。
しかし非ルールのデッキの特性上切りたくないカードが多いため最低限の枚数である2枚の採用となっています。
マリィ:3枚
相手の手札干渉カードとしての採用です。
やはりリセットスタンプがないとなるとこのカードを厚く採用する他ないと考えました。
ボスの指令:3枚
このデッキの肝です。
特殊エネルギーつけたポケモンを許さないためにも厚く3枚の採用となっています。
ボールガイ:1枚
このデッキに入っているクイックボール、レベルボール、ハイパーボールをまとめて手札に持ってくることができます。
くいだめなどの手札補充から一気にポケモン3匹分に繋がる強いカードです。
スタジアム
ターフスタジアム:2枚
主にスピアー、コクーンをサーチするために使います。
スタジアムが今後重要になってくる可能性があり、相手のスタジアムをはがすことを考えると、枚数に関しては調整の必要が出てくるかもしれません。
エネルギー
基本草エネルギー:7枚
スピアー、アップリューともに1エネルギーでワザを使うことができるため、必要な時に手張りしてワザが発動できつつ無駄にならないギリギリの枚数を採用しています。
入れ替え候補
今回の構築では見送りましたが、適宜いれかえてより強い構築を探したいカードを1部紹介します。
キバナ
非ルールポケモンで構築されているデッキはキバナなしでは語れないことが多いです。
トラッシュからエネルギーをつけられて、さらにデッキからふしぎなあめなどの必要なパーツをとってくることが出来ます。
今回はうらこうさく等と比べて、必要なタイミングで持ってくることが難しいと判断し採用しませんでした。
あなぬけのひも/ポケモンいれかえ
ポケモンのいれかえ手段です。
特にあなぬけのひもは特性:かがくへんかガス をもつ ガラルマタドガス などをバトル場からどかすことなどにも役立ってくれることがあります。
今後の環境次第で回収ネットと枠を相談することも十分にあり得ると思います。
クロススイッチャー
ボスの指令と用途はほぼ同じですがサポート権を使わない所が強いです。
ただしキバナと同様に必要なターンに2枚手札にそろえることが難しいと判断したため今回は採用を見送りました。
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回はいってんばりのスピアーを使ったデッキをご紹介しました。
このような非ルールで組んだデッキは、ワザ:エレキブラスター の クワガノン のように環境を読み、適切なタイミングで使うことでその圧倒的なスペックを発揮します。
今後はCレギュが落ちることで三神もいなくなり非ルールポケモンの通りもよくなるので、皆さんもいろいろな非ルールポケモンを使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。