【新カード紹介】フュージョンアーツ 注目ポケモン8選 【発売直前】

カード紹介

ポケントニスのライター、のらしあです。

フュージョンアーツ発売直前ということで、今回はフュージョンアーツに収録される注目ポケモンをまとめてみました!ぱっと見の印象から使い方まで簡単にお話できたらと思います!

草タイプ

アマージョV

アマージョV

ここが強い!

ワザ クイーンオーダー自分のベンチポケモンを好きなだけトラッシュして打点を上げる他にない性能を持っています。最高打点は 220ダメージ。2エネでポケモンVをワンパンできるたねポケモンでありながら、環境で流行っている草弱点の悪タイプポケモンにも強くでれるのが好印象です。

デッキ構築のポイント

デデンネGXクロバットV など、ゲーム中盤以降リスクとなるシステムポケモンをトラッシュするのが主な役割になるでしょう。オーロラエネルギーを採用したバレット系のデッキには1枚採用を検討してみてもいいと思います。また前述の通り、草弱点のポケモンがある程度の数環境にいるのでサブアタッカーとしての活躍も見込めます。

このカードを中心にデッキを組みたい場合ネックになってくるのはエネルギー加速と後続の準備だと思われます。僕はこの問題の解決案としてドリームボールとトレジャーエネルギーの採用を検討しているのですが、まだ答えが出ていないため上手くデッキが作れたら記事にしようと思います。

一言

ポケモンのイメージとワザの解釈が合っていてとても好きです。

炎タイプ

シャンデラVMAX

シャンデラVMAX

ここが強い!

ワザ ダイポルターガイスト 相手の手札を見て、その中にあるトレーナーズの枚数×70ダメージという効果です。

相手依存の性能ではあるものの2エネでトレーナーズの枚数×70ダメージという打点は圧倒的に強く、大量ドローでゲーム展開していく こくばバドレックス に対して相性のいいカードとなっています。また特性も自身のワザを支える重要な要素となっており、単体のポテンシャルが非常に高いポケモンです。

デッキ構築のポイント

メインアタッカーとして戦わせたい場合、特性 かせきのしがらみ を持つ オムスター と組む型や、ゲンガー&ミミッキュGX と組むのが無難でしょう。しかし両デッキともCレギュレーションに依存しているため長く使えないデッキテーマとなっており、今のうちに思う存分楽しむのをお勧めします。

サブアタッカーとして戦わせたい場合、要求エネルギーが炎+無色のため選択肢も多く、ビクティニVMAXはくばバトレックスVMAX などの同じく要求エネが少なくエネ加速方法もあるデッキのサブアタッカーが相性が良いのかなと思います。

一言

可愛く強いカードなので大会とかでちらほら見かけるのかなと思っています。

水タイプ

ケケンカニV

ケケンカニV

ここが強い!

ワザ デストロイヤーパンチ の打点が90+ダメカン×60点と高く、ダメカンが4つ乗っていたら驚異の330ダメージ!元から乗っていたダメカン4つと合わせると計370ダメージになるので、特別な状況下で無ければVMAXポケモンを一撃で落とせる性能となっています。シャンデラVMAXといいお手軽火力が令和の新常識になりそうですね。

デッキ構築のポイント

デストロイヤーパンチ が3エネで打てるワザのため、ひょうせつのまいモスノウ やサポートの メロン は必須になっていきそうです。

またダメカンをばら撒く必要もあるため クイックシューターインテレオン などの採用を検討したいですが、新カード フュージョンエネルギー によって クイックシューター が防がれる瞬間も出てくると思うので、インテレオン採用の際は うねりのおうぎ の採用も検討してみてください。

一言

あまりにも打点が高いので、海外版の発表がされたときコラ画像かと思いました。

雷タイプ

パルスワンVMAX

パルスワンVMAX

ここが強い!

元から強かった パルスワンV がVMAXになり320というHPを手に入れたところに尽きます。目新しさは無いので一見すると強くないのかと思われるかもしれませんが、間違いなく一線級で闘えるポテンシャルを秘めているのでぜひ使ってみてください。

デッキ構築のポイント

  • エレキダイナモモココ と組み合わせる
  • 進化前はワザ そうでん を持つ パルスワンV を選ぶ

この2点はどのデッキパターンであっても共通の要素になってくると思います。
理想の動きは先攻2ターン目で モココ を複数立て、パルスワンVそうでん を使わずとも展開できるケースだと思いますが、後攻になってしまったり、先攻2ターン目で そうでん をせざるを得ないケースもあると思うので、その場合の対策として カプ・コケコVMAX をサブアタッカーに立て、サイドレースが負けてしまっても マヒ で1ターン分カバーできるような動きをするのがいいでしょう。

一言

最近は雷弱点の スイクンV を見かけることも多く、今回取り上げる ミュウVMAXこくばバドレックスVMAX の影響により闘タイプの勢力も少しずつ控えめになってきているので、雷デッキを盛り上げる新エースとして期待が高まります‼︎

超タイプ

ミュウVMAX

ミュウVMAX

ここが強い!

書いてあること全てが強いです。こればっかりはとにかくテキストを読んでください。できること、強いポイントが多すぎます。

とは言ったものの、せっかくここまで読んでくれた方にこれだけの説明では申し訳ないので、今回は個人的に注目しているポイントを掻い摘んでお伝えします。

ポイント① サイコジャンプ

ミュウVMAXは上ワザの クロスフュージョン を使うことで、ベンチにいるフュージョンポケモンのワザをコピーすることができます。この効果は進化前である ミュウV に対しても例外ではありません。

ミュウV の下ワザ サイコジャンプこのポケモン(ワザを打ったポケモン)とついている全てのカードを山札に戻す という効果になります。

ミュウV

つまり、ミュウVMAXを一撃で倒すことができなかった場合、ミュウVMAXは山札に帰ることができる のです。

ポイント② 逃げエネが0

フュージョンカードは全体的にワザの打点が低く、現状のカードプールで最もワザをコピーする対象となるのは、ゲノセクトV だと思われます。ゲノセクトV のワザ テクノバスター は210ダメージを出せる代わりに 次のターンワザが使えなくなる という効果がついているのですが、この効果はポケモンカードゲームのルール上、バトル場からベンチに下がった際に取り消されます。

もうお分かりいただけたと思いますが、

逃げる + いれかえ系のカード という動きをすることによってミュウVMAXは連続してワザを打つことが可能となります。

この動きはいれかえ系のカードがなかったり、逃げたらワザを打つエネルギーがなかったり、と上手くいかないことも多いのですが、このカードはその失敗する要素を一つ、自身の力で解決させているのです。

ポイント③ フュージョンエネルギー の存在

ミュウVMAXにも弱いところがあります。それは悪弱点であるところです。
皆様は悪タイプと言われて今、最も強いとされるカードはなんだと思いますか?
僕は ブラッキーVMAX だと思います。

ブラッキーVMAX

特性 ダークシグナル によって相手のポケモンを強制的にバトル場に呼ぶことができるブラッキーVMAXは間違いなく悪タイプのデッキを数段階上のレベルまで引き上げました。
そんなブラッキーVMAXにすらミュウVMAXは一つの対策を持っています。
それが新カード フュージョンエネルギー です。

フュージョンエネルギー

このカードはフュージョンポケモンにつけると全てのタイプのエネルギー一個分として扱うことができる強力なカードなのですが、もう一つ効果を持っています。

それは、このカードをつけているポケモンは、相手のポケモンから特性の効果を受けない という効果です。

つまり、これをつけている限り、ミュウVMAXブラッキーVMAXの特性 ダークシグナル の対象に選ばれることはなり、それどころか、今流行りの インテレオンクイックシューター などの特性も防ぐことができるのです。

長々とミュウVMAXの強さを語ったところで、本筋に戻りましょう。
ここからは、デッキ構築のポイントについてお話しします。

デッキ構築のポイント

フュージョンカードで構築する他ありません。
デッキの型としては大きくわけると特性 マックスダウナー を持つ ストリンダー を使うか使わないかの2つになるのかなと思います。
ストリンダー を使う場合、新サポート ポッドとデントとコーン を採用し、ストリンダー が複数立てられる動きを目指します。
使わない場合は新カード ゲノセクトV を大量展開する動きを目指すのですが、こちらの型は必ずしも全てのカードがフュージョンである必要はないため、ゲノセクトVでドローしづらい手札になったときのため デデンネGX の採用も検討してみてください。

一言

個人的には、ちゃんと強く、ちゃんと調整されているカードだなと思いました。
ポケカのこういうバランス感覚の良さは愛を感じてとても好きです。

悪タイプ

フーパV

フーパV

ここが強い!

特性 ダブルフェイス によって悪タイプでありながら超タイプになれる点がとても強いです。これが、超タイプでありながら悪タイプだった場合、ムゲンダイナVMAX とのシナジーが無くなるので非常に重要なポイントだと思ってます。
打点も170ダメージと弱点であればVMAXをワンパンできる威力なので文句なしです。3エネであるところが少し難しいですが、じゃえんのつばさ を持つ ガラルファイヤーV と組み合わせたら問題なく闘いについていけるスピード感になるでしょう。

デッキ構築のポイント

当面の間は ムゲンダイナVMAX のサブアタッカーとして活躍すると思ってます。
悪タイプでしかデッキが組めず、スピード勝負でしか闘タイプと太刀打ちできなかった ムゲンダイナVMAX が、喉から手がでるほど欲しかった解決札です。ぜひ一緒に使ってあげてください。

逆に現環境で見かける悪パーフェクションには ミュウツー&ミュウGX がいるので無理に フーパV を採用する必要は無いかもしれません。

一言

ムゲンダイナVMAX のデッキは展開するカード一枚一枚がメインで闘えるほど強く、アベンジャーズを観ているみたいで熱い気持ちになります。新ヒーロー フーパV がメンバーと肩を並べて闘う姿が楽しみで仕方ありません。Eternatus Assemble!!

鋼タイプ

ゲノセクトV

ゲノセクトV

ここが強い!

特性 フュージョンシステムとにかく強い!!
フュージョンのポケモンでデッキを構築する必要はありますが、ポケモンを展開すればするほど引ける枚数が増え、ゲノセクトV を展開すればするほど1ターンに使える特性の回数が増えていきます!
今後の実装が決まっている ハイパーボールピオニー など、手札の消費が激しいぶん強い効果を持つカード達と相性抜群です!!このカードを知ったら他のデッキを回せなくなるかもしれません。

デッキ構築のポイント

ミュウVMAX と組み合わせて使うのももちろんありですが、これだけの性能があればメインアタッカーとしても闘えます。ストリンダーオドリドリ などのフュージョンのサポート系ポケモンを立てながら、ゲノセクトV自身が闘う鋼デッキを作ってみてもいいかもしれません。ザシアンV にできるなら ゲノセクトV にもできるはずです。

一言

あなたにはこのカードがシステムポケモンに見えますか?それとも・・・

無色タイプ

ヨクバリスVMAX

ヨクバリスVMAX

ここが強い!

上ワザ まるもうけこのワザで相手のたねポケモンがきぜつしたなら、サイドを2枚多くとる という効果です。30ダメージと威力は低いですが、無色にはパワフル無色エネルギーという打点をあげる手段があり、また今回実装された新カード ふしぎなすあなノコッチ が無色タイプの弱点をなくしてくれるため、十分に闘っていける力はあると思われます。

デッキ構築のポイント

クイックシューターインテレオン で組むパターンが強そうです。
進化前の ジメレオン が持つ特性 うらこうさく を使い、やまびこホーンやトイキャッチャーなど ヨクバリスVMAX が得意とする状況にコントロールしていく動きを目指しましょう。
各種グローブももちろん相性がいいので、絡め手 of 絡め手で相手にどんどんプレッシャーをかけていきましょう!!

一言

まさかグローブがこのカードの伏線だったなんて・・・

さいごに

さて今回は9月24日(金)発売の「フュージョンアーツ」に収録されている注目ポケモンについて取り上げてみました。皆様いかがだったでしょうか?少しでも皆様のポケカライフに役立てたら幸いです。

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それでは!最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!アローラ!