お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
PJCSの当落が発表されましたね!!!!
当選された方はおめでとうございます!!!!!!!
当サイトのライターは相変わらず揃いも揃って全落ちで、いつになったらこの研鑽の日々を大型大会でぶつけることが出来るのかと少しばかりつらい思いです。
そんな悲しみに暮れているばかりでもいけないので、今回はアイアントのデッキをご紹介します。
よろしくお願いします。
今回の主役
今回は「一撃マスター」収録の【アイアント】です。
LOデッキの申し子ともいえるポケモンです。
下ワザ:くいあらすは自分の場のアイアントの数だけ相手の山をトラッシュさせるというもので、最大で1ターンに4枚相手のデッキを削ることが出来ます。
このワザをどんどん使って、相手のデッキを削り切って勝ちましょう。
アイアントLOのデッキは、環境がある程度固まった際に現れるデッキであり、ジムバトルで力を溜めシティリーグなどで優勝するとあっという間に対策をされて身をひそめる、ということを繰り返してきた歴史があります。
そんなアイアントLO、使うべき時、というのはまさに今かもしれません。
というわけで、今回はダークファンタズマまでの強化をフルに生かした最前線を走るアイアントLOデッキをご紹介していきます。
デッキリスト
コンセプト
兎にも角にも、チラチーノを立てながら特性:やりくりでデッキを引き、アイアントを並べて相手のデッキを破壊していきます。
しかし、毎ターンくいあらすが使えるかと言えばかなり怪しいところがあったり、アイアントのHPの低さから6ターン連続で正面のアイアントを倒され続けるとこちらのリソース的にも勝つことがでできないため、大切になってくるのが【ガラル鉱山】【ポケモンキャッチャー】【おうえんYホーン】です。
【ガラル鉱山、ポケモンキャッチャー】の組み合わせで相手のアタッカーにならないポケモンをバトル場に固定させることでターンを稼いだり、【ガラル鉱山とおうえんYホーン】で相手のポケモンをバトル場に縛りつつ、攻撃を失敗させることで最速での相手の勝利を妨害しましょう。
※相手をこんらんにした場合、こんらんはマヒや眠りと違い逃げることが出来るため逃げられる危険があります。また、ポケカのルール上進化されるとこんらんも治ってしまうため、Yホーンを使う相手は見極めることが大切です。
このデッキ、初動の動きとして大切なのは、アイアントよりもチラーミィやミュウを呼ぶことです。
特にチラーミィが大切で、進化ポケモンである以上最初のターンに少なくとも2体はチラーミィを出しておきましょう。
アイアントはたねポケモンなのでどのタイミングでも出すことが出来る上に、エネルギーも手ばりで充分で、アイアントを倒されるリスクもあることから、極力必要なターンにアイアントは並べて一気呵成に相手のデッキを掘り始めましょう。
次の頁では、採用している中で特に重要なカードを解説していきます。
カード
ポケモン
アイアント:4枚
アイアントデッキゆえのアイアント4枚採用です。
正直デッキ上から4枚トラッシュだけでは遅いです。
各種グッズと合わせてしっかりと削っていきましょう。
ミュウ:2枚
特性:ふしぎなしっぽで各種グッズに触るために採用しています。
チラチーノと仕事を分散させることでどちらかが落とされても戦えるようし、リスクを回避していきましょう。
チラチーノ:3枚、チラーミィ:3枚
メインのドローソースです。
必要なグッズが多く手札が増えていくデッキであり、ビーダルではすぐに手札が頭打ちになってしまうことからドローソースとして厳しいところがあるため、こちらを採用しています。
最近追加されたチラーミィが優秀なワザ:なかまをよぶを持っていることも、チラチーノ軸の採用理由です。
グッズ
ヒスイのヘビーボール:1枚
サイドというゲームシステム上のストレスを少し下げてくれる、素晴らしいカードです。
1枚でもサイドにアイアントが落ちているとデッキコンセプト的にも厳しすぎるため採用しています。
たねポケモンを回収しつつ、サイドの確認までできて本当に助かっています。
レスキューキャリー:3枚
採用しているポケモン的にすべてがHP90以下なので、一度やりくりで切っても回収することが出来ます。
無駄なく使いたいところですが、アイアント1枚回収するために使う事もしばしばです。
ポケギア3.0:4枚、エネくじ:2枚
ミュウを採用していることや、チラチーノを落とされてもサポートやエネルギーに触れるチャンスを増やすために採用しています。
ポケモンキャッチャー:4枚
使いたいサポートが多い中で、ボスの指令チャンスを逃さないために採用しています。
グッズなのでディアンシーを避けて使うことが出来る点もポイントが高いです。
やまびこホーン:1枚
相手がベンチを絞り、デッキを引かない姿勢を見せた際に必ず必要になるカードです。
アイアントのくいあらすで相手の山を削る中で、どうしても落ちる相手のたねポケモンを場に引っ張り出し、ポケモンキャッチャーやボスの指令でバトル場に縛りましょう。
回収ネット:2枚
何枚採用するかは正直難しいです。
もっと欲しいと思う対面もあれば、意外と使わなくて済んだな、などと思うこともあり、ほかにも使いたいカードがあることから最低限の2枚で採用しています。
場にこちらのチラチーノを縛られたときやミュウを使いまわすために使う事が主です。
使わないなと思ったときにはチラチーノを回収してもう出さないことも、ある種のライフハックです。
ツールスクラッパー:1枚
何よりもふうせんの対策が大切です。
おうえんYホーン:3枚
逃げられなかったり、進化されなさそうなど使う相手をしっかり選んで使いましょう。
こちらもこんらんになってしまうため、くいあらすが使えなくなってしまう点には注意が必要です。
サポート
野盗三姉妹:2枚
令和最新版のアイアントがなぜ注目を受けたかといえばこのカードのせいです。
他にも使いたいサポートがあり、意外と使いどころが難しく、常にどんどん使えるわけでもないことから2枚の採用にとどめています。
1枚もかすらなかったときには虚無の顔ですが、5枚ともグッズだった時には脳みそから危険な快楽信号がでてまた使いたくなります。
落ち着いて必要なサポートを使いましょう。
ボスの指令:2枚
ポケモンキャッチャーの確定版です。
ポケモンキャッチャーで4オモテを出すことが出来れば、やりくり用の弾筆頭です。
とりつかい:2枚
回収ネットを若干渋っている分、大切な入れ替え札です。
シャクヤ:1枚
出来ることならば使わないに越したことはありませんが、ほぼ必ず使う事になります。
ヒスイのヘビーボールを使う前に使えるとかなり助かります。
シャクヤで使ったヒスイのヘビーボールを引き当ててしまうと1枚損をすることになり、結構引きずります。
スタジアム
ガラル鉱山:3枚
いただきへの雪道が強いパターンもありますが、相手の特性を止めても結局エネルギーが付いてしまうと攻撃されてしまうため、攻撃用ではないポケモンを逃げられないようにするためにガラル鉱山を採用しています。
野盗三姉妹とアイアントで入れ替え札を落とすことが出来ると、より勝ちやすくなります。
エネルギー
ダブルターボエネルギー:4枚、ツインエネルギー:3枚
サイド落ちを考えても7枚採用です。
エネくじを採用しているためだいたいどちらかには当たります。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
クラッシュハンマー、うねりの扇
相手のエネをどかすために採用している型も多いです。
おうえんYホーンは採用する必要があり、エネルギーを割れなくて攻撃されなければ同じである、という考え方の基、不採用にしています。
バトルVIPパス
特にこのデッキでは4枚無いと入れる価値はないと思います。
ポケギアなどに枠を割いてチラチーノが最悪取られても使えるようにデッキを構築したため、今回は不採用にしました。
キャプチャーエネルギー
展開力を支えてくれるエネルギーです。
ユウリの枠をそのままこのエネルギーに変えることも一つの手です。
今回はボールとユウリで充分となったため不採用にしました。
課題と対策
課題
アタッカーを絞ることが出来るデッキを相手にするのはかなりきついです。
例えばディアルガVSTARのように1エネから始動できるデッキや、パルキアVSTARのようにこちらのベンチ展開の関係で最低限の火力が担保されてしまうデッキはかなりきついです。
相手は山札のリソースを切らないためデッキは減りづらい上に、正面のアタッカーには最低限の火力があるためアイアントは落とされ続けてしまいます。
極力アイアントを見せないで、チラーミィとミュウでごまかしながら相手が場を展開してくれることを祈りましょう。
対策
個人的に使っていて感じたことですが、アイアントが見えた瞬間に焦って場を展開するよりも、ポケモンとエネルギーを手札に用意したら、じっくりエネルギーを貼って正面を倒し続けたらだいたい勝てます。
速攻で倒さないと負ける、と思って場を展開すると、それだけのボスの指令やポケモンキャッチャーが飛んでくるため、おうえんYホーンをケアしてのバトル場とベンチに1体ずつの展開で充分だったりします。
最後に
いかがでしたでしょうか。
アイアントの構築をご紹介しました。
アイアント、エネルギーも潤沢で面白いサポートなどもあることですから是非1度使ってみてください。
一度使ってみるだけで、対策など見えてくるものもあると思います!
今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目にかかれればと思います。