こんばんは、ポケントニスライターのくくすけです。
7月15日は拡張パック「ロストアビス」に加え、2種類のハイクラスデッキが登場します。
今回の目玉はVSTARとVMAXが両方収録され、戦い方に応じて2種類の進化先を使うことができることではないでしょうか。
そこで今記事では、「VSTAR&VMAXハイクラスデッキ デオキシス」を使用したオススメの改造方法についてご紹介します！
セット内容
まず、「VSTAR&VMAXハイクラスデッキ デオキシス」のデッキリストです。
この中から、注目のカードを簡単にご紹介します。
デオキシスVMAX
プロテクトDNA
このポケモンがいるかぎり、自分のポケモン全員が、相手の「ポケモンVSTAR」から受けるワザのダメージは「-30」される。
ダイドレイン 160
このポケモンのHPを「30」回復する。
まずはデオキシスVMAXの紹介です。
まず、特性：プロテクトDNA は味方のポケモン全員が相手のポケモンVSTARから受けるダメージを30点軽減することができます。
さらにこの特性は重複させることができるため、2体並べれば合計60点のダメージを軽減することが可能です。
ワザ：ダイドレイン は160点という中打点ながら、自身のHPを30回復することができるため、長く特性を生かすことができます。
ワザのダメージは控えめながら、味方ポケモンにとって非常に有利にはたらく特性を持っているため、ベンチに並べることで十分な恩恵を受けることができる、ディフェンスフォルムとして守りに徹したポケモンとなっています。
デオキシスVSTAR
サイコジャベリン 190
相手のベンチの「ポケモンV」1匹にも、60ダメージ。［ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。］
スターフォース 60×
おたがいのバトルポケモンについているエネルギーの数×60ダメージ。［対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。］
続いてデオキシスVSTARです。
ワザ：サイコジャベリン は、バトルポケモンに190点を与えながら、ベンチのポケモンVにも60点のダメージを与えることができるため、メインアタッカーを攻撃しながら後続のポケモンVも一撃で倒せるHPラインにさせることができます。
そして、VSTARパワーワザ：スターフォース は、おたがいのエネルギーの数×60点という青天井で高火力を与えるワザとなっています。
仮に互いに3個ずつエネルギーがついている場合、360点ダメージとなりポケモンVMAXでも一撃で倒せるほどの火力となるため、非常に強力です。
クレセリア
クレセントグロウ
自分の山札からエネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。そして山札を切る。後攻プレイヤーの最初の番なら、つけられる枚数は3枚までになり、自分のポケモン1匹につける。
このデッキ単体で遊ぶ場合に重要となるポケモン：クレセリアです。
ワザ：クレセントグロウ は山札から超エネルギーを自分のポケモンにつけることができますが、後攻の最初の番であれば、3枚の超エネルギーをポケモン1匹につけることができます。
そのため、前述のデオキシスVSTAR が次のターンから攻撃できるようになり、先んじてサイドを狙いに行けるようになります。
ここからは、このデッキを基本としたデッキ改造案をご紹介します。
デッキ改造案①【お手軽】
今回の「VSTAR&VMAXハイクラスデッキ デオキシス」ではデオキシスVが4枚、VSTARとVMAXが2枚ずつと、1セットでデッキとして十分な数のカードが収録されています。
まずは、構築されたデッキにトレーナーズカード等を増やし、お手頃なカードで作成できるデッキのご紹介です。
デッキリスト
解説
まず、メインアタッカーをデオキシスVSTAR、デオキシスVMAXにしぼり、それ以外の非ルールのアタッカーを減らしながら、手札補充のためにクロバットVを追加しました。
グッズでは、ポケモンを十分に場に並べるため、まずクイックボールを4枚採用しました。
加えて霧の水晶も1枚増やし、超エネルギー、超タイプポケモンにサーチできる手段を増やしました。
さらに、クレセリアとベンチのエネルギーを加速させたアタッカーを入れ替えるためのふうせんや、中盤以降に安定したエネ供給ができるよう学習装置を追加し、採用枚数の増えた「ポケモンのどうぐ」をサーチするために拡張パック「ロストアビス」の新カード、ツールボックスを採用しました。
サポートは、相手手札へ干渉できるマリィとエネルギーを加速しながら必要なカードがサーチできるキバナを追加しました。
スタジアムとして、基本超エネルギーを回収するためのトレーニングコート、特殊エネルギーとしてデオキシスVMAXのワザを使いやすくするため、ダブルターボエネルギーを3枚採用しました。
デッキ改造案②【ガッツリ構築その1】
今回の「VSTAR&VMAXハイクラスデッキ デオキシス」には2種類の進化先がいますが、どちらも戦い方が大きく異なります。
そこで、今回はデオキシスVSTAR、デオキシスVMAXそれぞれの強みを生かすために、2種類のデッキ構築をご紹介します。
どちらも大会などの対人戦でも使えるようなデッキとなっております。
デッキリスト
解説
まずはデオキシスVSTARを使用したデッキです。
今回発売の「VSTAR&VMAXハイクラスデッキ」のゼラオラにあって、デオキシスにない要素があります。
それは、エネルギー加速手段です。
そのため、このデッキでは、超タイプのエネルギー加速要員としてこくばバドレックスVMAXを使用し、デオキシスVSTARのワザに必要なエネルギーの加速と、VSTARパワーであるスターフォースの打点を上げやすくし、最速で高火力を出すことを目的としています。
こくばバドレックスVMAX自身もアタッカーとして使用するため、デオキシスVSTARより厚めに採用し、エネルギー加速とアタッカーを担うこととなります。
ベンチに展開したこくばバドレックスVMAXをサポートするのが、今回のデッキに収録される、葉隠れポンチョです。
ベンチでエネルギーがついていないこくばバドレックスVMAXにつけることで、ボスの指令でバトル場に呼び出されなくなります。
さらに、1ターン目からエネルギー加速を狙うために超タイプのザシアンVも採用しています。
デッキ改造案③【ガッツリ構築その2】
つづいて、デオキシスVMAXを使用したデッキです。
高耐久で味方ポケモン全員にダメージ軽減効果を与えるという特性を生かし、今回はヒスイゾロアークVSTARと組み合わせた構築をご紹介します。
デッキリスト
解説
このデッキでは、高火力ながら打点を上げるため耐久力を犠牲するヒスイゾロアークVSTARの弱点をデオキシスVMAXの特性：プロテクトDNAで補い、高耐久で高打点を狙います。
基本的には超エネルギーを採用した超型ヒスイゾロアークVSTARのデッキを軸に構築しています。
デオキシスVMAXの特性によってHPを補うため、ヒスイゾロアークVSTARにはこだわりベルトをつけた高火力を狙うことができます。
かがやくサーナイトを組み合わせることで、デオキシスVMAX1体では-50点、2体揃えた場合は-80点の軽減となり、よほどのことがない限りワンパンされない状態を作り出すことができます。
さらに、基本超エネルギーとダブルターボエネルギーをデオキシスVMAXにつけることで、サブアタッカーとしても活躍できるようになっております。
ご紹介した上記の2デッキは当サイトのライターでもあるいきうすが、動画でわかりやすく使い方を解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
最後に
今回は「VSTAR&VMAXハイクラスデッキ デオキシス」に収録されるデオキシスVSTAR＆デオキシスVMAXについて、デッキ改造案をご紹介しました。
今回紹介したデッキ改造案を参考に、必要なカードを揃えて組んでみていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。