お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやってらっしゃいますでしょうか。
さて、発売されました、VSTARスペシャルセット。
メルカリなどを見てみるとザシアンVSTARがちょうどセット1つ分ぐらいの値段で取引されています。
今後値下がりするとも考えにくいので、買ってしまった方が早くて安く済むと思います。
筆者は、4セット買って、ロトム2ザマゼンタ2という大敗北を喫しました。
さて今回は、ザシアンVSTARのデッキをご紹介です。
さすがに強いです。
よろしくお願いします。
今回の主役
今回は「VSTARスペシャルセット」収録の【ザシアンVSTAR】です。
ワザ:ブレイクエッジは200点、火力だけで見ればザシアンVのワザ:ブレイブキャリバーには劣るものの、すべて鋼エネルギーである必要がないため、デッキのエネルギーの色に幅を持たせることも可能です。
加えて、一番の特徴が「相手にかかっている効果を計算しない」というもので、ザシアンVが苦手としてきた特性:ミラクルボディのミルタンクを突破することが出来るようになっていることや、ストーン闘エネルギーをつけているポケモンを相手にする場合、ワザのダメージが-20という効果も受けなくなります。
上ワザだけでも十分便利な取り回しをしていますが、VSTARパワー:ソードスターは4エネで310点、なんとそのままミュウVMAXをワンパンすることが出来ます。
4エネはかなりハードルが高いものの、メタルソーサーというエネルギーの加速手段も持っているため使えないまま腐るということは無いです。
このようにどちらのワザも強力で、なんともザシアンらしい超攻撃的なワザ構成になっています。
デッキリスト
動画
こちらのデッキは当サイトのライターでもあるいきうすが動画でわかりやすく使い方を解説していますので、動画の方も是非ご覧ください。
コンセプト
ミュウとかがやくゲッコウガでデッキを掘り進めつつ、最後はおなじみの特性:ふとうのつるぎでエネルギーをつけたり手札を補充しながら戦っていくいわゆるスピードザシアンと呼ばれるデッキです。
ミュウをドローソースの主軸にしてるデッキということもあって、サポートの比重を下げた代わりに食い合わせの良いグッズたちをふんだんに採用しています。
コンセプトは至極単純なものなので、ここからは理想とするデッキの動きをご紹介します。
先攻をとった際の1ターン目は、ミュウとかがやくゲッコウガ、ザシアンVを盤面に並べましょう。
かがやくゲッコウガで鋼エネルギーをトラッシュして、ミュウでメタルソーサーを手札に加えたのち、ザシアンVにエネ加速をしてふとうのつるぎ でターンを終えることが出来れば最高です。
後攻をとった場合は先行でしたい動きに加えて、相手の先攻2ターン目にザシアンVを倒されてしまうことを想定して、ミュウ、ゲッコウガ、ザシアンに加えて、ディアンシーをバトル場に出して番を終えることが理想です。
2ターン目からはメタルソーサーの枚数を気にしながら戦闘可能なザシアンVSTAR&ザシアンVを3体作って戦っていきます。
ザシアンVSTARはHPが270ということで、ワンパンされることさえ避けられれば多少の遅れでも十分に巻き返すことが出来るだけの火力があります。
ザシアンVのブレイブキャリバーも230点でほとんどのポケモンVをワンパンすることができるので、状況によってはVSTARには進化せずザシアンVのブレイブキャリバーでVSTAR・VMAXに進化する前のポケモンVを倒して流れをつかんでいきましょう。
動きの解説はこのくらいにしまして、次項では、採用カードを一部ご紹介します。
カード
ポケモン
ザシアンVSTAR:2枚、ザシアンV:4枚
ザシアンVは1ターン目から特性を使っていきたいことや、ザシアンVでも十分に戦っていくことが出来るため、4枚採用です。
ザシアンVSTARの採用枚数は難しいところですが、ザシアンVでも戦える事を考えると2枚で充分仕事をしてくれるため、この枚数に落ち着いています。
ガラルニャイキング:1枚、ガラルニャース:1枚
ガラルニャイキングは特性:はがねのせいしんを持っており、ザシアンたちの火力を20点あげることが出来ます。
環境にこだわりベルト対策のツールジャマーがいる以上、サブプランとしてツールジャマー下でもザシアンVSTARの火力を上げて、220点や330点を出すことが出来るように1ラインのみ採用しています。
ミュウ:4枚
メタルソーサーやクロススイッチャー、バトルVIPパスなど使いたいグッズを回収してきやすいように4枚のMAX採用です。
こちらのポケモンがとられてしまった際にも、ミュウをバトル場に出して戦いを有利に進めることが出来ます。
かがやくゲッコウガ:1枚
トラッシュからエネルギーを回収してくる系のデッキでは最高のシナジーを発揮してくれます。
現環境では、ディアルガVSTARのデッキでよく見る鋼エネルギーをトラッシュに送りながらドローをし、メタルソーサーでエネルギーをつける、という動きをこのデッキでもすることになります。
クロバットV:1枚、ネオラントV:1枚
とにかくデッキを掘り進め、火力にものを言わせてさっさと勝ち切るというデッキコンセプト的にも、クロバットVとネオラントVは惜しみなく使っていきましょう。
ただ、ベンチに後続のザシアンを並べておかないといけないなどベンチ管理も大変なので、使いどころを見極める必要があります。
ヤレユータン:1枚
今回デッキの枠の関係上、エネ過多構築という訳にもいかず、ふとうのつるぎでバンバンエネルギーをつけるということがあまり期待できないこともあり、ヤレユータンで手札のエネルギーをデッキの上に置き、ふとうのつるぎで効率的にエネルギーをつけていくために採用しています。
グッズ
クイックボール:4枚、ハイパーボール:2枚
ハイパーボールでしか触ることが出来ないポケモンはザシアンVSTARのみですが(ガラルニャイキングはガラルニャースの特性で触ることが出来るため)採用しているポケモンの枚数自体が多いため、ボールはこれ以上削ることが出来ません。
バトルVIPパス:2枚
ミュウやかがやくゲッコウガなどが入っているため、最初のターンからカードを引いていけることもあり、2枚でも十分に仕事をしてくれます。
2ターン目以降は、ガラルニャースの特性のコストになってくれたり無駄になりづらい点もポイントが高いです。
ディアンシーとザシアンを並べ、ディアンシーをバトル場に出しつつ、ふとうのつるぎで番を終わりたいです。
メタルソーサー:4枚
必須グッズで絶対に枚数を減らすことはありません。
最初に何枚サイドに落ちているかの確認をしっかりしましょう。
エネルギー転送:2枚
ワザに必要なエネルギーの枚数に対して、採用してるエネルギーの枚数が決して多くはないため、ミュウで触ることが出来るようにするためにも2枚しっかり採用しています。
毎ターンの手ばりが非常に大切です。
ドロー以外でもエネルギーを用意できる手段が重要になってきます。
回収ネット:4枚
ミュウとかがやくゲッコウガでデッキを回すために必須のグッズです。
近いうちに回収ネットがいなくなると思うと、身が震えます。
クロススイッチャー:4枚
今回、サポートを削った分クロススイッチャーを厚めに採用しています。
必ずしも手札をトラッシュする必要が薄いデッキで、手札にクロススイッチャーを残しておきやすいため使いどころは多いです。
場のミュウをさげつつ、ベンチでエネルギーを溜めたザシアンを出し相手のアタッカーをつぶしていきましょう。
こだわりベルト:2枚
ザシアンVのブレイブキャリバーで230点+はがねのせいしんで20点+こだわりベルトで30点、合わせた数字が280点という数字になる以上、最低2枚は必須になってきます。
サポート
セイボリー:2枚
手札を捨てないでドローが出来る上に、どの対面であっても無駄にならない優良サポートです。
ヒガナの決意:1枚
手札を大きく損なわず最大6枚ドローできることは魅力です。
後攻1ターンで引いた場合、ただのガラルフリーザーVになってしまう場合もあるので手札にためておくのも一つの手です。
マリィ:1枚
タイミングを選ばない、相手の手札への干渉札です。
スタジアム
トレーニングコート:2枚
メタルソーサーの枚数以上のエネルギーはトラッシュから拾ってザシアンにつけておきましょう。
エネルギー
基本鋼エネルギー:10枚
本当はもっと入れたいです。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
ともだち手帳
採用しているサポートの枚数が少ない分、少ないサポートを使いまわすことが出来ます。
ただし、今回のデッキではそもそもサポートに必ずしも当たらない場合が多く、そもそもトラッシュにサポートがいかないまま、手札で腐るということも起こります。
ロストスイーパー
ミュウでさわることが出来る、頂への雪道対策札です。
ネジキ
たねポケモンが多いため使いどころは多いものの、いれかえた後に素早く育成するには結構なリソースを割かないといけないという壁が待ち受けています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ザシアンVSTAR、見るだけでめちゃくちゃ強いことが書いてあり、使ってみると使い勝手もよく本当に欲しいカードです。
スペシャルセットは本当に毎度悪いカードを刷るのをやめていただきたい。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。