今回ご紹介するデッキは「パラダイムトリガー」に収録される新カード、ヒスイウインディを使ったデッキ になります。
動きがシンプルかつ豪快で使っていてとても楽しいデッキになっていますので、ヒスイウインディVを持て余してしまっている方は是非組んで遊んでみてほしいです。
今回の主役
今回の主役は「パラダイムトリガー」収録の【ヒスイウインディV】です。
デッキリスト
コンセプト
ガラルサンダー、ガッツのつるはし、サイトウで場のエネルギーを増やし、ヒスイウインディVのワザ:ロックバレットの火力をガンガン上げていくデッキです。
また、タフネスマントやストーン闘エネルギーを採用しているので、ヒスイウインディVがHP280の状態で受けるダメージを最大80軽減できるので、ほぼワンパンされることがありません。
そして、特性:ししふんじんでエネルギーを付け替えることができるので、次のターンにどうやってもヒスイウインディVが倒されてしまう状況では、別のヒスイウインディVにストーン闘エネルギーを移すことができます。
クロバットVやネオラントVのような汎用的なポケモンを採用していないですが、森の封印石があるため欲しいカードにもちゃんと触ることが出来るようになっています。
カード
ポケモン
ヒスイウインディV:4枚
このデッキの主役です。
最大の強みは特性:ししふんじんによるエネルギーのつけかえです。
ガラルサンダー、ガッツのつるはし、サイトウで場のエネルギーの枚数を増やすことにより、爆発的なエネルギー加速を行うことが出来ます。
ワザ:ロックバレットは自身についている闘エネルギーの枚数に応じてダメージが上昇します。
特性:ししふんじんで自身に4エネつけられば210ダメージ、8エネつけられれば320ダメージを出すことができ、ポケモンVからポケモンVMAXまでワンパンを狙うことができます。
また、ストーン闘エネルギーが4枚とタフネスマントがついていればHP280からさらに受けるダメージを80軽減できるようになるため、ポケモンVMAX以上の耐久性を実現することができます。
ガラルサンダー:4枚
このデッキのサブアタッカー兼エネルギー加速要員です。
ワザ:ザッパーキックは相手をマヒさせることができるため、ヒスイウインディVでワンパンが狙えないタイミングや時間を稼ぎたいタイミングで使うことができます。
ヒスイウインディVだけで戦ってしまうと、相手はサイドを2-2-2で取り切ってしまうので、ガラルサンダーを挟み相手にサイドを2-2-1-2で取らせるようにしましょう。
特性:けんきゃくチャージは自身のワザ:ザッパーキックを使う際にも活躍してくれますが、特性:ししふんじんを使えばヒスイウインディVに2エネ加速することができます。
回収ネットを使えば特性:けんきゃくチャージを使いまわせるので、1ターンに4枚以上エネルギー加速することも難しくないです。
また、ガラルサンダーは逃げエネが0であるためヒスイウインディVをバトル場に出す際も手間がかかないのも優秀です。
かがやくゲッコウガ:1枚
このデッキのドロー要員です。
デッキにはエネルギーが22枚採用されているので、特性:かくしふだを無理なくつかうことができます。また回収ネットを使えば複数回特性:かくしふだを使うことができます。
グッズ
クイックボール:4枚
このデッキにはたねポケモンしか採用されていないため、このグッズから全てのポケモンに触ることができます。
似た役割を持つカードにハイパーボールがありますが、このデッキにはたねポケモンしか採用されておらず、手札を2枚トラッシュするコストに見合わないリターンしか得られないため、不採用としています。
回収ネット:4枚
ガラルサンダーやかがやくゲッコウガを使いまわす他にもいれかえ札としても活躍してくれます。
ガッツのつるはし:4枚
グッズで山札を1枚掘り進めつつエネルギー加速もできる便利カードです。
山札の上を操作できるようなカードと組合せられることが多いですが、基本闘エネルギーを18枚採用しているこのデッキにおいては適当に使ってもエネルギーがついたりします。
もし、エネルギーがつかなくても手札が減るわけではないので、ガンガン使っていきましょう。
いれかえカート:2枚
ダメージを負ったヒスイウインディVをベンチに下げる際に使います。
たねポケモンのみを採用しているのでいれかえカートを採用してみましたが、あなぬけのヒモやポケモンいれかえを採用しても問題ないです。
タフネスマント:2枚
ポケモンVSTARが主流である環境においてHP230のヒスイウインディVだけで戦うのは厳しいため採用しています。
森の封印石:1枚
ポケモンVSTARを採用していないデッキには採用しない理由がないレベルのパワーカードです。
頂への雪道が場にある場合でも特性:スターアルケミーが使えるという裁定がでているので、頂への雪道で特性:ししふんじんが止められた場合にも、特性:スターアルケミーでスタジアムを貼り返すことができます。
サポート
博士の研究:4枚
基本的に手札のエネルギーやグッズをガンガン消費していく動きをするため、手札を殆ど使い切った後に大量ドローできる博士の研究を採用しています。
セレナ:2枚
このデッキはサイドを複数枚取れるポケモンVSTARやVMAXをバトル場に引きずり出してワザ:ロックバレットでワンパンする動きが強いので、ボスの指令ではなくセレナで十分な活躍が見込めます。
マリィ:2枚
相手の手札に干渉する要員として採用しています。
差し替え候補としてツツジの採用も考えられると思いますが、序盤中盤に腐ってしまうという観点から今回は不採用としています。
サイトウ:2枚
何がなんでも相手をワンパンしたいときに使います。
エネルギーの枚数が多いとはいえ、確実にエネルギーがつくわけではないため控え目の2枚採用としています。
スタジアム
トレーニングコート:2枚
場にエネルギーを絶え間なく供給する動きをするデッキであるため、エネルギーを回収できるこのスタジアムは必須となります。
エネルギー
基本闘エネルギー:18枚
ガラルサンダー、ガッツのつるはし、サイトウでのエネルギー加速を最大限有効に使うために、必要最低限のカード以外の余った枠すべてを基本闘エネルギーにしましょう。
ストーン闘エネルギー:4枚
耐久を実現するために4枚採用していますが、ガラルサンダー、ガッツのつるはし、でのエネルギー加速を重視するならば、基本闘エネルギーを採用しても大丈夫です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
必要となるパーツの多くがハイクラスパック「VSTARユニバース」に収録されていますし、構築も動きも極めてシンプルになっているので、ポケカ初心者の人にもオススメなデッキです。
是非皆さんも実際に組んで遊んでみてください。