こんにちは!ポケントニスのライター のらしあ です!
今回は「白熱のアルカナ」に収録されるVSTARポケモン「アローラロコンVSTAR」を使ったデッキをご紹介します。
ワザがどちらも相手を選ぶ効果のためサブアタッカーとしての採用を余儀なくされましたが、かなり面白いデッキに仕上がったと思います。
よければ最後までご覧ください。
動画での解説も行っています!
今回の主役
このカードで注目して頂きたい箇所はワザ スノーミラージュ です。
このワザは大きくわけて二つの効果を持っています。
- 相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない
- 次の相手の番、このポケモンは特性を持つポケモンからダメージを受けない
1の効果は ミルタンクやジュラルドンVMAX などが持つ特性やワザによる防御効果を無視してダメージを与えられるというものです。
ポケモンV主体でデッキを組む場合はミルタンクなどの ポケモンVからワザのダメージを受けない相手 に詰んでしまうことがあるので、非ルールポケモンのアタッカーを採用する必要があるのですが、この効果があるおかげでそこに枠を割かなくても良くなります。これがかなりありがたいです。
2の効果は現代ポケカに刺さりまくってます。
ポケモンの特性でデッキを回すことが当たり前になり、VSTARパワーの登場により強い特性を持ったアタッカーも多い今、この効果は脅威です。
- 一度ベンチに下げられたら効果を失う
- 頂への雪道などで特性自体を消す
という回避法はありますが、適切なタイミングで攻撃できれば厄介この上ないと思います。
ダメージも160点と ダブルターボエネルギー を付けてもギリギリVSTARポケモンをツーパンできる火力を持っており及第点です。
VSTARパワーである ぎんせつスター はエネ無しで高打点が狙えるこれまた非常に珍しいものになりますが、現状では刺さる相手が少なく歯がゆいですね。
エネ無しで打てるのは間違いなく強みなのですが、相手のポケモンVの数を参照してしまっているため打つタイミングはゲーム中盤から終盤、そこまでゲームが進んだタイミングでエネを使わない旨味を得られるかと言うと難しいところです・・・
ミュウVMAX対面なら高打点が出せるので狙ってみてもいいかもしれません。
デッキリスト
コンセプト
今回は アルセウスVSTAR をデッキの核とし、アルセウスVSTARで利用する ダブルターボエネルギーを共有できるアタッカー を中心にデッキを組んでみました。
裏工作じゃないアルセウスVSTARのデッキを作るのはかなり久しぶりになるのですが、デッキ枠に余裕があるため安定感はピカイチですね!
基本的な戦い方は以下のとおりです。
- ゲーム序盤はアルセウスVSTAR
- 中盤はアローラロコンVSTAR or 二体目のアルセウスVSTAR or ドラピオンV
- 終盤はかがやくリザードン
この流れを意識してデッキを回すようにしましょう!
カード
ポケモン
アローラロコンVSTAR 2枚 / アローラロコンV 2枚
このデッキの主役兼 のサブアタッカーです。
アルセウスのワザでエネ加速を行った後、特性持ちのポケモン相手には積極的に出していきます。
相手からすると進化前である アローラロコンV を出した段階から警戒せざるを得ず、特性のないポケモンの育成を強制されるので相当やりづらいはずです。
特性さえ持っていれば非ルールのアタッカーからもダメージが通らないので、ウッウやインテレオン などの優秀な非ルールアタッカーたちにも強く使っていけるのも魅力です。
VSTARパワーは基本的にアルセウス優先で使いましょう!
アルセウスに頼らずデッキを回せたとき、初めて候補に上がってきます。
アルセウスVSTAR 3枚 / アルセウスV 4枚
このデッキのメインアタッカーです。
エネ加速要員として利用する場合は4枚-2枚の構築が多いのですが、今回の構築ではアローラロコンが刺さらない相手にはアルセウスにがっつり闘ってもらうため4枚-3枚で採用しています。
ドラピオンV 1枚
主にミュウVMAXへの対策カードとして採用しています。
かがやくリザードン 1枚
ゲーム終盤のアタッカーとして採用しています。
相手のサイドの枚数が残り2枚になった際は、クララの再利用を絡めつつ二回は闘いに出したいですね。
ビーダル 2枚 / ビッパ 3枚
アローラロコンVSTAR がミルタンクの対策となっているため、アタッカー兼システムポケモンである裏工作のインテレオンを採用せずともデッキを回せるのが魅力だと考え、システムポケモンにビーダルを選択しました。
デッキ枠に余裕が生まれるので安定感は間違いなくあがります。
また、ツツジのケアも簡単に行えるので裏工作とは違う強さを秘めていますね。
マナフィ 1枚
アローラロコンVSTARがダメージを受けなくてもベンチを狙われたら意味がありません。ベンチ狙撃ができるデッキにはマナフィで守ってあげましょう。
ネオラントV 1枚 / クロバットV 1枚
大事故防止のため採用しています。
グッズ
クイックボール 4枚 / ハイパーボール 3枚 / しんかのおこう 2枚
ビーダルによる手札補充が効くのでハイパーボールは気持ち多めの3枚採用になります。
ヒスイのヘビーボール 1枚
1枚採用のたねポケモンが多いため相性抜群です。
あなぬけのひも 2枚
このデッキの入れ替え手段になります。
ロストスイーパー 1枚
スタジアムも対象に選べるため 頂への雪道 対策になります。
こだわりベルト 2枚
主に アルセウスVSTARとかがやくリザードン につける想定で採用しています。
ふうせん 1枚
ビーダルやクロバットVなどのシステムポケモンがバトル場に出てしまった際の入れ替え手段として採用しています。
サポート
セレナ 3枚
ドロー効果とボスの指令を合わせ持つ夢のようなカードです。
正直にお話しすると、まだこの枚数がベストと断言できるほど使っているわけではないので一旦この枚数にした感じになります。
ドローソースとして使っていくとどうしても物足りない感じがあるので調整の結果枚数は減らすことになるかもしれません。
マリィ 2枚
セレナ でトラッシュできないカードばかりのときにデッキを回せるよう採用しています。
メロン 1枚
1ターン目に アルセウスVSTAR へのエネ加速に失敗した場合、メロンによるエネ加速が非常に重要になってきます。
キバナ 1枚
使えるタイミングには積極的に使っていきたいカードになりますが、一番の採用理由はゲーム中盤で かがやくリザードン を使えるようにするためです。
特にアルセウスVSTARが倒されサイド2枚を取られたタイミングでかがやくリザードンを使う場合、3エネの加速が必要になります。
キバナ+ダブルターボエネルギー や キバナ + マグマの滝壺 + 手張り によって実現できるのでかがやくリザードンを採用するデッキにはキバナとマグマの滝壺の採用を検討してみてください。
クララ 1枚
ゲーム終盤でかがやくリザードンによる連続攻撃を行うために採用しています。
サイドを4枚取られたタイミングでリザードンのエネルギー要求は1枚になるため、トラッシュに送られているエネルギーとリザードンを1枚ずつ回収するだけで即起動が可能になります。
ボスの指令 1枚
セレナでは呼べないカードがあるため念のため採用しています。
スタジアム
崩れたスタジアム 1枚
パルキアVSTARやヒスイゾロアークVSTARなどベンチ枠を減らすことで影響の出る環境デッキがしばしば見受けられるので採用しています。自身のベンチにいる役割の終えたネオラントVやクロバットVをトラッシュできたら完璧ですね。
トレーニングコード 1枚
エネルギーを二色採用しているデッキのため、デッキを回す過程で想定以上にトラッシュしてしまったエネルギーを回収できるように採用しています。
頂への雪道 が弱点のためスタジアムの採用枚数は多いに越したことはないです。ですが、複数枚採用したいスタジアムも無かったので各々役割を持つスタジアムを1枚ずつ採用しました。
マグマの滝壺 1枚
ゲーム中盤で かがやくリザードン を戦いに出す場合に使います。
キバナと組み合わせて3エネ加速を狙いましょう。
エネルギー
ダブルターボエネルギー 4枚
サブアタッカーにも共有できるエネルギーのため4枚フル採用です。
キャプチャーエネルギー 2枚
無色エネルギーを扱えるポケモンが多いため、デッキを少しでも安定して回せるよう2枚だけ採用しています。
基本水エネルギー 3枚
1ゲーム中にアルセウスVSTARとアローラロコンVSTARに1枚ずつ使えるようサイド落ちを考慮して3枚の採用にしています。
基本炎エネルギー 2枚
かがやくリザードン は炎エネルギーの要求が1枚のためサイド落ちを考慮して2枚の採用としています。
トラッシュから利用することが多いので、ゲーム序盤ではアルセウス等の無色エネルギー枠として付けてしまっても問題ありません。
動画でも解説中!
アローラロコンVSTARについては動画でも解説をしています!
デッキのコンセプトは同じですが動画で紹介しているデッキレシピは、より多くの体面を見れるようもう1タイプ追加しているみたいです。
ご興味ある方はぜひご覧になってください!
さいごに
いかがだったでしょうか?
アローラロコンVSTARは既存のカードでは代わりが効かない立ち位置にいるカードであるため、世界大会で大活躍した そらをとぶピカチュウVMAX のような大抜擢がありえます。
環境が変わる度に注目したいカードですね。
それではまた次の記事で!アローラ!