どンもー!ライターのmIckeyです!
この記事では現在の大会シーンでよく見る「こくばバドレックス」を使ったデッキを紹介します。 そのデッキタイプの中でも対応力の高いこくばバドレックス&ミュウミュウデッキ です!
このデッキの良いところ
- 大会でよく見るデッキなだけあって強い!
- 色々な戦い方ができるので楽しい!
- 大会環境に合わせて構築を変えることで長く使い続けられる!
- 考えることが多いのでプレイングが上手くなる!
こんな人にオススメ!
- 相手に合わせた戦い方がしたい人
- 相手の動きを制限したい人
- タッグチーム をスタンダードで使える最後の最後まで使い続けて勝ちたい人
デッキリスト
採用カード解説
こくばバドレックスVmax 3枚
このデッキの主役エンジンかつサブアタッカーです。
とくせい めいかいのとびら によって自分の番に1回ベンチの超タイプポケモン1匹に超エネルギーを付け、2枚ドローすることができます。エネルギー加速と手札補充をすることができるので、攻撃に転じる準備を高速でできます。
また、とくせいが強いだけでなく、持っている技も侮れません!
このポケモンが持つ唯一のワザ ダイガイスト は自分の場に存在する 超エネルギーの数×30+10ダメージ を出すことができるので、技を打つために必要な3エネを貼った段階で 30×3+10の 100ダメージ エネルギーの数を参照するのは「自分の場」なのでベンチポケモンに付いている超エネルギーの数と合わせて11エネある場合は 30×11+10の 340ダメージ!!
まぁこのようなダメージが出ることはあまりありませんが、というよりあまり狙いませんが、ベンチポケモンと合わせて5エネや6エネある場面はよくありますので、 160ダメージ や 190ダメージ くらいの中打点でVmax勢を相手取ったり、 クロバットV や デデンネGX 等を倒すことも余裕です。
こくばバドレックスV 3枚
正直こくばバドレックスVmaxの進化元という考え方でいいと思います。
上ワザの シャドーミスト は10ダメージですが追加効果に「次の相手の番、相手は手札から、「特殊エネルギー」を出してつけられず「スタジアム」も出せない。」を持つので、特殊エネルギーしか入っていないようなデッキ相手では相手に何もさせず完封することができるというポテンシャルを持ちます。
以上の事は忘れて構いません。頭の片隅にでも置いておいてください。
元々は限界まで無駄を削ぎ落とす為、こくばVとこくばVmaxは2枚ずつ採用としていたのですが、
- 連戦をすべて安定して回すことが大切という考え方にシフトしたこと
- こくばバドレックス自体でも戦う方が強いという気づき
により採用枚数は3枚ずつとなりました。
ミュウツー&ミュウGX 1枚
このデッキの主役! メインアタッカー! エースストライカー! 4番打者!
しかし採用枚数は1枚
それもこのポケモンの持つとくせい パーフェクション のおかげなんです。
このとくせいは「ベンチまたはトラッシュにあるGXと名の付くポケモンのワザをすべて使える」というもので、後に触れます各主力ポケモンたちのワザを我が物顔で放つことができます。
1体ずつでも主力級のポケモンたちのワザを1体で撃ち分けられるので100人力です。
つまり、考えようによってはそれらの主力ポケモンを+1枚ずつ採用していると考えることもできます。
そんなに強いカードなら複数枚入れたらいいとお思いかもしれません。
確かに当初は2枚採用していたのですが、ミュウミュウを使い続けて「ミュウミュウはミュウミュウで戦わなくても強い」ということに気づき、採用を1枚とするようにしました。
どういうことかと言うと、後述しますが ゲンガー&ミミッキュGX、 オーロット&ヨノワールGX
はミュウミュウがワザを借りるためだけでなくこのポケモンが直接戦っても強いわけです。
ミュウミュウはカードパワーが高いだけでなくデッキ構築という別角度からの強さを持ったカードだと思います。
忘れてはならないこのポケモン自体もGXワザを持っています。
GXワザの ミラクルツインGX はミュウミュウ自身のワザのためトラッシュやベンチに他のGXポケモンが存在しない等のなんらかの理由で技が使えない場合にも無理やり使うことが可能ですし、
最近ではダメカンをばら撒いてくる相手も少なくないので、 自分のポケモン全員のHPを、すべて回復する。 という追加効果も覚えておくと場合によっては相手の想定したプランを完全に破壊することもできます。
ゲンガー&ミミッキュGX 1枚
上述したミュウミュウのワザとなるポケモンその1です。
まずは通常ワザの ポルターガイスト
相手の手札を確認し、トレーナーズの数×50のダメージを与える。
手札を確認するという行為がそこそこ強いのにさらに手札の枚数によっては高火力も期待できます。
相手はこのポケモンの存在だけで手札のトレーナーズの枚数を調整せざるを得なくなりますので見た目以上に強い影響力を持ったポケモンです。
さらにこのポケモンが持つGXワザ ホラーハウスGX は他のカードゲームで登場しては消えていくほぼ「相手ターンを1ターン飛ばす」効果です。
正確には 次の相手の番、相手は手札からカードを出して使えない。 という効果なので相手ターンは存在するのですが、既に場に出ているカードの効果を使う事しかできません。なので基本的には番の最初のドローをしてターンを終了するしかありません。
さらに超エネルギーが2枚付いた状態で使うことでお互いに手札が7枚になるようにドローします。
デッキが上手く回っていない時に無理やりドローソースにしたり、 ポルターガイスト の火力を上げてゴリ押しするなんて使い方もします。
そして恐らく最も効果的な使い方が 後攻1ターン目に打つホラーハウスGX です。
ポケモンカードにおいても1ターンにできる行動は限られているので基本的には先攻が有利ですが、
このGXワザは上述の通り、相手に何もさせないのでワザ発動後は先攻と後攻を入れ替えてゲーム展開していくことができます。
さらに現在は先攻1ターン目はサポートが使えないので後攻1ターン目からしかサポートが使えません。
先攻後攻を入れ替えるこのワザと合わせることで「サポートが使える先攻」を疑似的に作りだせます。
以上のように盤面に見える有利不利以上に強さを見せつけるカードの1枚です。
オーロット&ヨノワールGX 1枚
ミュウミュウのワザとなるポケモンその2
登場から「あれ?強いことしか書いて無くない?ウォウウォウ」と言われているカードの1枚ですね。
まず通常ワザ ナイトウォッチャー は 150ダメージ とダメージ自体も及第点の火力がありますが注目すべきはその追加効果 相手の手札をランダムに2枚選びそれを確認した後に山札に戻してシャッフルする 部分的なピーピングとハンデスを行うことができ、試合によってはこのカードの効果だけで相手の手札事故を引き起こし、完封してしまうなんてこともあります。
そしてこのポケモンのGXワザ ペイルムーンGX は2エネで打つと次の番の終わりにこのワザを受けたポケモンを気絶させる効果を持っており、うっかり倒せてしまうこともありますが基本的にはもう1エネ付いた時の追加効果 相手のバトルポケモンに付いているエネルギーを全てトラッシュする に高い価値があります。
相手はエネルギーをトラッシュされているため逃げエネを支払って逃げるわけにも行かず、何もしなければ気絶するのでさらに何らかのリソースを支払ってバトルポケモンを逃がす必要が出てきます。
うまく逃げられて気絶させられなくても相手を振り出しかそれ以下に送り込むことのできる恐ろしいカードです。くわばらくわばら。
ソルガレオ&ルナアーラGX 1枚
ミュウミュウのワザとなるポケモンその3
このデッキにおいては通常ワザ コズミックバーン しかほぼ使うことがありません。
しかし、このワザ 230ダメージ を出すことができるので大体のポケモンVを倒すことができます。
これがこのデッキにこのカードが入っている理由のほぼ全てです。
追加効果に このポケモンは次の番「コズミックバーン」が使えない とありますがベンチ入れ替えを行うことで連発も可能です。
隠密フード 1枚
このどうぐを付けているポケモンは相手のポケモンのとくせいの効果を受けなくなります。
現環境において相手ポケモンに干渉できる強いとくせいを持つポケモンが多いのでそれに頼った展開を相手がしてきた時に使えるとゲームの流れを変えることができます。
基本的な戦い方
最初に目指すべきは ミュウミュウでナイトウォッチャーが打てる状態 です。
サポート「マリィ」を発動して相手の手札を4枚にした後にナイトウォッチャーの効果でさらに手札を2枚減らし、残り手札枚数を2枚にして相手ターンに返す動きを積極的にしていくことがこのデッキの必勝パターンです。
この動きができる最速ターンは先攻2ターン目です。
その場合、自分の場には、こくばバドレックスVmax少なくとも1匹、ミュウミュウ1匹、ベンチかトラッシュに、オロヨノ1匹が必要です。
なので先攻が取れたらなるべくこの盤面をイメージして動きましょう。
後攻の時は ゲンガー&ミミッキュGXの紹介で記述したように、 ホラーハウスGX によって先攻と後攻を疑似的に入れ替えて準備することで有利に試合展開できると思います。
先攻でも後攻でもこくばバドレックスVを1匹は並べておきたいですね。
基本的な動き方は記述しましたが相手に合わせて動くのがこのデッキ。
例えば ホラーハウスGX を打たれても困らないデッキかどうかを見極めて場合によっては打たない方が強いこともあります。そういった経験も楽しんでいきましょう。
覚えておきたい注意点
ここまでの紹介、いやデッキレシピを見たときから思っていたことがあるかもしれません。
「このデッキのメインアタッカー全部1枚採用だな」と…
そうなんです。つまりこのデッキはサイド落ちと隣り合わせのデッキです。
ゲーム終了までミュウミュウが用意できないなんてこともザラにあります。
なのでゲーム開始後序盤にできるデッキ内確認は大事です。
そこでミュウミュウの紹介で記述した「ミュウミュウはミュウミュウで戦わなくても強い」ということにつながります。
ミュウミュウがデッキ内にいなければオロヨノゲンミミで直接戦う事を考えて動く必要も出てきます。
他にも、例えば後攻1ターン目に ホラーハウスGX を打とうとしてもゲンミミがサイド落ちしていることも起こり得る訳ですが、その動きのみを考えて動いているとデッキ内にゲンミミがいなくてそれまでの動きが無駄になって痛い目見るなんてこともあります。見ました。数回見ました。
サイド落ち確認はゲーム序盤に確実に行いましょう。
主な戦績
- トレーナーズリーグ全勝
- シティリーグBEST8位入り
- まだ増やしたい
さいごに
こくばバドレックス&ミュウミュウデッキ の紹介は以上になります。
環境によってどうにでも変容するこのデッキを組んで遊んでみて
「あーでもないこーでもない」と頭をひねりながらアレンジを加えてみてください。
デッキに採用してみたいカード案やたとえばこんな時はどうするの?のようなプレイングについてなど
ご不明点や質問がありましたらお気軽にコメントください
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次の記事で!