お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
今回は、発売の迫ったクレイバースト・スノーハザードから、ポケモン編、ポケモンex編、トレーナーズ編と3回の記事に分けて、注目度の高いカードの魅力についてご紹介してきます。
第1回の今記事では注目ポケモンexをご紹介していきます。
よろしくお願いします。
イキリンコex
印象
待ちに待った、手札補充系の特性:イキリテイクを持って登場です。
クロバットVが落ちてしまって以降手札を補充する方法になかなか苦労していましたが、イキリンコで解決できる場面も非常に多そうです。
特性:イキリテイクの効果は、自分の最初のターン(つまり、先後1ターン目)にしか使えないものの、手札を全て捨てて新しく6枚ドローすることができます。
最初のターンにしか使えないという制約があるものの、使用するとターンが終わったり、手札からだしたときにしか使えないということもありません。
つまり、ネストボールやバトルVIPパスで出したり、バトル場にイキリンコでスタートしてしまっても問題ないところが非常に優秀です。
2進化exを使ったデッキを使う場合、最初のターンに進化元を並べやすくするためにも採用待ったなしのポケモンになってきます。
ワザ:きあいをいれるもあったら嬉しいエネルギー加速系のワザで、1ターン目にどれだけトラッシュにエネルギーがたまるのか、という点は難しいものの、後続のポケモン達にエネルギーを残すことができます。
相性の良さそうなカード
バトルVIPパス
言わずもがな、バトルVIPパスとの相性は最高です。
後攻を取った場合、イキリンコでバトルVIPパスの現物や繋がるサポートなどに触りやすくなり、ワザ:きあいをいれるで後続をの育成も狙いやすくなります。
イキリインコを出すためにバトルVIPパスを使う、バトルVIPパスを引くためにイキリンコを使うということを考えると、VSTARユニバースでどうしてバトルVIPパスを再録してくれなかったのでしょうか?
ダークライVSTARやコライドンex
汎用ドローソースになってくれるためどのデッキでも使いやすいですが
手札をもりもり進めたいダークライVSTAR
特性:ディノクライでトラッシュからエネルギーをつけてターンを終わらせたいコライドンexのデッキでは特に必須の採用になってきます。
パオジアンex
印象
特性:わななくれいきはバトル場にいないと使うことができないという制約が重いものの、山札から2枚水エネルギーを持ってくることができる、というたっぷりバケツの特性版を持っています。
特性だけ使いたいという場面では、逃げエネの数が2なのでベンチに下げるのに苦労しそうです。
ワザ:ヘイルブレードは、自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュしその枚数×60点という、特にエネルギーの溜まりやすい後半の締めで使いたい強力なワザになっています。
同じようなワザを持っているライチュウVも火力要因として一定の人気があるため、新しい水タイプの火力要因として期待度もグッと高まっています。
相性の良いカード
スケーターズパーク
先にも書いた通り、逃げエネが2なのでわななくれいきで山からエネルギーを抜いた後、パオジアンを下げるのが大変だったり、せっかく山から抜いてきた水エネをパオジアンの逃げエネで消費するのでは抜いてきた意味がありません。
そこで、今までもこくばバドレックスVMAXなど一部のデッキで使われていたスケーターズパークがかみ合いがかなりいいスタジアムになってきます。
基本エネルギーに限られますが、逃げる際にトラッシュするエネルギーをそのまま手札に加えることが出来るので今回は「基本水エネルギー」の再利用が可能になります。
エイチ湖と勇気のおまもり
スケーターズパークはあくまでパオジアンを複数いるアタッカーの1枚としてみた場合にどうしてもバトル場から逃がすために使います。
せっかくパオジアンに火力があるなら、最後までその火力で押し切ればいいじゃないか、という場合にはとことんまで耐久力を上げてくれるこの2枚セットがオススメです。
エイチ湖は水エネがついてさえいればダメージを-20点してくれるのでパオジアン以外の水エネを飛ばせばいいですし、勇気のおまもりは単純にHPを50点底上げしてくれます。
単純計算、ワンパンするのに290点の火力が必要になり、exなのでこだわりベルトの効果も受けないので、タネポケモンでありながら2ターン稼いでくれるだろう、という訳です。
セグレイブ
同タイミングで登場する、水エネルギーを加速できるポケモンです。
手張りは1ターンに1度しかできないところを、特性:きょくていおんで手札のエネルギーをどんどん場のポケモンにつけることができるため、どんどん水エネルギーをつけていくことで、ヘイルブレードの高い火力を維持しましょう。
イーユイex
印象
上ワザ:ねたみこがすは炎1エネで相手の山札を上から2枚トラッシュに送ることができます。
後攻1ターン目から使いやすいエネルギー要求なので、相手の妨害を狙うことが十分に可能です。
下ワザ:フレイムサージが注目ワザで、炎2エネなので1ターンで用意するのが大変ではあるものの、100点を相手に与えながら、ベンチのポケモン3匹にそれぞれ1枚ずつ山札から炎エネルギーをつけることができます。
いっぺんに場に3エネ増やしながら相手に攻撃までできるのは、ワザとしてかなり面白いです。
相性の良いカード
マグマの滝壺
後攻1ターン目にフレイムサージを使うために必須になってくるカードです。
トラッシュにエネルギーを送り、ベンチのイーユイにマグマの滝壺で炎エネルギーをつけてバトル場に送り出すことで、後攻1ターン目から最高のフレイムサージをきめていきましょう。
ただ、もともとHPが190と低いところをマグマの滝壺で170点になってしまうため、例えばフレイムサージを使った返しに弱点込みのげっこうしゅりけんでワンパンされてしまう、といった問題点も抱えています。
グレンアルマ
フレイムサージで場にエネルギーを残すことができたら、グレンアルマでエネルギーを回して戦っていきましょう。
当サイトのライターいきうすのyoutubeチャンネルでも取り扱っている、ルミナスエネルギーとグレンアルマを中心としたルミナスバレットでも選択肢の1枚として強力かもしれません。
ディンルーex
印象
ワザ:ランドスクープは闘エネ3つという点があまりに重いですが、150点という火力とベンチポケモン1体にダメカンを2つおくことができるので狙ったポケモンの特性を止めることができます。
特性:じゅばくのだいちはディンルーがバトル場にいれば、相手のダメカンが乗っているex以外のポケモンの特性を消すことができます。
バトル場にいないといけない、止めたい特性を持っているポケモンにダメカンが乗っていないといけない、ポケモンexの特性を止めることはできない、と言った縛りが非常に多いものの、特性を止める特性は非常に強力です。
ただし、あなぬけのひもやボスの指令で止まるというクレッフィと同じ悩みがあり、ルールを持つポケモンの特性なので頂への雪道でも止まるというのは課題になってきます。
現環境ですと、相性有利なうえ特性を止められるとかなりきついミライドンexを相手にする場合や、ルチャブルなどでダメカンをアーケオスに乗せたルギアVSTARにはある程度戦いやすいと思いますが、もっと手軽なクレッフィが出ても使用率が下がらなかったロスト系や、フュージョンエネルギーのあるミュウVMAX、exなのでそもそも特性が止まらないサーナイトexなどもいるため無条件に強いとは言い辛そうです。
相性の良いカード
ルチャブル
相手のベンチポケモン限定にはなってしまうものの、ダメカンを二匹のポケモンにばら撒くことができるので、後攻1ターン目から相手を縛るという動きを通すことができます。
大口の沼
こちらも、相手のポケモンにダメカンを乗せるためのギミックです。
ネストボールやバトルVIPパスで出されたポケモンにダメカンを乗せることは出来ませんが、細かくダメカンをばらまけるという点において採用しても良いカードです。
コライドンex
使うとターンが終わってしまう上に、トラッシュからしかエネルギーを加速できない特性:ディノクライの使いどころには今まで相当悩んでいましたが、バトル場にディンルーを置き、イキリンコなどでエネルギーをトラッシュに送った上で、ディノクライを使うことができれば多少風向きも変わってきます。
コライドンもディンルーもたねポケモンなので使い勝手も大分良さそうです。
チオンジェンex
印象
ワザ:むさぼるつたが目玉のワザです。
相手がすでにとったサイドの枚数×60を「ベンチのポケモン」に乗せることができます。
サイドが5枚取られてしまった段階で、たねポケモンとしてはかなり優秀な300点を相手のベンチポケモンに乗せることができます。
最後、一気にサイドを捲るのに向いていそうなワザです。
下ワザ:フォレストバーンは4エネ、220点で特に追加効果も制限もないワザです。
サイドを取れていない間はこのワザで繋ぐことになりそうな印象を受けました。
相性の良いカード
フォレトスex
今回収録のカードに合わせて使いたいポケモンがいます。
フォレトスの特性:ばくれつエナジーは相手にサイドを2枚渡す代わりに、基本草エネルギーを5枚好きなようにつけることができます。
これでチオンジェンexの重めのエネルギー問題を解決しつつ、相手にサイドを渡すことができるので、2ターン目から相手のベンチポケモンに120〜のダメージを乗せていくことができます。
ヤドラン
特性:へんなこうどうのヤドランが良さそうです。
この特性は、のせかえるダメージに条件がないため、100点までダメージを受けることができる上で、100点載せ替えたら気絶することになります。
バトル場のチオンジェンが受けたダメージを100点肩代わりしつつ、相手にサイドを渡すことができるので、チオンジェンの場持ちが良くなる上で、相手のサイドをコントロールでき、チオンジェンのダメージ管理がかなりしやすくなります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、クレイバースト・スノーハザード収録のカードから、ポケモンexに絞ってご紹介してまいりました。
環境に一石を投じるようなカードが数多く登場する今回のパックは本当に目が離せません。
第2回、第3回とポケモン編やトレーナーズ編についても更新してまいりますので、お待ちいただけますと幸いです。
今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目に掛かれればと思います。