どーもー!ポケントニスライターのmIckeyです!
10月10日に竜星のPAO町田店にて行われたシティリーグシーズン4にて ベスト8 に入賞しました!今回は大会で使用したデッキと握った理由、各相手デッキごとの立ち回りを紹介します。
使用デッキ:こくばミュウミュウ
なぜこのデッキを使用したのか?
こくばバドレックスVMAXのサブアタッカーはマホイップVMAXが選ばれることが多いですが、
今回僕は ミュウツー&ミュウGX を起用しました。
理由は大きく分けて二つあります。
ミュウミュウに愛着がある!
ポケカを始めてから2年以上ずっとこのカードを使用し、このカードでデッキを何タイプも作ってきました。そしてずっと僕が思い続けていたこと。
このカードを使ってCレギュが使える最後の環境で結果を残したい!
そう思ってこのカードを相棒に選びました。
対応力がとにかく高い!
マホイップVMAXは青天井打点のためVMAXポケモンには強いのですが、連続してワザを打つにはエネルギートラッシュというデメリットが重く、中打点を出すのに向きません。
ミュウツー&ミュウGXは特性によってワザの選択肢が多いため、相手のHPや場の状況に合わせて臨機応変に立ち回れます。また、たねポケモンであることも重要で、使いたい瞬間に使えるというのも魅力です。
また、最近の環境でいうとミュウVMAXが使う ダイナバリア にも対応できるのも採用理由になります。
採用カード解説
では、それぞれのカードが採用されている理由を解説していきます。
こくばバドレックスV・VMAX 4-3枚
最初のターンに並べたいため、また、サイド落ちを考慮して4-3採用としています。
超ポケモンが相手の時はメインアタッカーとして働きます。
クワガノン相手にはこくばバドレックスVの上ワザ シャドーミスト によって相手は特殊エネルギーを貼ることが出来なくなるので、クワガノンデッキには基本エネルギーが入っておらず、デンヂムシの特性 バッテリー も特殊エネルギーとしてクワガノンに貼るという効果なのでそれも使えなくなります。
ミュウツー&ミュウGX 1枚
以下GXポケモンのワザを使用することが出来る。
こくばバドレックスVMAXが最終的に場に2体並ぶことがこのデッキの理想的な盤面なので、極力ベンチを埋めたくないです。
このポケモンは他のGXポケモンを場に出さずにトラッシュに置くことでそのワザを使って戦うことが出来るのでベンチを節約できます。
このカードでGXポケモンのワザすべて使えるので他のGXポケモンもすべて1枚採用です。
ゲンガー&ミミッキュGX 1枚
後攻1ターン目に ホラーハウスGX を打って こくばバドレックスVMAX に進化させる時間を作る。
オーロット&ヨノワールGX 1枚
このデッキのメインの攻撃手段。
「マリィ と ナイトウォッチャー で手札を2枚にして相手に番を返す」
これをしておけば大体のデッキに勝てます。
GXワザの ペイルムーンGX は相手バトル場のエネを全て剥がすことが出来るので、三神やミュウVMAXに効果的です。
ソルガレオ&ルナアーラGX 1枚
コズミックバーン の 230ダメージ で大体のVポケモンをワンパンします。
デデンネGX 1枚 クロバットV 1枚
協力なドローソースです。
ガラルサンダーV 1枚
このデッキの天敵、悪タイプのデッキ対策です。
マーシャドー 1枚
頂への雪道 対策です。
ミュウツー 1枚
トラッシュのサポートを めいかいのとびら と合わせて回収するカード。
クイックボールの他、霧の水晶でも採用できるため、 ワタシラガV ではなくこのカードを採用。
クイックボール 4枚
4枚です。以上です。
しんかのおこう 3枚
こくばバドレックスVMAX を早期に場に立てる事が重要なので、3枚厚めに採用しています。
ポケモン通信 1枚
好きなポケモンに触れるためかゆい所に手が届くカード。
サーチカードが過剰になるため1枚採用です。
霧の水晶 4枚
重要なパーツほぼ全てに届きます。4枚採用です。
ポケモンいれかえ 3枚
主に コズミックバーン を打った後に同じワザを打てない効果をリセットするために使います。
あなぬけのヒモ 1枚
ポケモンいれかえと同じ使い方の他、ベンチポケモンを引っ張ってゲームエンドに導くこともある。
ポケモンいれかえと合わせて4枚という考えで1枚採用です。
ふうせん 2枚
ポケモンのいれかえ手段の一つ。
このカードと ポケモンいれかえ を合わせて コズミックバーン の連発を狙います。
少なくともこくばバドレックスVMAX1体には付けたいので2枚採用です。
ツールジャマー 1枚
現在は 大きなおまもり 、 タフネスマント 、 ふうせん 等の効果を消すポケモンの道具として採用しています。
ツールスクラッパー と類似の目的のカードですが、ツールスクラッパー はデデンネGXや博士の研究で巻き込んでトラッシュしてしまうと使うことが出来ません。一方で、このカードであれば一旦ポケモンに付けておくことが出来る点を評価し採用しました。
ふつうのつりざお 1枚
エネルギーの枯渇を避けるために1枚採用。
ムゲンダイナ相手の時はガラルサンダーVを2回使って勝つという目的で使用することもあります。
うねりの扇 1枚
いわずもがな ミュウVMAX の存在を意識した採用です。メタカードを積みすぎてもデッキが弱くなるので1枚採用に落ち着いています。
リセットスタンプ 1枚
一度サイドを取られた後はこのカードと ナイトウォッチャー で相手の手札を枯らして戦えます。
マリィ 4枚
このカードと ナイトウォッチャー で相手の手札を枯らして事故らせていくことがこのデッキのメインの攻め方なので4枚採用です。
博士の研究 2枚
強力なドローソース。
ただし、重要なパーツやエネルギーをトラッシュすることを嫌ったため採用枚数は2枚に絞っています。
ボスの指令 2枚
ゲームを決めるカード。
ミュウツーの特性 マインドリポート と合わせて2~3回使えれば十分なので2枚採用です。
混沌のうねり 2枚
頂への雪道 対策として採用。
このカード2枚とマーシャドー1枚で対策は十分です。
オーロラエネルギー 3枚
ガラルサンダーVがワザを打つために必要。
必ず使いたいエネルギーではない為、3枚採用。
基本超エネルギー 9枚
特性 めいかいのとびら を毎ターン使用すること、エネルギー枯渇を避けるため、ダイガイスト の火力を担保するための9枚採用。
これよりも少なくするとデッキパワーが落ちます。
不採用カード
ミュウ(ベンチバリア)
れんげきウーラオスVMAXが環境にいたから仕方なく入れていましたが、ミュウVMAXが増えることが容易に予想されたので流石にいなくなるだろうということで抜けました。
流行り始めたクワガノンデッキへのメタにもなり得るのですが、メタを積まなくてもカードパワーで押し切れる程の力がこのデッキにはあるので考えませんでした。
隠密フード
こちらもれんげきウーラオスVMAXのデッキに入っているクイックシューターとチャーレムVによってミュウを落とされてしまうことへの対策として採用していましたが、ミュウ自体が抜けたので不採用としました。
グレートキャッチャー
デデンネGX等の強力なGXポケモンが入っているデッキがいまだに多いのであったら役に立つカードではあるのですが、環境のデッキ分布的に考えてこのカードがゲームの流れを変えられなくなったと考えたので抜きました。
環境デッキとの相性&理想的な立ち回り
ミュウVMAXデッキ
相性 五分五分
京都CLの影響を受けてめちゃくちゃ握ってくる人が多いだろうなと思ったデッキです。
このデッキはゲノセクトVをたくさん並べて毎ターン好き勝手なことをしてくる超タイプのデッキのため、超弱点であるミュウミュウとソルルナは使えません。ただ、このデッキで放たれるワザは火力が低いことが弱点です。
なので、このデッキに対しては「こくばバドレックスVMAXをいっぱい並べてゲノセクトVとミュウVMAXを上から殴る」をしていけば勝てると結論付けてこくばバドレックスVの枚数を1枚増やし、プレイングもこくばにより頼り切るような動きにチューンしていきました。
ゲンガーブラッキー
相性 不利
当たったら一番やばいデッキだと思います。
そしてミュウVMAX大発生を受けて確実に当たるデッキだと考えていました。
このデッキと当たった時の勝ち筋は「先攻2ターン目で コズミックバーン を進化前のゲンガーVに当てて落とす」です。
これができないとゲンガーVMAXの パニックフィアー で大体落とされて負けです。
このデッキは劣勢にならないとVポケモンをあまり展開してくれないのでガラルサンダーVの特性 とうそうほんのう が上手く働かず逆転の一手になってくれません。
なので最速で相手のアタッカーを倒す動きが唯一の勝ち筋となります。
勝ち筋が唯一と言うと厳しく感じられるかもしれませんが、それをするしかないので思考自体はシンプルで考えることも難しくなく、思ったよりも楽だったりします。
ムゲンダイナ
相性 不利
ミュウミュウをワンパンする火力を備え、こくばバドレックスVMAXの弱点を突くことが出来る。
完全に不利対面と言っていいでしょう。
ただ、Vポケモンが多く展開されるデッキの特性上、ガラルサンダーVが非常に強く活きてきます。
ふつうのつりざおを絡めてガラルサンダーVで二回殴ってゲームエンドという勝ち方もできるでしょうし、いちげきゲンガーデッキと同様に最速で進化元を狩ることでも勝ちは見えてきそうです。
手札干渉にも弱いので ナイトウォッチャー でも結構止まってくれるのでゲンガーよりは当たった時に勝ちの可能性があると思います。
スイクン(はくば)インテレオン
相性 五分五分
京都CLで優勝したデッキタイプなので確実に当たるデッキの一つと考えていました。
このデッキのエンジンはうらこうさくラインによるものなので積極的に 頂への雪道 を貼って有利を取ってくると予想されました。
サーチカードの豊富さで手札事故はなかなか起きないのですが、こちらがサポート マリィ とオロヨノのワザ ナイトウォッチャー を打つことでで手札を2枚にして番を返してやれば話は違ってきます。
その返しに上手くサーチカードを引くことが出来たとしても手札が少ないことに変わりはないので、できることが限られ逆転される可能性を限りなく小さくすることが出来ます。
現環境の中で全力で殴り合える数少ないデッキなので マリィナイトウォッチャー を決めて優位に戦っていきたいですね。
れんげきテンタクルデッキ・ クワガノンデッキ
相性 有利
進化ポケモンが主軸となっており、体力が低いポケモンで戦うデッキのため、ホラーハウスGX で進化するターンを1ターンずらし、マリィナイトウォッチャー でイージーwinを狙っていきます。
れんげきテンタクルは超タイプなのでミュウミュウではなくオロヨノで戦っていきます。
クワガノンデッキに関しては倒されたくないターンで シャドーミスト を打つことによって1ターン作る事が出来ます。
三神系統
相性 有利
環境にいると予想されるデッキの中で最も多く相手取ったことがあるデッキであり、優位が取れると自信を持てる相手です。
先攻を取れば先に殴るか相手が最速で打ってきた オルタージェネシスGX の返しに ペイルムーンGX で三神に貼られたエネを剝がすことが出来れば三神が気絶に至らなくてもこちらのスピードに追い付いてくることは無いでしょう。
後攻だった時は ホラーハウスGX を打って先に殴れるようにすればそれもまたスピードで追いつかれることは無くなるでしょう。
三神と当たった時はラッキーだと思っていいと考えています。
戦績
予選
1戦目 こくばマホイップ 先攻 6-0 勝ち
マリィナイトウォッチャーが上手くハマり、相手の手札を事故らせてそのまま殴り勝ち。
2戦目 スイクンインテレオン 先攻 6-0 勝ち
マリィナイトウォッチャーで優位に試合展開。
コズミックバーンで スイクンV をワンパンして勝利。
3戦目 クワガノンデッキ 先攻 種切れ 勝ち
相手が後攻1ターン目にバトル場に出したアゴジムシにエネすら貼れず、返しのターンにナイトウォッチャーで落として勝利。ラッキー勝ち。
4戦目 三神ガラルファイヤー 先攻 6-0 勝ち
マリィナイトウォッチャーで相手のテンポを遅らせ、遅れてオルタージェネシスGXを打ってきた三神を ダイガイスト でワンパン。そのアドバンテージを保ったまま勝利。
5戦目 ミュウVMAX 後攻 6-0 勝ち
オロヨノとこくばバドレックスVMAXを育て、 ゲノセクトV をボスの指令で2ターン連続で狩って相手のデッキが回らなくなり勝利。
予選2位で決勝トーナメント進出
決勝トーナメント
1回戦 スイクンインテレオン 後攻 0-6 負け
最初のバトル場ミュウツー
手札がこくばバドレックスVMAX×2枚、超エネルギー3枚、こくばバドレックスV1枚
後攻1ターン目最初のドローで博士の研究を引き命拾いしたと思うも、それを発動したことでVMAX2枚落としてしまいその後のドローでも状況を打開できず敗北。
事故負け。
結果 シティリーグシーズン4 ベスト8
最後に
CL福岡には行くことが叶わないため、僕にとってのCレギュレーションを使用した公式大会への出場は今回が最後になりました。
もちろん、できればミュウミュウを使って優勝したかったですが、8位入賞という形で結果に残せてよかったです。
ミュウツー&ミュウGX、2年もの間ありがとうございました。
他のプレイヤーが同大会でこくばマホイップデッキを使用し、ベスト4に残っていましたので、構築とプレイング次第でこくばを使用したデッキもまだまだやれそうですね!
これから先の大会は環境デッキだけで凝り固まった思考をするのではなく、様々なカードに目を向けてデッキ・環境を考察していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事で!