お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンレジェンズアルセウス楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
ちりばめられた謎、ポケモンの息遣い、たまらないものばかりです!
さて、筆者はバクフーンが大好きなのですが今回のヒスイバクフーン、皆様はお好きになられましたか?
個人的には頭の模様が丸まってしまっていたり、なんとも無気力な目が最初は苦手で頭を抱えていましたが、一緒に旅をしていると不思議なもので意外と愛着もわいてくるものですね。
そんな中で今回早速登場したバクフーンVは、絵柄もかっこよく使ってみたいという気持ちをとてもかきたてられたので早速デッキを作成しました。よろしければお付き合いください。
当サイトではヒスイ御三家のデッキリストを順次更新しておりますのでよろしければご覧ください。
今回の主役
今回の主役は新弾「バトルリージョン」に登場した【バクフーンVstar】です。
ホロウフレイム 180
ダメカン3個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる。
カゲロウスター
相手のバトルポケモンにのっているダメカンが4個なら、そのポケモンをきぜつさせる。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]
ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより
なんといってもワザ:カゲロウスターですね。
相手にダメカンが【多くても少なくてもいけないピッタリ4つ】のっていれば非ルールだろうがVmaxだろうが強制気絶に持ち込むことができます。
強制気絶のワザといえば、記憶に新しいのはイベルタルGXの【デスカウントGX】ですね。
あちらもピッタリ4つで相手を気絶させるものでした。
直近ですとムゲンダイナのデッキで一番見たのではないでしょうか。
この【Vstarパワー】は特性ではないため、【頂への雪道】などに止められない所がとても優秀ですが、ミュウツーV-unionの特性:フォトンバリアや、ビッグパラソル、ウォッシュ水エネルギーといった「ワザの効果をうけない」という効果には意味をなさないので注意が必要です。
上ワザ:カゲロウフレイム、は180点でベンチのポケモンに3つダメカンをばらまく性能を持っています。
ダブルターボエネルギーに対応しておらず、3エネを用意するということが現環境だと相手に後れを取ることになってしまうため、まずはカゲロウスター要因として環境でみられるのではないでしょうか。
今回は超エネに対応しており、ダメカンをばらまく能力にたけているドラパルトVmaxと組み合わせたデッキを作成しましたのでよろしければご覧ください。
デッキリスト
コンセプト
今回は雪道ドラパルトVmaxと組み合わせたデッキです。
現状ドラパルトVmaxは【こだわりベルト】を獲得したとはいえ、Vmaxはおろか【V】もほぼ二回攻撃しないと倒すことができないという火力の低さから、こちらがサイドレースで勝ち切ることができず難しいデッキでした。
しかし今回バクフーンVstarを得たことで若干風向きが変わりました。
このデッキはダメカンをばらまくことにかけてはピカイチであり、ドラパルトVmaxのワザ:ダイファントムでVポケモンにダメカンを4つ乗せる方法や、クイックシューターのインテレオンによってダメカン4つを用意しやすく、バクフーンVstarのワザ:カゲロウスターをこれほど使いやすいデッキはありません。
バクフーンVstarで相手のVmaxポケモンを1ターンで落とすことができれば、あとはダメカンをフルに使いVポケモンと非ルールのポケモンを倒すことで3-2-1というサイド取りが容易になり、勝ちもかなり近いものになります。
そもそも、進化前のVポケモンに4つダメカンをのせてベンチにバクフーンVを出しておくだけでも相手へのけん制となり、相手の行動を制限できればそれこそプレイングミスを誘うこともあるため、そういった戦術の幅を広げてくれるのもこのバクフーンVstarの良さでありドラパルトとのシナジーであると考えました。
逆に、現状超エネルギーの加速といえばのこくばバトレックスVmaxとはあまりシナジーがないように感じています。
こくばバトレックスのデッキでダメカン4つを用意するには、現状ガラルジグザグマの特性:かんしゃくヘッドなどをつかってためるしかありません。
回収ネットなどを絡めてダメカンをためつつバクフーンVstarを用意するよりは、特性:めいかいのとびらで純粋にエネルギーを加速し相手を攻撃したほうが早くて強いです。
こくばバトレックスVmaxに必要な飛び道具はワザ:わただまスターでベンチ狙撃を可能にしたエルフーンVstarのほうが早くて強いと個人的には考えています。
では、特筆すべきカードの紹介に移りたいと思います。
カード
ポケモン
バクフーンVstar:2枚、バクフーンV:2枚
今回の主役です。
基本的にはカゲロウスターを狙っていきます。
ちなみに、バクフーンVのワザ:こがすはエネルギーなしで使うことができるワザです。
下ワザ:せんりつのほのおは3エネ必要ということでエネ加速の苦しいこのデッキではかなり使える盤面も限られてきますが、バトルリージョンから登場したサポート:ツツジと頂への雪道を組み合わせた上でこの技を使えば相手の手札を常に2枚に絞ることができるため、マリィナイトウォッチャーと呼ばれたオロヨノの強い動きを再現できるチャンスもあります。
ドラパルトVmax:2枚、ドラパルトV:2枚
今回のバクフーンの相方です。
枠の関係上2-2という採用になっていますが、ドラパルトVmax2体とバクフーンVstarというサイドのとらせ方を相手に強要する場合は3-3も十分にありです。
今は雪道があるため特性:はたらくまえばのビーダルや特性:やりくりのチラチーノ、うらこうさく軸が人気です。
デッキによっては回収ネットが入っていないことも少なくないのでシステムポケモンをボスの指令などで呼びつつ、ほかのシステムポケモンにダメカンをばらまいて相手の動きを止めましょう。
インテレオン:3枚、ジメレオン:4枚、メッソン4枚
インテレオンは、うらこうさく:1のクイックシューター:2です。
クイックシューターがかなりの肝となります。
もちろんダイファントムで乗せたダメカンを有効活用することも大切ですが、ダメカン4つを自分のターンに素早く用意しさっさとVmaxを倒せてしまうに越したことはありません。
クロバットV:1枚
雪道はありますが、初動のドローソースであったり雪道をどかされたときに使ってください。
グッズ
クイックボール:2枚
コストを切る必要があるポケモンサーチカードです。
うらこうさく軸でありがちなことですが、なかなかコストとして切れるものがないという事情から最低限の2枚採用です。
霧の水晶:4枚、レベルボール:4枚、しんかのおこう:3枚
ノーコストのポケモンサーチカードです。
このデッキでクイックボールを削ることができるのはひとえに霧の水晶のおかげです。
霧の水晶はエネルギーを持ってくることもできますし、ドラパルトVやバクフーンVなども用意できるため必要に応じて使い分けてください。
しんかのおこうは各インテレオン、ドラパルトVmaxやバクフーンVstarなどと共有していますので、なるべくであればジメレオンはレベルボールで持ってくることが望ましいです。
こだわりベルト
1番は、ダイファントムの火力の底上げです。
130点が160点になればVmaxポケモンを2回の攻撃で落とせる可能性が高まりますし、Vポケモンをクイックシューター込みのワンパンで倒せる可能性も若干高まります。
回収ネット:2枚
ベンチにジメレオンを並べておくことで、その数分だけクイックシューターチャンスが生まれます。
クイックシューターを使い終わったインテレオンを回収してほかのジメレオンを進化させ、ダメ押しのクイックシューターを決めましょう。
サポート
博士の研究:2枚
必要なグッズが複数枚あるときには博士の研究に頼るほかありません。
手札とよく相談してください。
ツツジ:1枚
待っていました。相手への逆転の可能性を高めてくれるカードです。
ただし、かつてのサポート【N】のようにどのタイミングでも困ったら打てるというものではないということもあって、最低限の1枚採用にしています。
ボスの指令:3枚
ベンチのポケモンにダメカンをばらまくという性質上、ダメカンが乗ったベンチポケモンを呼ぶためにも必須のカードです。
キバナ:2枚
このデッキは1ターンに1度のエネルギーの手ばりでしかエネルギーの加速ができないため、絶えず攻撃をするために採用しています。
トラッシュの【基本エネルギー】の数を常に意識しておいてください。
スタジアム
頂への雪道:3枚
本当は4枚入れたいです。
ドラパルトVmaxの足りない火力を補ってくれる【いにしえの墓地】というスタジアムもありますが、さすがに雪道のほうが刺さる範囲も広いため雪道を採用です。
エネルギー
基本超エネルギー:7枚
霧の水晶やキバナで触ることができるエネルギーです。
ホラー超エネルギー:2枚
このエネルギーを付けたポケモンが相手からの攻撃を受けるとその相手にダメカンを2個乗せるという特殊エネルギーです。
火力を補ってもらうためにも採用していますが、せっかくダメカン4つで調整していた相手のポケモンに余分なダメカンを乗せてしまう事態には気を付けてください。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
クララ
ジメレオンやインテレオンを使いたいときにデッキだけではなくトラッシュも選択範囲に入れることgあできるのは単純に強いです。
学習装置
エネルギー加速が限られている分エネルギーを場にキープするためのカードですが、こだわりベルトをつけないとかなり厳しいこともあり今回は採用を見送りました。
ふしぎなあめ
メッソンからジメレオンを経由せずにクイックシューターのインテレオンにひっぱりあげることに使えます。うらこうさくという欲しいカードをすぐに持ってこれるデッキだからこそ1枚入れる、といったこともあるかもしれません。
課題
このデッキは絶対的に火力が低いです。
ワザ:ダイファントムでダメカン5つを変幻自在に扱えるとはいえ、今や2進化の非ルールのポケモンでさえHPが60や70があたりまえで50で落とすことができません。
2進化の非ルールポケモンに至ってはこちらのこだわりベルトが通らないため120点という火力だと押し負けてしまいます。
ほかにも最近人気のジュラルドンVmaxを筆頭とした耐久デッキにもかなり苦労します。
ジュラルドンVmax1体であればカゲロウスターで面倒を見ることができますが、2体目以降は回復を絡められるとかなりきついです。
その場合は条件はベンチに絞られてしまっていますが、いやしジャマーのミミッキュを入れて粘れば若干可能性があるかもしれません。
相手のダメカンを動かせるような特性のポケモンやグッズが待たれます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ダメカンをばらまけるということで、かなり楽しいデッキに仕上がっていると思います。
カゲロウスター、是非決めてみてください!
個人的には好きなポケモンであるバクフーンですし、もっとバクフーンVに寄せたデッキを作成し活躍させたいと思っています。
今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目に書かれればと思います。