お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
タイムゲイザー/スペースジャグラー、皆様は購入できましたか?
筆者の現状ですと、コンビニや家電量販店ではなかなか1BOXで買うのは難しかったものの、カードショップでは1人1BOXという制限はありつつしっかり買うことが出来ました。
カードショップ以外ではいまだに売り切れのリスクを考えて販売を絞っているのかな、などと考えたりしています。
何より今回うれしかったのは、裁断面がきれいな状態に戻ったことです。
バトルリージョンが本当にひどかったためほっとしています。
さて今回は、発売して間もない「スペースジャグラー」よりヒードランVMAXのデッキをご紹介です。
ぜひお付き合いください!!
今回の主役
今回の主役は「スペースジャグラー」より【ヒードランVMAX】です。
特性:マグマゲインは場に自分のスタジアムが貼ってあればターンに1度体力を50回復することが出来ると書いてあるため、スタジアム:マグマの滝壺によるエネルギー加速をしなさいと言われている気がしてなりません。
※注意
・特性:マグマゲインは自分のスタジアム(対義語は相手に貼られたスタジアム)でないと使うことが出来ません。本当に気を付けましょう。
スタジアムがあれば回復することが出来るということなので、自分にダメージが乗ってしまっている際にはうっかり気絶をしないようにマグマの滝壺を使う前にしっかりと回復することを忘れないように気を付けましょう。
ワザ:ダイバクネツは180点+相手をやけどにするため実質200点を与えることが出来ます。
こだわりベルトと合わせることで230点を出せるということになり、だいたいのVポケモンを倒せるスペックです。
今回はこのヒードランVMAXと新弾「タイムゲイザー/スペースジャグラー」に収録される有望なカードたちを組み合わせた、今から始める初心者の方でも使いやすい手堅いデッキを作成しましたので是非お付き合いください。
デッキリスト
コンセプト
ヒードランVMAXで回復を挟みつつ相手の打点を耐えながら、ファイヤーやアヤシシVも絡めて攻撃をしていく、というやることはシンプルなデッキです。
サイドのとられ方はヒードランVMAX1体、ファイヤーやビーダルを2体渡して3-1-1まで耐えることが一番勝ち筋を残しやすい戦い方になると思います。
ヒート炎エネルギーのつけ先に関しては、基本的にヒードランVMAXにつけてください。
・ヒードランVMAXのHPが330点
・ヒート炎エネルギーを2枚つければ370点
・おおきなおまもりをつければ400点
まで上げることが出来ます。
こちらが400点までHPを伸ばしているとして、例えば一番オーソドックスなダブルターボエネルギーが付きつつ、こだわりベルト込みのアルセウスVSTARのワザ:トリニティノヴァをつかわれたとします。
210点を与えられてしまいますが(こちらの残りHPは190点)、自分のターンにスタジアムの回復もあわせることでHPを240点にすることが出来るため、次の相手のターンにフルパワーのトリニティノヴァ(230点)を出されても耐えることできます。驚きの頑丈さです。
これだけ耐えることが出来れば盤面にエネルギーをキープしやすく、アヤシシVへのエネルギーのスイッチも容易につなげることが出来るため、詰めでしっかりと相手にダメージを乗せて勝利をつかんでください。
手ばりでヒート炎エネルギーをつけつつ、マグマの滝壺で基本炎エネルギーをつけることが出来ることが理想的な動きです。
では1部カードの解説を簡単に行っていきます。
カード
ポケモン
ヒードランVMAX:3枚ヒードランV:3枚
メインアタッカーです。
使って2体なので3枚ずつ入っていれば十分に仕事を果たしてくれます。
ヒードランVは3エネとエネルギーは重いものの、マグマの滝壺はMAXで入っているので180点はかなり期待することが出来るワザ:マグマフォールを持っています。
進化できそうにない場合でもエネルギーの準備は怠らないように気を付けてください。
アヤシシV:1枚
自身についているエネルギー×40ということで、このデッキに入っているすべてのエネルギーをつけることが出来れば400点です。
そこまで出すことは当然厳しいですが、VMAXをこだわりベルト込みでワンパン勝負に持ち込むには最低で7枚(280点+30点の310点)必要になってきます。
現実的にVを倒すためには5枚(200点+30点で230点)は必要です。
盤面のヒードランVMAXにどれだけエネルギーを残しておくことが出来るかが勝負の分け目です。
スタートから場に出てしまうとエネルギーの加速が手ばりのみしかできずワザを使うにも3エネ必要なこともあって何もできないため、絶対にアヤシシVスタートだけは避けたいことから1枚のみの採用です。
ファイヤー:2枚
相手のサイドプランを崩すためにも重要なカードです。
ワザ:れっかのつばさは20+ダメカンが乗っていれば70点追加の90点を出すことが出来るため、レベルボールで持ってこれるシステムポケモンたちを止めることが出来ますし、こだわりベルト込みで120点を出せるため、ファイヤーを落とされた後にもヒードランVMAXなどで相手のVMAXやVSTARを攻撃しやすくなります。
ファイヤーにエネルギーを手ばりしてしまうとダメカンを乗せることが出来なくなるため、エネルギーは必ずマグマの滝壺でつけることを忘れないでください。
ビーダル:2枚ビッパ:2枚
今回もドローソースははたらき者達です。
ベンチの枠を取らない所が本当に偉いポイントです。
グッズ
クイックボール:4枚-ハイパーボール:3枚しんかのおこう:2枚
初動の展開力、ビーダルを立てやすくするため、トラッシュに炎エネルギーを送るためなどやることは結構多いです。
大きなおまもり:2枚
ヒードランVMAXが優先度1位です。
次点でビーダルにつけることになります。
あなぬけのひも:2枚、ポケモンいれかえ:3枚
入れ替え札はしっかりと積んでいます。
マグマの滝壺がベンチにしか加速をすることが出来ないため頻繁に入れ替えが必要になること、アヤシシVの特性がいれかえたときにしか使うことが出来ない、などから多めに採用しています。
トレッキングシューズ:2枚
新録のグッズです。デッキを掘り進めることが出来ます。
単純な1ドローも強いですが、トラッシュにエネルギーを送ることが出来るチャンスにもなります。
エネくじ:2枚
再録のカードです。
ワザを使うためのエネルギーが多い分毎ターンの確実な手ばりが必要になってくるため、エネルギーに触れるチャンスを増やすためにも採用しています。
ヒート炎エネルギーのほうが優先度は高いです。
サポート
博士の研究:4枚、マリィ:2枚
ドローサポートです。
特に初動でしっかりと盤面を作るためにも博士の研究は4枚採用です。
ボスの指令:3枚
ヒードランVMAXで耐久するために相手の嫌なポケモンを引っ張ってくることはもちろんのこと、アヤシシVで倒したいポケモンを連れてくるためにも3枚の採用です。
キバナ:1枚
アヤシシVにエネルギーを上積みするためや、ファイヤーを取られた後にヒードランVMAXにエネルギーを付けるなどやれることは多いです。
スタジアム
マグマの滝壺:4枚
ヒードランVMAXの特性を使うためや、エネルギー加速のためにも4枚採用です。
シンオウ神殿を貼られるとヒート炎エネルギーが役に立たなくなるのでしっかりと張替えしましょう。
エネルギー
基本炎エネルギー:6枚
マグマの滝壺で使いまわすことが出来るタイプのエネルギーです。
ヒート炎エネルギー:4枚
耐久を目指すために必須のエネルギーです。
エネくじが出たことによってグズマハラのような確定サーチとはいかないまでも、いくらか触りやすくなったのはかなり助かります。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
カエンジシ
本来やけどのダメージは20点ですが、40点に伸ばしてくれる特性:しゃくねつオーラが強力です。
こだわりベルトがなくても220点を出せるためVポケモンにより強くでることが出来るようになります。
エール団のおうえんタオル
回復ができるカードの中でもかなり使用のハードルが低いものです。
ヒードラン自身の火力が低いこともあって、相手を回復してしまうリスクを考えると今回は採用しませんでした
ふうせん
場にキープできるビーダルを逃がすためのカードですが、今回は入れ替え札を多めに採用しているため見送りました。
課題
ヒードランVMAX自身の火力の低さはいかんともしがたいものがあります。
こちらはある程度耐久することが出来るとは言えあくまでVをワンパンできてVMAXやVSTARの攻撃を耐えることが出来れば相手に戦略的有利を取れる、というだけなので今のところ使うのは難しいのかな、という印象です。
とことん回復札を積んで耐久をするというのも手ですが、マグマの滝壺がベンチにしかつけることが出来ないためヒードラン単騎でキープも難しくなっています。
さらに環境が水の時代であることもきついです。
クイックシューターによる細かい打点には自身による特性の回復である程度対応できますが、結局こだわりベルト付のアクアバレットにクイックシューターを合わせられてしまうと落とされる可能性がとても高いので、うらこうさくがいなくなった後の環境に期待という感想を持ってしまいました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ヒードランVMAXは、VMAX同士の戦いであれば回復などのアドバンテージを稼ぐことが出来るためかなり強い面を持っていると思いましたが、いかんせん環境は水とVSTARでありなかなか活躍は厳しいのかもしれません。
逃げエネが4なのでせめてムキムキパッドぐらいは帰ってきてくれないかなと思うばかりです。
よりうまい使い方を研究し、今後このヒードランの記事も更新できるように日々精進を重ねていきます。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目に書かれればと思います。