【デッキ紹介】抱えきれないほどの手札で相手を制圧しよう!!ハンドキネシスイエッサン!!!【バトルリージョン】

デッキ紹介

お世話になっています。J.T.Parkです。

皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。

日本各地で連日連夜シティリーグが行われており、その結果を毎日確認しては、手堅くアルセウス軸で組むのか、最高火力でブン回りミュウVMAXを組むのか、はたまた期待の新星WTBや新しいWTBになりそうなデッキを組むのか、などチャンピオンズリーグ2022愛知を前に考えることが多い大忙しの日々です。

さて今回は、手札の数だけ強くなれるデッキ【イエッサン】をご紹介です。
各デッキが全体的にマリィなどの枚数を絞っている今こそ使いたいデッキに仕上がっています。

今回の主役

今回の主役は「連撃マスター」収録の【イエッサン】です。

基本無色 もってくる

自分の山札を2枚引く。

基本無色基本無色 ハンドキネシス 10×

自分の手札の枚数×10ダメージ。

ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより

イエッサンは下ワザ:ハンドキネシスが特徴的です。

自分の手札の枚数分だけ火力が出るという、それ以上でもそれ以下でもない本当にシンプルなワザを持ています。

ところで、ポケモンカードゲームのデッキは60枚です。

つまり素早くデッキの半分を手札にできればVmaxワンパンも視野に入ってくるわけです。

ということで今回、このシンプルがゆえにロマンのあるワザ:ハンドキネシスを活かすために

継続的な大量ドローをどうやって稼ぐか

相手による手札干渉からどうやって身を守るか

という2点を特に気を付けてデッキを作りましたので、デッキリストをご紹介します。

デッキリスト

イエッサン
デッキコード:3pSXXR-9u4vOP-pyMSyy

コンセプト

今、環境的に使われているドローサポートといえば【博士の研究】【シロナの覇気】【ヒガナの決意】が中心だと思います。

しかしこれらすべて、あまりにイエッサンとの組み合わせに向いていません。

ポケモンカードはデッキの枚数が多いがゆえにドローソースについてはほかのカードゲームよりも潤沢にありますが、大量ドローにつなげることができるようなサポート程、持てる手札の量には限界があります。

【博士の研究】打点(手札)すべて削る必要があり、【シロナの覇気】打点8枚を超えれば使うことが出来ず【ヒガナの決意】はムゲンダイナを環境で見ない今だと最大6枚ドローが期待できるものの、最初に打点2枚切っているため実際は4枚しか増えていない上に、切らなくてもいい打点を切ることが最終的な最大打点に響いてきます。

そうなるとサポートは、ホップのような使用条件なしの単純なドローカードに頼ることになります。

今回はその役目を【スクールガール】【ジムトレーナー】【とりつかい】【セイボリー】にしました。

【スクールガール】は相手のサイドの枚数に依存しますが、後攻1ターン目から最大枚数がドローでき、【ジムトレーナー】は落とされる回数が多いことから最大枚数ドローが期待できます。
【とりつかい】は入れ替え札として使えますし、【セイボリー】にはうらこうさく軸やミュウVmaxデッキのように盤面をフル展開するデッキに対しての盤面破壊を期待できるため、この四種類を採用しています。

ポケモンに関しては、イエッサンが登場したタイミングで特性:ごっそりドローのクロバットも登場していたので、手札を増やす方法についてはすでにある程度方向性は固まっていました。

ただ、登場したばかりの頃にはリセットスタンプがまだまだ健在で、マリィから手札を守る手段もありませんでした。

しかし今の環境はかなりイエッサンに追い風です。
「イーブイヒーローズ」収録の特性:しずくのまもりを持ったミロカロスがいること、Cレギュが去ったことでリセットスタンプがいなくなったことにより手札を守りやすくなりました。

さらに新弾バトルリージョンの発売によりワザ:むれをあつめるをもつバスラオや、こちらが手札を貯める時間を稼ぐことができる特性:ミラクルボディを持ったミルタンクの登場があったため、よりこのデッキを成立させやすくなりました。

最後にこのデッキの重要ポイントをいくつか解説します。

1.後攻を取りましょう。
バスラオのワザから入ることにより、レベルボールなどグッズの使用枚数をおさえつつ盤面の展開につなげることが出来たり、スクールガールを確実に一番強いタイミングで使うためです。

2.グッズの使用をケチりましょう。
グッズは便利ではあるものの打点です。基本的に手札を増やさないといけないシステムにより、サポートによるドローは毎ターン絡んできます。サポートでドローすれば必要カードが引ける可能性があることから、グッズはサポートを使った後に必要であれば使う、といった動きが重要になります。

3.エネルギーを特に大切にする。
採用しているポケモンをよく見てみると、無色2エネで使えるワザが実は多いです。
大体はイエッサンに貼ることになりますが、それ以外のポケモンでワザを使うこともありますので、攻撃をするときにのみエネルギーを貼りそれ以外は手札に温存しておきましょう。

デッキの解説はこのぐらいにしまして、一部カードの解説にうつりたいと思います。

カード

ポケモン

イエッサン:3枚

レベルボール、レスキューキャリ―両対応のたねポケモンなので最低限の3枚採用です。

クロバット:3枚、ゴルバット:4枚、ズバット:4枚

ごっそりドロー

ひっそりドロー、ごっそりドロー要因ですが、一応ツインエネルギー対応のアタッカーであるという側面もあります。

ゴルバットであれば50点なので弱点込みでメロエッタなど
クロバットであれば100点なのでレベルボール圏内と弱点込みでミュウVやテンタクルのカラマネロなどは倒すことが出来ます。

クロバットは逃げエネ0という点も大切で、ドローにはもちろん大切ですが、クロバットを場に残すという選択肢も十分にあります。

ミロカロス:3枚、ヒンバス:3枚

特性:しずくのまもりを絶やさないためにも2体立てる必要があります。
今や各デッキマリィの採用はかなり減ってきているもののマリィがないということは少なく、ツツジがほかのデッキ以上の致命傷になってしまうため大切にしましょう。

あまりないことではありますが、場にミロカロスが一体しかいない状態でバトル場にミロカロスを出してしまうとキャンセルコロンが飛んできてマリィが直撃してしまうこともあります。

バスラオ:2枚

バスラオ

グッズ節約術です。

相手にサイドを6枚とってもらう必要があるデッキのため、早いターンのうちはバスラオに場づくりを任せっきりにするという手もあります。

マナフィ:1枚

マナフィ

WTBといったベンチ狙撃もできるデッキがあるため必須カードです。
いないと話にならない場面も多いですが、このカードもキャンセルコロンにとても弱いためベンチ狙撃ワザが飛んでこなそうな場面にでは出さないで打点にすることも重要です。

グッズ

レベルボール:4枚、しんかのおこう:3枚

ノーコスト系

レベルボールはゴルバットまでを見ることができ、しんかのおこうはクロバット、ミロカロスに触ることが出来るカードです。
唯一デッキの中でミルタンクに触る方法がドローしかないので気を付けてください。

こだわりベルト:1枚

こだわりベルト

Vポケモンを相手にする場合は手札3枚分になりますが、1枚しか入っていないことと打点であることも大切なので確実に落とせるときにのみポケモンに貼りましょう。

レスキューキャリー:3枚

レスキューキャリー

主にイエッサンを回収するカードですが、ゴルバットまでも回収できるのでその場に合わせて持ってきてください。

サポート

スクールガール:4枚

スクールガール

後攻1ターン目に使いたいので4枚採用です。
ミュウVmaxをはじめとしたワンパンを要求される相手と戦う際には、手札をキープする観点から4枚引ける時のみに絞って使うことも大切です。

ジムトレーナー:1枚

ジムトレーナー

4枚引けるチャンスが多いカードですが、初手では使えないことや、環境に刺さるサポートとしてセイボリーを厚く積みたいこともあってこちらは1枚にとどめています。

セイボリー:3枚

セイボリー

初動から相手が動くミュウVmaxや非ルールデッキの盤面破壊も得意とするWTBがいる以上、相手を妨害しながら戦いを進めていかないと厳しい戦いになるため厚めの3枚採用です。

スタジアム

頂への雪道:1枚

頂への雪道

特殊エネルギー頼みなので、ジュラルドVMAXをとるためにも採用しています。
確実に攻撃できるターンまで絶対に貼らないようにしましょう。

エネルギー

ツインターボエネルギー:4枚

ツインエネルギー

ダブルターボを含めて絶対に無駄にできないエネルギーです。
しつこくなってしまいますが、後続のアタッカーを育てておく、という概念はこのデッキには無いので攻撃をするときにエネを貼りましょう。

入れ替え候補

今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。

ハマナのバックアップ

ハマナのバックアップ

スタジアムや特殊エネルギーを山にもどすことが出来るカードです。

非ルールポケモンが環境を席巻してしまっているなどエネルギー6枚をフルに使わないといけない、というような状況になれば、エネルギーのサイド落ちをケアしつつスタジアムなど山札に打点を戻すなど良い仕事をしてくれそうです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

かなり面白いデッキではありつつも、使い始めはなかなか難しいです。

筆者も環境デッキを相手に結構回しましたが、クロバットを使うと引ける枚数は3枚でありながら、クロバットを出してしまっているので2枚分しか増えてない、などに始まる計算間違えで相手のVをとるのに10点足りない、などということもありました。

このデッキを握ったことで、より手札の枚数やデッキの枚数に気を配るようになり少しポケカがうまくなったような気がしています。

採用カードもかなりお安いものになっていますのでよろしければぜひ組んで遊んでみてください。

今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目に書かれればと思います。