こんにちは!ポケントニスライターのロコモコcomicです。
皆さん、海外環境において、インテレオン&ガラルマタドガス を組み合わせた ヤミラミV デッキが大流行していたのをご存知でしょうか。
今回はそのデッキに ガラル鉱山 を組み込んだ最新型の ヤミラミV デッキを紹介させていただこうと思います。
このデッキは多種多様なカードを用いてゲームをコントロールしていくため、少しプレイ難易度の高いデッキとなります。
しかしだからこそ、ポケモンカードの楽しさと難しさを感じられるとても良いデッキになっていますので、この記事を読んで面白そうと思っていただけたなら、是非とも実際に組んで遊んでいただきたいです!
このデッキの強み
そもそも ヤミラミV デッキがどのようなデッキかご存知ない方もいらっしゃると思いますので、従来のデッキの強みと ガラル鉱山 加えたことによる強みをまとめて簡単に紹介します。
その1:相手の初動を妨害
ガラルマタドガス で相手の特性ロック&ダメカンばら撒き を行いながら、自分だけは特性 うらこうさくを活用し準備を進めて行くことができる。
その2:一気に超強力ダメージ
じゃえんのつばさ & エネルギーつけかえ、キバナで、青天井の超強力打点を持つ ヤミラミV を1ターンで育成することができる。
その3:どんな状況でも逆転が狙える!
ガラル鉱山&バッドポイズン で逃げられない相手ポケモンをじわじわと追い詰め、弱ったポケモンに クイックシューター 等を駆使してサイドをまとめ取り!
相手のいれかえグッズの採用枚数次第で、どんな状況からでも大逆転が狙える!!
デッキリスト
ポケモン
ヤミラミV 2枚
このデッキのフィニッシャーです。
ヤミラミV は相手にダメカンが溜まっていないと十分なダメージを出すことができず、HPも170と低いため、初動のたねポケモンに ヤミラミV がきてしまうと相当厳しい戦いを強いられることになります。
そのため序盤から盤面に並べるのではなく、中盤以降にベンチに出し じゃえんのつばさ&エネルギーつけかえ や キバナ を用いて1ターンでエネルギーを用意しワザ マッドネイル を使うことを心掛けましょう。
サイド落ちが怖いため2枚採用としていますが、それよりも初動たねポケモンに ヤミラミV がきてしまうことのほうが怖い場合には ヤミラミ V1枚、ガラルファイヤーV 2枚といった構成でもよいと思います。
ガラルファイヤーV 1枚
・特性 じゃえんのつばさ&エネルギーつけかえで、ヤミラミV を1ターン育成
・特性 じゃえんのつばさ&エネルギー手貼り&キバナ で ガラルファイヤーV を1ターン育成
など、攻撃面で必要不可欠なエネルギー加速&優秀なアタッカーの役割を果たします。
頂への雪道 をプレイしたい場合は、特性 じゃえんのつばさ を使えなくなることを覚悟してプレイしましょう。
ガラルマタドガス 3枚
このデッキのキーカード。
特性 かがくへんかガス は相手ポケモンすべての特性を封じる非常に強力な特性です。
相手もこの特性を警戒して あなぬけのヒモ を使い、バトル場の ガラルマタドガス を退かしてくるケースも考えられるため、余裕があれば ガラルマタドガス を場に2体出すプレイングを心掛けましょう。
ワザ バッドポイズン は毎ターン 40ダメージ の どく を与える非常に強力なワザですが、最近では逃げエネ0のポケモンや ふうせん で簡単に逃げられ どく を解除されてしまうという問題を抱えています。
しかし、今回の構築では ガラル鉱山 を採用しているため、相手ポケモンを逃さずじわじわとダメカンを乗せることができます。
ドガース(かくせい) 3枚
HP70のドガースもいますが、ワザ かくせい で ガラルマタドガス に進化し、最速後攻1ターン目に特性をロックできるのは非常に強力であり、このデッキのコンセプトにもマッチしているため、ドガース(かくせい) を採用しています。
インテレオン(クイックシューター) 2枚
マッドネイル の打点調整が主な役割です。
他にも バッドポイズン で弱らせたポケモンを クイックシューター できぜつさせ、その後にでてきたポケモンを バッドポイズン で再び どく にするなど、ありとあらゆるサイドの取り方を可能にする超有能ポケモンです。
本当は3枚採用したいのですが、枠がなく2枚の採用となっています。
一応、回収ネット を用いることで、最大4回 クイックシューター を使用することができることは覚えておきましょう。
インテレオン(うらこうさく) 1枚
デッキ中のありとあらゆるキーカードをサーチすることができる超有能ポケモンです。
このポケモンをプレイできるのとできないとのでは、選択肢に天と地ほどの差が出るため、山札を確認する際には、このポケモンがサイド落ちしていないかを確認する癖をつけましょう。
ジメレオン(うらこうさく) 4枚
うらこうさく によって2ターン目から必要なトレーナーズをサーチできるので、デッキの安定感が底上げされます。
早期に インテレオン へ進化しなければならないケースも多々あるため、欲しいトレーナーズがない場合でも ジメレオン へ進化させておくというプレイングも必要となることは意識しましょう。
メッソン(どんどんよぶ) 4枚
このデッキは、ベンチに ジメレオン&インテレオン をいかに揃えられるかがゲームの決め手になります。
そのため、相手の動きによっては ドガース のワザ かくせい よりも、メッソン のワザ どんどんよぶ によるベンチ展開を優先されるケースがあることを覚えておきましょう。
マーシャドー(リセットホール) 1枚
より有効に ガラル鉱山&頂への雪道 を活用するために1枚採用しています。
トレーナーズ
クイックボール 2枚
超汎用サーチカードですが、ヤミラミV&ガラルファイヤーV 以外のたねポケモンは レベルボール でサーチすることが可能であり、ドローソースが少ないこのデッキではなるべく手札をトラッシュしたくないため、控え目の2枚採用としています。
ポケモン通信 3枚
ポケモンの枚数の多いこのデッキにおいて最強のサーチカード。厚めの3枚採用です。
終盤まで温存しておきたい インテレオン、ヤミラミV 等をデッキに戻しておけるのも強いです。
レベルボール 2枚しんかのおこう 2枚
コストを支払わずポケモンをサーチできる超有能グッズ。
サイド落ち等で特性 うらこうさく でサーチできないような事態はなるべく避けたいため、どちらも2枚づつ採用としています。
回収ネット 3枚
主に特性 うらこうさく を再利用するために使用します。
また、ガラル鉱山 が場に出ている際には、バトル場の インテレオン や ガラルマタドガス を退かすこともできるため、多めの3枚採用としています。
あなぬけのヒモ 2枚
このデッキでは ふうせん を採用していないため、逃げエネ2の ヤミラミV や ガラルファイヤーVをベンチに逃がす場合には、基本的にこのカードが必要になります。
自分が あなぬけのヒモ を使用した際に、相手は ふうせん のついたポケモンなど、直ぐに逃げることができるポケモンをバトル場に出すことが多いです。
そのため、あなぬけのヒモ をプレイした後に ガラル鉱山 をプレイすることによって、相手はそのポケモンを逃がすことができず、数ターンなにもできないといった状況に持ち込むこともできます。
エネルギーつけかえ 1枚
特性 じゃえんのつばさ と併せて1ターンで ヤミラミV を育成します。
ツールスクラッパー 1枚
ふうせん を割りましょう。
ふうせん だけは許してはいけません。
エネルギー転送 1枚
特性 うらこうさく で基本エネルギーをサーチするため、必須のカードになります。
リセットスタンプ 1枚
ガラル鉱山&ガラルマタドガスと併せて使用すると相手が完全に身動きが取れなくなるケースがあるため、最後の最後まで勝ち筋を残してくれる超重要カードです。
安易に使用せず、なるべく終盤までキープすることを心掛けましょう。
サポート
博士の研究 2枚
超強力なドローサポートですが、このデッキはあまり手札をトラッシュしたくないので控え目の2枚採用としています。
マリィ 3枚
このデッキはなるべく相手の動きをジャマしたいため、博士の研究 よりも優先度が高く3枚採用としています。
エリカのおもてなし 1枚
手札をトラッシュせずに大量ドローが狙える有能サポート。
ただ、ドロー枚数が相手依存のため1枚の採用としています。
メイ 1枚
条件付きではありますが、ポケモン・トレーナーズ・基本エネルギーをそれぞれサーチできる有能サポート。
インテレオン(うらこうさく) を持ってくると、実質トレーナーズを3枚サーチできるようになります。
トレーナーズをあらゆるカードに変換できるこのデッキでは、
メイ ≒ 「好きなカードを3枚サーチ」
を意味します。めちゃくちゃ強いです。
キバナ 2枚
サイドレースで後手をとりがちになるこのデッキにおいては、必須のサポートになります。
サイド落ちしてしまうと、どうやってもサイドレースに追いつけなくなってしまうシーンが多々あるため、2枚採用としています。
ボスの指令 1枚
現代ポケカにおいて必須のカードですが、うらこうさく でサーチできるかつ、キバナ 等 の他サポートの方が優先されるケースが多いため、1枚のみの採用としています。
スタジアム
頂への雪道 1枚
一見、ガラルマタドガス の かがくへんかガス と役割が被ると思われるかもしれませんが、フュージョンエネルギー のついた ゲノセクトV の特性を止めたり、ガラルマタドガス をベンチに下げ攻撃に転じる際にも相手の特性を封じることができるなど、使い道は非常に多いスタジアムです。
特性 じゃえんのつばさ を使うタイミングを考慮にいれながらプレイすることを心掛けましょう。
ガラル鉱山 2枚
このデッキのコンセプトカードです。
ガラルマタドガス と併せて相手の動きをかなり縛ることができます。
自分のポケモンの逃げエネも2個ぶん多くなることを忘れないようにしましょう。
エネルギー
基本悪エネルギー 8枚
本当は9~10枚ほど採用したいのですが、枠がなくギリギリの8枚採用としています。
エネルギーの枚数がギリギリだと不安だ、という人は何とか枠を見つけて増やしてみてください。
最後に
いかがでしょうか。
今回は、海外で流行していたヤミラミVデッキに、ガラル鉱山を採用したデッキを紹介させていただきました。
ここまで読んでくださった方の中には、ガラル鉱山 を採用してあくタイプメインのデッキなら ハイドあくエネルギー を採用するべきでは?と思った方も多いのではないでしょうか?
実際このデッキを組み始めた当初は私も採用していたのですが、検討を重ねるうちに、
・じゃえんのつばさ 、 キバナ の対象にならない
・うらこうさく からサーチすることができない
などの理由から、変に腐るシーンがあるくらいなら抜いたほうが安定感が増すと考え、今回は不採用といたしました。
まだまだ練りがいのあるデッキだと思うので、この記事を読んでくださった読者の方々のオススメの構築があればコメント欄にて教えていただけると嬉しいです。