このデッキの主役は?
ロスト型デッキを回すうえで核となる存在がキュワワーです。
拡張パック「ロストアビス」から登場したロストゾーンの枚数を参照した効果を持つカードを活用する上で、キュワワーの特性:はなえらび は非常に強力です。カードをロストゾーンに送りながら山札の上2枚のうち1枚を手札に加えられるため、必要なカードを探しながらロストゾーンにカードを貯めていき、ウッウやミラージュゲート等の強力なカードを使う準備を進めることが出来ます。
キュワワー、ウッウ、ミラージュゲート等が入ったロスト型デッキは、あらゆるポケモンと組み合わせることができる非常に汎用性の高いデッキタイプになります。
環境デッキについて
大会へ向けてデッキの構築を考えている方や今どのようなデッキが流行っているのか知りたい方には、以下の記事もオススメです!
直近の大会結果を基に、使用率やデッキの強さを表したTier表や、各デッキの長所短所、参考となるデッキレシピなどを順次更新していますので、ぜひご覧ください!
デッキレシピ
ロストギラティナ
解説
ロスト軸のギラティナVSTARです。
新レギュがスタートしたことでEレギュの、あなぬけのひも・バトルVIPパス・エネルギーリサイクル・クララ・キバナなどが落ちてしまったことでロスト系統のデッキが使いにくくなっている中でも、比較的リペアが効いたのがロストギラティナです。
ロストギラティナも上記の一部カードに加えて頂への雪道を失ってしまったことも痛いですが、キュワワーとメタモンの展開のためなかよしポフィンを採用、ギラティナVSTARの天敵となるミストエネルギー対策としてシンオウ神殿を採用することで、大幅なパワーダウンを避けることが出来ました。
ACESPECは、いれかえとしてもつかえるプライムキャッチャーを採用していますが、ex相手であればギラティナVSTARで330点が出せるようになるマキシマムベルトを採用するのも一つの選択肢です。
デッキレシピ(Eレギュあり)
ロストギラティナ
解説
標準的なロスト軸のギラティナVSTARです。
環境がいちげきルギアで固まっていた時期は、ギラティナVSTARがバンギラスVに取られやすく手軽にサイドを2枚稼がれてしまうということで使用率も大きく下がっていましたが、白ルギアの台頭でギラティナVSTARがワンパンされなくなったためまた数を増やし始めました。
以前として スターレクイエム による確定きぜつは強力で、環境の中核を担い続けています。
おはらいグローブは、ギラティナVSTARでサーナイトexやミュウVMAXをワンパンすることが出来るため採用されています。
ロストカイオーガ
解説
ワザ:アクアストームのカイオーガを採用した、ロストバレットです。
ヤミラミやかがやくゲッコウガ、ワザ:かたきうちのザマゼンタでexやVSTARと戦いつつ、サイドを取り進める中で相手のマナフィを倒しておき、最後エネルギーリサイクルでデッキにエネルギーを戻して、カイオーガのワザ:アクアストームで勝負を決めるというデッキです。
カイオーガが見えているものの、ロストマインを警戒してマナフィを温存してくるようであれば、早めのげっこうしゅりけんで相手の盤面を大きく崩して勝ち切りましょう。
ロストリザードン
解説
ワザ:ロストマインのヤミラミをアタッカーの中軸に備えたデッキです。
序盤はウッウで相手のポケモンHPを削っていき、ロストゾーンにカードが10枚貯まったらヤミラミでダメカンをばら撒いてサイドを取り進めていきます。
HPの低いポケモンをやまびこホーンでベンチに呼び出しヤミラミで再び倒したり、HPの高いポケモンはヤミラミでポケモンVにダメカンを乗せて置き、かがやくリザードンで倒していくなど、とにかくロストマインに重きをおいたデッキです。
毎ターンのダメージが非常に重要になるため、特性:アイスシンボルのフリーザーを並べることでエネルギーなしで使えるウッウのワザ:おとぼけスピットの質を上げることもできます。
ロストカイリュー(封印石ロスト)
解説
ロストはサイド1枚のポケモンが中心になりやすいですが、メインアタッカーの中にポケモンVを採用しています。
このデッキで肝になってくるのは空の封印石や森の封印石です。
森の封印石をポケモンVにつける→アクロマやロストスイーパーを持ってくる→最後にロストスイーパーで森の封印石をロストに送る、という流れで後攻1ターン目からロスト7枚を目指すことができます。
後攻1ターン目からげっこうしゅりけんが狙える恐ろしいシステムです。
強力なexが登場していても、まだまだVSTARも当然元気です。
そこで、空の封印石です。
ライコウVでルギアVSTARの弱点をついてワンパンしたり、ヤミラミでダメカンをばら撒きつつ、カイリューVのワザ:ドラゴンゲイルで各種VSTARを倒し、サイドを1枚多く貰いましょう。
ロスト型ヌメルゴンVSTAR
解説
ヌメルゴンVSTARは、使うと受けるダメージを【−80】 できる非常に強力なワザを持っていますが、
要求されるエネルギーの構成がと複雑であり、ワザを使うまでの準備が難しいポケモンです。
ロスト型の構築では ミラージュゲートを利用することができるため、この問題を解決することができヒスイヌメルゴンのポテンシャルをフルに活かすことができます。
また、水エネルギーと鋼エネルギーはロスト型でもメジャーに使われているエネ構成になるためサブアタッカーの選択肢も多くバレット系に近い戦い方もできます。
ロストチオンジェン
解説
ロストにベンチアタッカ―としてチオンジェンexを採用したデッキです。
チオンジェンexは相手に取られたサイドの枚数分火力が上がり、相手の場の好きなポケモンを攻撃できるワザ:むさぼるつたが強力で、相手にサイドを4枚取られた段階でたねのVやexを取りやすい240点が出るようになります。
ベンチ狙撃の大敵であるマナフィや、チオンジェンの出せる最大火力300点でギリギリ届かないVMAXなどに対して、ヤミラミのロストマインで対処が出来る場面が多く、ロストというデッキとチオンジェンのかみ合わせが非常に良いです。
使用感についてはこちらの動画も併せてご覧ください。
ロストバレット(ロストザマゼンタ)
解説
こちらはメインアタッカーに ザマゼンタ を採用した構築です。
ワザ かたきうち は 前の番に自分のポケモンがきぜつしていたなら 220ダメージ を出すことができます。
非ルールのたねポケモンではかなりの高火力を出すことができるアタッカーで、かがやくリザードンやガラルファイヤーよりも、火力を出す条件の達成が簡単なことが魅力です。
ウッウ や ヤミラミ、かがやくゲッコウガ と組み合わせれば元環境のほとんどのポケモンを2パンで倒すことができます。
ロストバレット(ロストガラルファイヤー)
こちらはフィニッシャーに ガラルファイヤー を採用した構築です。
ワザ もえあがるいかり は相手に取られたサイドの数だけワザの火力が上がっていき、相手がサイドを5枚とっている状態では 270ダメージ を出すことが可能です。
特性:じゃあくチャージ は手札から場に出した時に、手札の基本悪エネルギーを2枚までこのポケモンにつけることができます。
これによりミラージュゲートに依存せずとも自身でエネ加速できる点が魅力です。
さらに、ミュウVMAXやサーナイトexには弱点をつくことが出来るのも魅力になります。
相手がサイドを3枚取った時点でワンパンが可能です。