こんにちは!ポケントニスのライター のらしあ です!
今回は「スノーハザード」に収録されているexポケモン、「チオンジェンex」を使ったデッキをご紹介します。
今回の主役
このカードで注目したいのは上ワザ むさぼるつた です。
「スノーハザード/クレイバースト」では自身と相手のサイドの枚数に重きを置くカードが多数存在します。
チオンジェンexのワザ むさぼるつた もその一つです。
相手のサイドの枚数に応じて打点が上がっていくベンチ狙撃系のワザになるのですが、設定されている倍率が高く、サイドを5枚取られた状態なら相手のVSTARポケモンをワンパンできる300ダメージという高火力で攻撃することが可能です。
そのためこのカードの真価が発揮されるのはゲーム終盤になります。
チオンジェンexをフィニッシャーとして使えるようなデッキ構築を目指してあげるとその強さを体感することができるかと思います。
デッキリスト
コンセプト
ロスト軸のフィニッシャーとしてチオンジェンexを採用しました。
まず、ロスト軸にした理由からお話します。
チオンジェンexの魅力はゲーム終盤で見せる高火力ベンチ狙撃です。
VSTARポケモンすらワンパンを狙えるベンチ狙撃は他のポケモンでは代わりの効かない強力な個性になります。ですがベンチ狙撃をする以上マナフィの対策は必須。その上、300ダメージでは倒せない大型ポケモンにはダメカン調整もしてあげる必要があります。
これらの問題をまとめて解決し戦っていけるデッキとしてロスト軸を選択しました。
デッキの回し方は多くのロスト軸デッキと同じで序盤はとにかくロストを溜めること。ウッウで小突きながらロストを溜めていきましょう。
ロストが溜まってきたらカビゴン、ゲッコウガ、ヤミラミで積極的にサイドを狙います。この際、相手の盤面にマナフィがいたら優先して倒したいです。
そして、チオンジェンのむさぼるつたで勝てるタイミングが来たら一気に勝負を決めましょう。ロストカイオーガと違い山札の調整は必要ないので、チオンジェンの準備は比較的しやすいと思います。
カード
ポケモン
チオンジェンex 1枚
今回の記事の主役です。
ゲーム終盤、高火力ベンチ狙撃を使って勝利をつかみましょう!
カイオーガとの違いは山札の調整が必要ないことと、チオンジェン自身の耐久力です。基本的にはフィニッシャーとして使う想定で採用していますが、次のターンにワンパンされない確信が持てるときは相手にサイドを4枚取られた段階で運用してもいいと思います。
キュワワー 4枚
キュワワーとアクロマの実験でロストを溜めていくので4枚採用は必須になります。
ウッウ 2枚
ロストが7枚溜まるまでの間はウッウがメインアタッカーです。
ロストゾーンにカードが4枚以上あればエネルギー無しでワザを打つことができるため、ウッウがワザを打つターンの手張りはキュワワーの逃げエネに活用できます。
ヤミラミ 2枚
ロストが10枚溜まったらヤミラミの出番です。
相手の場にいる小型ポケモンを積極的に倒す他、大型ポケモンをチオンジェンがワンパンできるようダメカンを調整する役割を持ちます。マナフィがいる場合は最優先でマナフィを倒しましょう。「ダメカンを乗せる」という効果はワザのダメージではなく、ワザの効果に分類されるので なみのヴェール を貫通します。
カビゴン 1枚
非ルールたねポケモンの中ではかなりの高火力ワザを持っています。
ワザの効果で寝てしまうデメリットを持っていますが、基本的には次のターンに倒されることを前提に採用しているので問題ありません。ただし ベンチ狙撃やダメカンばらまきなどのワザを持つ相手は注意 が必要です。それらのポケモンはカビゴンを眠らせたまま別のポケモンに攻撃できるので、対面次第では入れ替え手段を持っている状態でワザを打つのがベストです。
かがやくゲッコウガ 1枚
システムポケモンでありながらアタッカーとしても活躍する優秀なカードになります。相手の盤面にマナフィがおらず、低HPのポケモンが複数いる場合などは積極的に使っていきたいです。
マナフィ 1枚
ロスト系のデッキはHPが低いポケモンが多いので護身用として1枚採用しておくことをお勧めします。
これは余談ですが、これまで活躍していたツツジに加え、ナンジャモやリバーサルエネルギーなどの「サイドが負けているほど有利に働くカード」が増えたことによりベンチ狙撃系のデッキの価値は上がると思っています。
ベンチ狙撃系のデッキならサイド複数取りを目指しギリギリまでサイドを取らないという動きが狙えるので対策になりえます。
グッズ
バトルVIPパス 4枚
ロスト系のデッキと相性抜群のサーチカードになります。
ベンチポケモンの展開はもちろんのこと、ロスト系で利用する場合2ターン目以降も腐らせずロストの肥やしにできるのが魅力です。
ネストボール 3枚
バトルVIPパスを採用している分ネストボールは3枚の採用としました。
ヒスイのヘビーボール 1枚
サイド落ちしたチオンジェンexを回収するために1枚採用しています。
ミラージュゲート 4枚
このデッキ唯一のエネ加速手段です。
主にゲッコウガ、カビゴン、チオンジェンに使います。
いれかえカート 4枚
キュワワーでロストを溜めるにはバトル場とベンチのいれかえは不可欠です。今回のデッキは全てたねポケモンで構成されているため、ポケモンいれかえではなくいれかえカートを優先して採用しています。
あなぬけのひも 4枚
チオンジェンの上ワザ むさぼるつた はベンチ狙撃になります。相手の倒したいポケモンがバトル場にいる場合、このカードを使ってベンチに下げてあげましょう。
エネルギーリサイクル 2枚
ゲーム終盤、ミラージュゲートを確実に使えるようトラッシュにあるエネルギーは山札に戻しましょう。1回は使いたいカードになるのでサイド落ちとデッキを回す過程でどうしてもロストしなければいけない瞬間を考慮し2枚の採用です。
ポケギア3.0 2枚
ゲーム序盤にアクロマの実験に触れるか否か、これは大きくゲームに影響する要素になるので少しでも触れる確率をあげれるよう2枚の採用です。
やまびこホーン 1枚
サイドが4枚取られた状態ではチオンジェンのむさぼるつたの打点は240になります。VSTARや1進化以上のポケモンexを倒すには心許ないのでやまびこホーンで倒せるポケモンをベンチに呼び出しましょう。
ポケモンのどうぐ
勇気のおまもり 2枚
チオンジェンの耐久力をあげたり、ミラー対面時に差をつけるためウッウにつけたりします。
サポート
アクロマの実験 4枚
スピード感を持ってロストを溜めたいためアクロマの実験は4枚の採用です。
クララ 2枚
トラッシュにいったポケモンを回収する手段としてクララを採用しています。チオンジェンはミラージュゲート+手張りで動くのでクララのように手札にエネルギーを回収できる手段もあると便利です。
キバナ 1枚
エネ加速をしつつ確実に欲しいカードを手札に加えられるカードです。基本的にはサイドを1枚しか取られない非ルールのポケモンを中心に戦っていくのでキバナを使えるチャンスはたびたび訪れます。
ツツジ 1枚
このデッキ唯一の相手の手札へ干渉する手段になります。
ロスト系のデッキは手札が溜まりやすく、理想の動きを実現するには引けるカードは多いに越したことはないのでナンジャモよりもツツジを優先して採用しています。
スタジアム
ビーチコート 2枚
主にキュワワーの逃げエネを0にするために採用しています。
バトル場のポケモンがきぜつした際、一旦キュワワーをベンチからバトル場に出しはなえらびをしてから次の行動を考える余裕が生まれます。
エネルギー
基本草エネルギー 4枚
チオンジェンの上ワザに2枚、下ワザに3枚使うのでサイド落ちも考慮して4枚の採用としています。基本的には上ワザを使う想定です。
基本水エネルギー 4枚
かがやくゲッコウガに2枚、ワザを打ったあとエネルギーが2枚トラッシュされ、もう一度ワザを打つのに1枚水エネルギーが必要なためサイド落ちなどを考慮して4枚採用としています。
基本超エネルギー 3枚
ヤミラミ用のエネルギーになります。1エネでワザは打てますが他ポケモンの無色エネルギーも担ってほしいので3枚の採用です。
最後に
いかがだったでしょうか?
「スノーハザード/クレイバースト」のカードは強いカードが多くて楽しいですね!
環境の中心が少しずつexに変わってきている感じがしてわくわくします。
新時代到来って感じです。
それではまた次の記事で!アローラ!