【デッキ紹介】海外CSで大活躍!!ミュウツーV-UNIONコントロール!!【PokémonGO】

ミュウツーVUNIONコントロールサムネデッキ紹介

どーもー!ポケントニスライターのmIckeyです!

海外でミュウツーV-UNIONを使用したとんでも面白デッキが入賞しましたね!
ミュウツーV-UNIONコントロール と呼ばれているそうです。
Sander Wojcik選手お見事でした!

本記事ではその大注目デッキ紹介していきます。

本記事では、
ミュウツーV-UNIONスペック紹介・デッキレシピ・採用カード解説・各環境デッキ対面の戦い方の順にお届けします。

是非最後までお読みください!

ミュウツーV-UNION

ミュウツーV-UNION
ミュウツーV-UNION

特性 フォトンバリア
このポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。

基本無色 ユニオンゲイン
自分のトラッシュから基本超エネルギーを2枚まで選び、このポケモンにつける。

基本超基本超基本無色 ちょうさいせい
このポケモンのHPを「200」回復する。

基本超基本超基本無色 サイコプロージョン
ダメカン16個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。

基本超基本超基本超基本無色 ファイナルバーン 300

解説

順に説明します。
ユニオンゲイン はトラッシュにある超エネルギーを2枚までこのポケモンに付けることが出来るため、次のターンから動くための準備を自分でできます。

ちょうさいせい は自身のHPを200回復することが出来ます。大型のポケモンを2パンで倒すことを主軸にしたデッキの場合、この回復だけで突破は困難になります。

サイコプロージョン は相手場のポケモンに合計16個のダメカンを好きなように乗せることが出来ます。
メッソン2匹等のHPラインが低いポケモンをきぜつさせたり、ベンチに下がった手負いのポケモンをきぜつさせたり、ミルタンクのようなダメージを与えられないポケモンをきぜつさせることが出来ます。

ファイナルバーン300ダメージ を出すことが出来るので、VSTARポケモンまでなら1発で倒すことが出来ます。

おまけに特性 フォトンバリア も持っており、相手のワザの効果を受けないという効果です。
例えば ドラパルトVMAXダイファントム のダメカンばら撒き効果を受けなかったり、ジバコイルVひっぱりじしゃく でバトル場に呼び出されません。

以上のように、出せれば強いV-UNIONポケモンです。
サイド落ちが起きうるルールであること、VMAXポケモンで戦った方が強いことにより今まで使われてきませんでしたが、
この度天才的な構築により実戦レベルに押し上げられました。

それではデッキレシピの紹介です。

デッキレシピ

ミュウツーVUNIONコントロール
【デッキコード】g9n6H9-BmL838-LnLnnQ

コンセプト

序盤はカビゴンの くいだめ でミュウツーV-UNION のパーツを手札に引きこみニャースの しんかのおたけび でトラッシュにパーツを貯めていきます。
ドローをカビゴンに任せることでシャクヤを使ってサイド落ちしているパーツを探しに行くことも可能にしています。
ミルタンクの ミラクルボディ でVポケモンからのダメージを耐えながらクラッシュハンマーでエネルギーを割って相手の動きを遅らせていきます。

ミュウツーV-UNIONの準備が出来てからは ユニオンゲイン でエネルギーを加速して次のターンからワザを打てるようにしていきます。

その後は各デッキに対しての最適解を押し付けながら有利を取っていきます。


それでは以下は採用カード紹介です。

カード

ポケモン

ミュウツーV-UNION 4枚

ミュウツーV-UNION

このポケモンを現在最も上手く使用するデッキです。
先述した通り出して準備できれば強いカードです。
トラッシュに4枚ともそろえなければ場に出せないのでボール系のカード等を上手く使ってトラッシュに貯めていきましょう。

カビゴン 4枚

カビゴン

特性 くいだめ でバトル場にいる時に番の終了と引き換えに手札が7枚になるようにドローすることができます。
デッキはこのポケモンで回します。
本デッキでは5枚サイドを取られたとしても ミュウツーV-UNION を相手は最後に倒さないといけないため、余裕でカビゴンを突っ張ることができます。
準備が出来るまでこのポケモンでパーツを揃えましょう。
4枚採用です。

ミルタンク 2枚

ミルタンク

ミュウツーV-UNION の準備をするために時間を稼ぐポケモンです。
時間を稼ぐポケモンと言ってもミルタンクだけで詰んでしまうデッキもあるため、重要なアタッカーです。
相手がミルタンクを突破できないようであればミュウツーV-UNIONの準備が出来てもベンチには出さずに相手の選択肢を増やさないように立ち回ることもあります。

また、ツインエネルギー手張りのみで攻撃ができ、軽くダメージを与えておくことが出来るので、ミュウツーV-UNIONの サイコプロージョン でダメカンをばらまいてサイドを一気取りするというプランを取ることが出来ます。
必ず1枚は使うため、2枚採用です。

イベルタル 2枚

イベルタル

ミュウVMAX対面で使うポケモンです。
それ以外ではほぼ使いません。

ミュウVMAX対面で はかいのさけび を打ち、フュージョンエネルギーやダブルターボエネルギーをトラッシュに送ることが仕事ですが、それだけではミュウデッキは止まりません。

では、どのような意味があるのかというと、フュージョンエネルギーをトラッシュに送ることでメロディアスエコーの火力が出せなくなります。
そうすることでテクノバスターしか火力のあるワザが無くなり、ミュウツーV-UNIONが ちょうさいせい で回復している間に相手のリソースが無くなってしまいます。
リソースが無くなると相手がテクノバスターが連発できなくなるので、ちょうさいせい以外のワザを打つターンを作ることが出来、最終的に勝ちにつながるという流れです。

サイド落ちしていて上記の動きが即座にできないというブレーキを踏まないために2枚採用です。

ガラルニャース 2枚

ガラルニャース

手札に集まったミュウツーV-UNIONのパーツをトラッシュに送る為のカードです。
また、手札を任意で減らすことが出来る為、カビゴンのくいだめで引けるドロー枚数を増やし、序盤のエンジン補助をしてくれます。
2枚採用です。

ナマコブシ 1枚

ナマコブシ

ドローソースとして働くポケモンです。
リソースをしっかり管理してデッキ内に残っているカードを把握しながらプレイするデッキなので、ゲーム終盤は引きたいカードに当たる確率がかなり高くなります。
本デッキはV-UNIONを採用しているため、デッキを圧縮する重要性がさらに高いです。
このカードを採用することでデッキをはなから1枚圧縮した状態で始めることが出来ます。
複数枚あってもかさばるので1枚採用です。

グッズ

クイックボール-ハイパーボール 4-4枚

サーチ系カード(コストあり)

クイックボール:4枚
ハイパーボール:4枚
採用しています。
ミルタンク、イベルタル、ニャースをクイックボールでサーチできます。
ハイパーボールはV-UNIONのパーツすらもサーチすることが出来、トラッシュに効率的に送れます。
欲しいカードを集め終わった後はナマコブシをサーチして1ドローに変換します。

トレッキングシューズ 4枚

トレッキングシューズ

デッキを回せるグッズです。
トラッシュにV-UNIONを送れた時は最強です。
4枚採用です。

回収ネット 4枚

回収ネット

仕事が終わったポケモンを回収するためのカードです。
ミュウツーV-UNION以外のポケモンはできる限り回収したいです。
4枚採用です。

クラッシュハンマー 4枚

クラッシュハンマー

相手が何もできないターンを1ターンでも作ってその隙に勝ちに行きます。
その「相手が何もできないターン」を作りやすくするカードがこのカードです。
4枚採用です。

ともだちてちょう 2枚

ともだちてちょう

エール団の応援・シマボシをデッキに戻し、それぞれのサポートでトラッシュからリソース回復をすることで永遠にデッキを回復し続けることが出来ます。
相手のデッキによっては上記の動きでライブラリアウトで勝つことも目指します。
2枚採用です。

タフネスマント 1枚

タフネスマント

ミルタンクに付けることでHPが160になるため、インテレオンの アクアバレット で倒されなくなります。
1枚採用です。

ツールジャマー 1枚

ツールジャマー

こだわりベルト等でワンパンしてくる相手を阻止したり、大きなおまもりでHPが300を超えてしまったVSTARポケモンのHPを300未満に戻し、ミュウツーV-UNIONの ファイナルバーン でワンパンできるようにします。
1枚採用です。

ビッグパラソル 1枚

ビッグパラソル

ミルタンクをガラルマタドガスの バッドポイズン で突破してくることが良くあります。
しかし、どく状態にするのはワザの効果なので、ビッグパラソルをミルタンクに付けてその突破方法を防ぎます。
1枚採用です。

サポート

博士の研究 2枚

ナナカマド博士

手札を全部トラッシュしながら7枚ドローすることが出来るので、V-UNIONパーツや仕事が終わって回収したポケモンをトラッシュに送ってデッキの純度を上げていきます。
2枚採用です。

シマボシ 2枚

シマボシ

ともだちてちょうや1枚採用のポケモンのどうぐなどをデッキの一番上に置き、トレッキングシューズ等で手札に引き込みます。
2枚採用です。

アスナ 2枚

アスナ

イベルタルと同様に特殊エネルギーをトラッシュに送って相手の動きを阻害します。
ミュウデッキが依然多いため仕事がなくなりません。
特殊エネルギーを使うデッキが減ってくるとエール団のしたっぱに取って代わられそうです。
2枚採用です。

シャクヤ 2枚

シャクヤ

ミュウツーV-UNIONでなければサイドを取り進めることが出来ません。
なのでサイドに落ちてしまったパーツを拾う大事な仕事をする必要があります。
2枚採用です。

ボスの指令 1枚

ボスの指令

相手の逃げにくいポケモンを呼び出して ちょうさいせい で回復し、何もできないターンを作る為に使います。
繰り返し使用する手段があるため1枚採用です。

コック 1枚

コック

ちょうさいせい を使用しなくても済むようにできるカードです。
150ダメージくらいのギリギリ2パンで倒そうとしてきた時や、100ダメージくらいの小突きをしてきた時に使用すればサイコプロージョン等を打つ隙を作ることが出来ます。
1枚採用です。

エール団の応援 1枚

エール団の応援

他のサポートを繰り返し使うために使用します。
ともだちてちょう・シマボシと合わせて使うことで強力なデッキ回復が実現できます。
1枚採用です。

カゲツ 1枚

相手の手札からポケモンのどうぐ・スタジアム・特殊エネルギーを合計2枚までを選びトラッシュできます。
相手が はかいのさけびクラッシュハンマー を警戒して手札に特殊エネルギーを抱えている時に使用して詰み展開に持って行きます。
1枚採用です。

セイボリー 1枚

セイボリー

現環境に対して高い攻撃力のあるサポートです。
繰り返し使えるデッキなので何度も使って相手をジリ貧にしていけます。
1枚採用です。

スタジアム

ローズタワー 1枚

ローズタワー

ガラルニャース2枚採用で効率的にドローしていくことが出来ます。
1枚採用です。

エネルギー

ツインエネルギー 3枚

ツインエネルギー

ミルタンク・イベルタルを1ターンで起動できるエネルギーです。
ミュウツーV-UNIONに付けても無色1エネとしては働いてくれるので ユニオンゲイン を打つこともできます。

基本超エネルギー 3枚

基本超エネルギー

各環境デッキ対面との戦い方

VS.パルキアデッキ

パルキアVSTARはこちらの場をミュウツーV-UNIONのみにしてツールジャマーを貼っているとインテレオンのクイックシューター込みでも最大で180ダメージまでしか出すことが出来ません。
なので最終盤面は回収ネット等を使用してミュウツーV-UNIONのみになるようにプレイしていきます。

そして180ダメージであれば ちょうさいせい のHP200回復で完全に回復していけるので回復しながらクラッシュハンマーやボスの指令で相手の動きが止まる1ターンを待ちます。
展開によってはこの耐久で相手のデッキ切れを待ちます。

海外のBO3(2戦先取制限時間50分)ルールだからできる戦法でもありますが、パルキアがミュウツーV-UNION対面が上記の理由で厳しいことも事実です。

VS.ミュウデッキ

イベルタルの紹介でも少し触れましたが、フュージョンエネルギー・ダブルターボエネルギーをトラッシュに送り、相手の隙を作っていきます。
イベルタル・アスナ・カゲツ・クラッシュハンマーとエネルギーを剥がす手段がかなり豊富なので、メロディアスエコーで高い火力が出せなくなり、ミュウツーV-UNIONで耐久しながら相手エネルギーが枯れるのを待てます。
最近のミュウデッキはシマボシが採用されていてエネルギーをトラッシュから回収することもできますが、焼け石に水となることでしょう。

エネルギーが枯れたらサイコプロージョンやファイナルバーンでサイドを取り切ったりデッキ切れを待って勝てます。

VS.デュアルガデッキorヒスイゾロアークデッキ

Vポケモンしかアタッカーに採用されていないデッキはミルタンクで突っ張っているだけで勝てます。
火力はそこまで高くないですが、ミルタンクの けちらす で少しずつダメージを蓄積していきます。
その間もミュウツーV-UNIONのパーツをトラッシュに貯める準備は進めて置いてサイドを取り切るプランも残しておきます。

的になってしまわないようにミュウツーV-UNIONは準備が出来ても相手が攻撃できない状態を作れるまで出しません。

最後に

いかがでしたでしょうか。
環境に対して強力な回答を持ったミュウツーV-UNIONを採用したデッキ。
パルキアとミュウが2強となっている環境だからこそ生まれたデッキですね。

ただ、正直このデッキが日本の大会でも活躍できるかというと少々疑問です。
25分間で勝負を決めるというプレイングは本デッキにとってはかなり困難です。
このデッキが活躍した大会のルールは「制限時間50分の3戦マッチ、タイムアップになった場合は初戦の勝敗による」というものでした。
なので、使用していたSander選手も30分以上を目いっぱい使って勝つというプレイングを徹底していました。
ただし、環境で結果を残した以上、「知らなかった」では済まされないデッキの一つとなりました。
もし25分で勝ち切ることができるプレイングが出来るのであれば日本でもめちゃくちゃ強いデッキとなると思います。
みなさんも一度組んで使ってみてください。

これからも日本だけでなく海外の大会に目を向ける必要が出てきましたね!
勉強勉強です。

最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた次の記事で!