お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
シティリーグなども終わってしまったため、皆様も構築を練りながらジムバトルなどで腕を磨かれていることと思います。
筆者もデッキを考えては当サイトのメンバーにぶつけてみて、感触が良ければ改良を加えていく日々を過ごすばかりです。答えがなかなか見つからない事が一番の問題ですが、ここを楽しくやれないとカードゲームとして苦手になってしまうため楽しんで答えを見つけていけるよう踏ん張っています。
さて今回はタイムゲイザーよりオリジンディアルガVSTARデッキをご紹介です。
時をつかさどるディアルガが非常にらしいワザをひっさげて帰って来たので、しっかりと強く使っていきたいと思います!
今回の主役
今回の主役は「タイムゲイザー」より【オリジンディアルガVSTAR】です。
狙うのはもちろんVSTARパワーのワザ:スタークロノスです。
220点を出しつつ、使ったら相手のターンをスキップして自分のターンを始めることが出来ます。
いわゆるエクストラターンというものです。
ワザ:メタルブラストは素点40点にプラスで、ついている鋼エネルギーの枚数×40点を出すことが出来ます。
・鋼エネが1枚ついていれば80点
・すべて鋼エネでスタークロノスを打った流れだと5エネついているので240点
エネルギー1枚につき×40という倍率はあまり高くはないものの、スタークロノスを狙うというシステム的にエネルギーをつけなくてはならないため、ある程度の打点は期待して使えます。
スタークロノスを打って次のターンに1枚鋼エネルギーを貼ることが出来れば280点、こだわりベルトで310点まで届くようになるのでVSTARやVMAXを狙えるようにもなってきます。
スタークロノスでクロバットVなどVポケモンを落として、ワザ:メタルブラストでVSTARやVMAXを狙うことで早々の決着を目指しましょう!
今回はかなりオーソドックスな鋼Vポケモンたちと合わせたデッキを作成してまいりましたのでよろしければお付き合いください。
~もう1回自分の番を始める、とは~
チャーレムVのワザ:ヨガループやディアルガGXのワザ:タイムレスGXなどにも代表される【もう1回自分の番を始める】について簡単に紹介します。
特徴としては
・ワザをもう一度使える
・サポートをもう一度使える
・ターンに一度の特性をもう一度使える
・間にポケモンチェックを挟まない
・ポケモンチェックを挟まないので新しいターン前に毒ややけどのダメカンは乗らない
などがあります。
特にポケモンチェックの扱いについては以下のようにポケカ公式のQ&Aにも記載されていますので是非確認してみてください。
デッキリスト
コンセプト
1.ザシアンVの特性:ふとうのつるぎでエネルギーをためる
2.メタルトランスでオリジンディアルガVSTARにエネルギーを移す
3.スタークロノスを決める
目指すのはこの3点です。
さて、今や環境から離れてしまっているザシアンVですがそもそもザシアンVは単体性能が高いのです。
HP220ということで、ダブルターボエネルギー+こだわりベルトのアルセウスVSTARや後手1メロディアスエコーも耐えます。
ワザ:ブレイブキャリバーは230点とVポケモン相手であれば無双待ったなしです。
ただ
・3エネつけないといけない
・さらにすべて鋼エネルギーじゃないといけない
・今環境では当たり前のこだわりベルトを込みにしてもVSTARにワンパンを取りづらい
・VSTARととられるサイドの枚数が同じ
・ブレイブキャリバーの性質的に、非ルールにも弱い
などなどが重なって受難の時です。
そんな単体使用が難しいザシアンVを、今回はディアルガVSTARのサブアタッカー兼サポート要員として採用しました。
特性:プリンセスカーテンを持つディアンシーでベンチのザシアンを守りながら特性:ふとうのつるぎを使うことでエネルギーの受け皿にします。
もちろんザシアンの火力的に相手が止まりそうであればザシアンVでの攻撃も十分に選択肢の一つです。
ふとうのつるぎでエネルギーをためつつ手札もためることができるので、ドータクンを用意しディアルガVSTARにエネルギーをつなぎましょう。
もちろんメタルソーサーもありますのでトラッシュにエネルギーをキープすることも大切です。
では採用カードたちの解説に移りたいと思います。
カード
ポケモン
オリジンディアルガVSTAR:2枚、オリジンディアルガV:2枚
大注目ポケモンです。
オリジンディアルガは上ワザ:メタルコーティングで自身にエネルギーを加速することができます。
正直後攻をとったとして、このワザを使うとしたら最終手段です。
現環境で先行2ターン目にバトル場にエネが3枚付いたオリジンディアルガがいた場合、ほぼ間違いなく落とされてしまいます。
あくまでベンチに置いておきつつ、ディアンシーで守りながら必要なターンにオリジンディアルガVSTRAに進化させて場に出しましょう。
ザシアンV:2枚
バイプレイヤーです。
攻撃、エネルギー加速、手札の補充なんでもござれ。
ただし今環境で前線を張るには少し物足りないのであくまでサポート役です。
しっかりディアンシーに守ってもらいましょう。
ザマゼンタV:1枚
ディアンシーやザシアンが落とされるなど相手にサイドを進められやすいデッキなので最後の一押しをザマゼンタVのワザ:リベンジバーストで決めましょう。
相手にサイドを5枚とられていると270点を出すことができます。ベルトとダンデ込みで330点とほぼすべてのVMAXを見ることができるようになります。
ドータクン:2枚、ドーミラー:2枚
今回はメタルトランスがとても重要になってきます。
こちらもドーミラーの段階であればディアンシーで守ることができるため、進化のタイミングが重要になってきます。
博士の研究をドローソースにしているためそう簡単にはいきませんが極力必要なターンまで進化させないことが大切になってきます。
クロバットV:1枚、ネオラントV:1枚
優秀なサポーターたちです。
ベンチの枠を圧迫するカードたちでもあるので使わないで済むならそれに越したことはありません。
特にネオラントはボスの指令に直結するカードなので大切に使いましょう。
ヤレユータン:1枚
ふとうのつるぎを使って少なくとも鋼エネルギー1枚を確定させてくれるカードです。
ディアンシー:2枚
特性:プリンセスカーテンは自分の場のたねポケモンをボスの指令から守ってくれます。
あくまでたねポケモンであることが注意ポイントです。
あなぬけのヒモをケアするためにも場に2体をキープできるに越したことはありません。
頂への雪道を貼られてしまった、などふとうのつるぎを使えないターンには、ワザ:スパイクドローも1つの選択肢です。
本当は3枚入れて、サイド落ちをケアしたいところではありますが枠がパンパンなので最低限の2枚にしています。
グッズ
クイックボール:4枚、ハイパーボール:3枚、しんかのおこう:1枚
サーチカードです。
ハイパーボールとしんかのおこうでどちらが良いかは難しいところです。
エネルギーが多い分、コストとして切れるものも多いので今回はハイパーボールに枠を振りましたが、クイック4ハイパー2しんかのおこう2などでもいいのかもしれません。
メタルソーサー:4枚
ふとうのつるぎ1本ではやはり加速のスピード的に厳しいので4枚フルで採用しています。
場にはディアンシーを出しておきたいのでベンチにしか加速できなくてもかみ合わせはとても良いです。
ポケモンいれかえ:2枚
入れ替え手段です。
バトル場にザシアンやディアルガを残して相手にターンを渡したくないことから4枚で採用したいぐらいです。
ふうせん:2枚
ヤレユータンやディアンシーにつけたいカードです。
ドーミラーは逃げエネが1ですが、ドータクンは逃げエネが3なので、ふうせんだけでは逃げられないことに気を付けてください。
こだわりベルト:2枚
オリジンディアルガVSTARのスタークロノスの打点を一押しするために採用しています。
これとダンデを合わせることが出来れば280点まで出るようになり、アルセウスVSTARにワンパンを取れる可能性が出てきます。
やまびこホーン:1枚
スタークロノスで取ったエクストラターンを有効活用するために入っています。
倒せるポケモンをトラッシュから釣ってきましょう。
ザシアンVで取れるポケモンを連れてこれるプレイングも大切になる場合があります。
サポート
博士の研究:4枚、マリィ:2枚
ドローサポートです。
出来ればネオラントVでは触りたくないタイプのサポートなので、特に博士の研究は4枚採用です。
ボスの指令:3枚
どのデッキよりもその場で倒せるポケモンをしっかり倒しきることが大切なデッキです。
いちげき確殺を目指すために4枚採用が望ましいですが博士の研究などを使うターンには腐ってしまうため最低限の3枚採用です。
キバナ:1枚
ディアンシーなど落とされるポケモンが多いため、使えるチャンスはけっこうあります。
スタークロノス用にダメ押しのエネ加速を決めましょう。
ダンデ:2枚
足りない打点の底上げ用のカードです。
特にザシアンVでVSTARポケモンと張り合うためには必要なカードになってきます。
スタジアム
結晶の洞窟:2枚
鋼ポケモンの強い味方になってくれるスタジアムです。
雪道を貼られてしまうとザシアンが止まってしまうためスタジアムを貼り返すように手札にためておいてください。
エネルギー
基本鋼エネルギー:11枚
ふとうのつるぎを使ったときにあたりの枚数が増えるようにたくさん積んでいます。
他の必要なカードなどと枠を相談する場合9枚ぐらいに落ち着くのかもしれません。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
セキ
スターゲイザー収録の新カードです。
手札から鋼エネルギーを2枚トラッシュすることで山札から好きなカードを2枚持ってくることが出来ます。
手札に鋼エネルギーが2枚無いと使えない中でセキが手札で腐ってしまうことも多かったので、今回は不採用にしました。
ヒガナの決意
手札のメタルソーサーなどを守りながら使えるドローソースです。
環境にパルキアVSTARなどうらこうさく軸をフル展開するデッキが多いほど使いどころは多くなってきます。
ガラルニャイキング
鋼軸のデッキの打点を底上げしてくれます。
想定するベンチのスペースとの対話の中で抜けたり入ったりします。
課題
環境においてボスの指令がいる限り使いどころは多いですが、いかんせんその現環境において数を増やしているクロススイッチャー入りパルキアVSTARとの相性が良くありません。
それ以外が相手であればある程度ディアンシーで耐えていけるのですが、クロススイッチャーでベンチを呼ばれてしまうことがきついです。
ドータクンを立てることが出来ればある程度エネルギーを分散することもできますが、立てるまでにエネルギーを貯めたザシアンを取られてしまうとどうしようもありません。
環境が回って、クロススイッチャーとボスの指令両立のためにクロススイッチャーを減らした構築が増えるのを待つばかりです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
面白いVSTARパワーを持っていること、今環境においては弱点を突く、突かれることにあまり左右されない純粋な火力、など実は握る選択肢の1つに持っておいても損がないデッキなのかもしれません。
後半の捲り力の高いこのデッキ是非遊んでみてください。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目に書かれればと思います。