お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
4月です。
春です。
新入生、新社会人の皆様は本当におめでとうございます。
そして皆様、日々お疲れ様です。
新年度も始まったばかりで大変かとも思いますが、キバってこの時期を乗り越えていきましょう。
さて、今回の記事はパオジアンexのデッキをいくつかご紹介します。
今回もあれやこれや考えています。
是非お付き合いください。
今回の主役
今回は「スノーハザード」収録の【パオジアンex】です。
やってきました、パルデアの準伝説ポケモンの一角【パオジアン】のexが登場です。
そして、今回のパックの目玉カードと言っても過言ではありません。
特性:わななくれいきは自分の番に1回、山札から2枚基本水エネルギーを持ってくることができます。
「この番、他のパオジアンがこの特性を使っていたら使えない」というような制限がないため、場にいるパオジアンの分だけ基本水エネルギーを持ってくることができるチャンスがあります。
強力な特性である反面バトル場にいないと使うことができないため、基本水エネルギーが欲しいものの入れ替え札的にパオジアンは場に出したくない、という場合に腐ってしまうのが大きなデメリットでしょうか。
ワザ:ヘイルブレードは自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュしその枚数×60点という、高火力ワザです。
ダメージ計算が×60点なので、310点のミュウVMAXや130点のかがやくゲッコウガ、70点のキュワワーを倒すのに無駄が出てしまうのが難点ですが、そこをうまく調整できる方法を見つけられるとヘイルブレードもより活きてくることになります。
デッキリスト
はじめに
エネルギーの加速要員
パオジアンが発表された段階で、様々な媒体でポケカを取り扱う人々がこのポケモンの強力さについて語ってきました。
- まずexなので、こだわりベルトなどを通さず、たねポケモンなので勇気のおまもりをつけられることからワンパン耐性が高い。
- アタッカーでありながら、山から基本水エネルギーという火力の素まで持ってくることが出来る。
- 山札からエネルギーを持ってこれるということはデッキの圧縮がどんどん進み、必要なカードをドローしやすくなる
簡単にまとめてもこれだけの強みがあります。
ただしこの強みも、結局エネ加速要員がいなければただエネルギーだらけの手札が出来上がるだけです。
そこで登場するのがセグレイブなわけですが、セグレイブにはどうしても「2進化」という問題が常に付きまといます。
2進化はふしぎなアメと進化先を用意しないといけない、というハードルが常に付きまとってきます。
そこでほかの加速手段を探してみたのですが、当然そんな都合よくセグレイブの代わりがいるわけもなく、きままにおよぐのデッキに添えることが精一杯でした。
パオジアンへのエネルギー加速は手ばり、パルキアVSTARのVSTARパワー:スターポータル、キバナでどうにかして、ケイコウオとシードラで水エネを用意するという荒業デッキです。
タッツーが逃げエネ0で偉い、シードラでベンチ狙撃が出来るなどいいところもありますが、パオジアンへのエネルギー供給が安定しない、ケイコウオとシードラがロスト系のデッキに簡単に持っていかれてしまうHP帯であるなどの難点がある以上、多分世に出ることはないでしょう。
結局、セグレイブに頼らないといけなそうです。
エネルギーの枚数×60点とは
パオジアンのワザ:ヘイルブレードはトラッシュしたエネルギーの枚数×60点です。
新弾で面白い特殊エネルギーが登場しました。
「ルールを持つポケモン」以外の進化ポケモンにつけると全てのタイプのエネルギー3つ分になるという破格のエネルギーです。
では、このリバーサルエネルギーをセグレイブにつけてワザでトラッシュしたら180点になるかというとそういう訳ではありません。
あくまでこのワザはエネルギーの枚数を参照します。
つまりリザ―サルエネルギーをトラッシュしても60点にしかならないのです。
こくばバドレックスのワザ:ダイガイストなどはエネルギーの個数を参照するので、リバーサルエネルギーの恩恵を受けることが出来ます。
水デッキのスーパースター:カイ
後攻1ターン目の理想ムーブです。
実際はパオジアンが場に出ないと水エネを持ってきてくれないので、必ずしもこの動きが通せるとは言えないものの、ある程度再現性はあるので、やはりカイは強いですよね。
ex環境になって、バトルVIPパスの使用頻度がうなぎ上りです。
ビーダル採用型
ツツジやナンジャモに強く出れる
パオジアンは火力が高い分どんどん正面の敵をワンパンで沈めていきます。
そうなるとサイドもどんどん進むため、新規収録のナンジャモやツツジがどんどん刺さるようになってきます。
そうなった際に回答になるのがビーダルです。
ビーダルがいれば相手のナンジャモはもちろん、こちらがサイドの少ない状態でもナンジャモを気兼ねなく使う事ができますし、ハイパーボールやスーパーエネルギー回収など手札を減らしていきやすいカードもあるためビーダルが腐る場面がほとんどありません。
難点はビーダルとセグレイブにかがやくゲッコウガとシステムポケモンが並んでしまうため、ベンチ管理に余裕がない点です。
パルキアVSTAR採用型
パルキアVSTARと共に戦うデッキ
パオジアンはセグレイブがいない事には火力を出すことが出来ませんが、いかんせん2進化は安定とは最も離れた場所にいる言葉です。
そこでサブプランとしてパルキアVSTARを使うデッキです。
スターポータルで3エネ、メロンも入れれば4エネ用意することができ、手ばりも含めて1ターンで5エネを用意することが出来ます。
これでセグレイブを立てられなくても、1ターンはパオジアンの攻撃に必要なエネルギーを稼ぐことが出来ます。
もちろんパオジアンと弱点がずらせておりベンチをフルに使うデッキなので、パルキアVSTAR自体で戦っても強力です。
難点は明確なドローエンジンを不採用な分ネオラントVを起点に戦うことになるので、ネオラントVが常に狩られる可能性があることです。
いかにネオラントVを山に返しながら戦えるかが勝負になります。
パルキア/ビーダル採用型
すべてを採用したデッキ
パルキアVSTARとビーダルのどちらも採用したデッキパターンです。
各種ポケモンの採用枚数がそれぞれ少ないため、相手の対面に合わせて必要なポケモンのサイドチェックが重要になってきます。
ロストが苦手なパオジアンですが、今回は、ビーダルを採用していることでドローソースにサポートを使わなくても良いターンがあり、パルキアVSTARのスターポータルで3エネを用意出来るため、十分狙えそうということでキャンセルコロンを採用してみました。
ロスト対面で正面のポケモンを倒していくと結構後半までキュワワーが残っている場合が多く、ボスでマナフィを呼びながらキャンセルコロンを使い、げっこうしゅりけんでキュワワー2枚取りを決めていきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
さんざん語りつくされているとは思いながらも、やはりパオジアンは一定以上の強さがあっていいですね。
個人的には、同時に出てくるディンルーexと特性:フライングエントリーのルチャブルコンボでセグレイブ止まったらどうしようかな、などとちょっと考えたりもします。
カイとあなぬけのヒモかボスの指令で何とかできるといいのですが…
ただ、ディンルーのエネルギー要求や打点の低さを考えると多分いないだろうな、とも思います。
長々と失礼しました。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。