お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやってらっしゃいますでしょうか。
新レギュのカードの発表が続々ときていますね。
ACE SPECも次々と紹介され、期待を煽られているこの感じ、たまりませんね。
ただ、新レギュの話があるということは去るレギュがあるということ。
そこで今回の記事は、去り行くEレギュを振り返っていこうと思います。
全てのカードを振り返ることはできませんが、一部有名なポケモンたちをデッキリストと合わせてご紹介してまいりますのでぜひお付き合いください。
いちげきウーラオスVMAX
火力の高さはピカイチ
Eレギュのスタートと共に登場したいちげきウーラオスVMAX。
ワザ:キョダイイチゲキが同時に登場したいちげきエネルギーを合わせることで最大350点出せる、ということが売りでしたが、ヘルガーはいるもののエネルギーの準備が大変な割に350点が必要な場面が少なく、使うと付いているエネルギーを全てトラッシュしなくてはいけないという燃費の悪さから一大旋風とはいかなかったのが残念です。
カプコケコVMAX
マヒが使えるVMAX
カプ・コケコVMAXは、サイドの枚数が負けている時に相手のバトルポケモンをマヒにすることができる、ワザ:ダイショックが魅力の一枚です。
登場した当時は、もっとお手軽に相手のバトルポケモンをマヒにすることができたライチュウ&アローラライチュウGXがいたためあまり注目はされませんでした。
Cレギュが落ちて以降は、アルセウスVSTARでエネルギー問題が解決、頂への雪道と共存できる、マヒを持っているためサイドを先行されても逆転のチャンスがある、などなどの理由で使われることがありました。
アイアントLO
LOといえばアイアント
ワザ:くいあらす、は相手のデッキを上から最大4枚トラッシュに送ることができます。
とにかくベンチにアイアントを4枚並べてくいあらすを使う、というやること自体は非常にわかりやすいデッキです。
れんげきウーラオスVMAX
非常にテクニカルなポケモン
れんげきウーラオスVMAXは、相手の場のポケモン2体に120点のダメージというワザ:キョダイレンゲキで注目を集めました。
登場当時から対戦環境で存在感を発揮しつつ、ミュウVMAXなど弱点不利のデッキが環境を席巻しても練度の高いプレイヤーが使い続けて一定の戦果を納めていた、というダークホース的な存在でもありました。
手を変え品を変え、Eレギュを最後まで走り抜けたそんな1枚です。
パッチラゴンVMAX
単騎で使うのが一時期人気に
パッチラゴンVMAXはVMAXならではの高いHPを存分に生かして、耐久をしながら戦うポケモンです。
ワザ:トラップスパークも1エネとエネルギー効率が良く、モミとの相性が抜群なことも耐久要素を高めていました。
はくばバドレックスVMAX
安定して強いカード
HP・火力・必要なエネルギーなど、どの点を取っても使いやすかったのがはくばバドレックスVMAX。
特にVSTAR環境になってからは下ワザ:ダイランスがこだわりベルト込みで280点ということで、こちらはVSTARをワンパンできて、相手のVSTARには火力的にワンパンされないという点に注目が集まり使われていました。
サーナイト(アルカナシャイン)
特性もワザも強力な1枚
特性:アルカナシャインは、自分の山札を上から2枚見てその中に基本超エネルギーがあれば場のポケモンに好きなようにつけることができ、エネルギーではない場合2枚とも手札に加えることが出来るとても優秀な特性で、ワザ:ブレインウェーブはついてるエネルギーの分だけ火力が上がる青天井ワザです。
もともと強いカードではあったものの、2進化ということもありなかなか使われるカードではありませんでしたが、サーナイトexの登場で一躍環境カードに仲間入りしました。
こくばバドレックスVMAX
完成された1枚
特性:めいかいのとびらはエネルギー加速をしながらドローまでできる超強力特性で、ワザ:ダイガイストは場のエネルギーの数だけ威力が上がる青天井ワザです。
HPもVMAXらしい数字なのでワンパンされ辛く、バトルが長引くほど手の付けられない火力になっていくので非常に強いカードでしたが、頂への雪道を非常に苦手にしていたこと、ミュウVMAXが登場したあたりからバトルのテンポが上がり始め、だんだん火力が上がり切る前に倒されるようになってしまい環境の一線を退きました。
れんげきテンタクル
1エネとは思えない超火力が魅力
ワザ:れんげきテンタクルは超1エネで200点~320点が狙えたとても強力なワザでした。
最盛期はそれはもう強力の一言に尽きるデッキではあったものの、デッキエンジンとなるうらこうさくや、使いどころの広い回収ネットが落ちてしまったことでデッキパワーの低下は避けられず、あまり姿を見せなくなってしまいました。
インテレオンVMAX
れんげきウーラオスと合わせて使う形が人気
ワザ:キョダイウズマキはつけているエネルギーを1枚手札にもどすことで140点が出せるワザでした。
れんげきエネルギーと噛み合わせがよく使いやすいワザだっただけに、もう少し火力が高ければまた違った活躍を見せていたかもしれない、と個人的には非常に惜しいカードの1枚です。
ゲンガーVMAX
V・GX時代は強かった
ゲンガーVMAXはハイクラスデッキが初登場のカードで、ワザ:パニックフィアーの強さ的にもハイクラスデッキの名に恥じないような強いカードでした。
発売当時はデッキエンジンをデデンネGXやクロバットVに頼っていたデッキも多く火力が出しやすかったのですが、時間が進みVSTAR環境になると、VSTARと非ルールのポケモンを組み合わせるようなデッキが中心となってしまったため、力が出せなくなってしまい完全に姿を消してしまいました。
リーフィアVMAX
ガラル鉱山との組み合わせが強力
ワザ:くさむすびはエネルギー要求のハードルの低さもあってお手軽で使いやすいワザです。
登場当時はガラル鉱山もあったためお手軽に火力の出しやすかったのですが、ガラル鉱山が落ちてしまったことで火力が伸ばしづらくなってしまい姿を見せなくなってしまいました。
ニンフィアVMAX
様々なタイプと組み合わせることが出来た面白い1枚
ワザ:ダイハーモニーは、ベンチポケモンのタイプの数だけ火力が上がるというワザでデッキエンジンになるポケモン達もすべて活かすというような面白いワザでした。
ダイハーモニーの火力の肥やしとなりつつ、相手に合わせて使うポケモンを選ぶことが出来るバレットタイプが人気のデッキでした。
げんえいへんげ
1進化バレットとして人気に
ゾロアークは特性:げんえいへんげで、相手に合わせてトラッシュの1進化ポケモンと入れ替えることで自在に戦えることが強力な1枚でした。
相手の弱点に合わせて使う事が出来るミノマダムが登場したことで注目を集めたのはもちろん、1進化バレットという形以外でもワザ:はっぽうやぶれのヒスイウインディと組み合わせて使う形も人気を集めました。
ジュラルドンVMAX
アルセウスVSTARにかなり救われた1枚
特性:まてんろうは、特殊エネルギーのついている相手ポケモンからワザのダメージを受けないという強力な特性だったものの、頂への雪道でとめられてしまい、ワザ:キョダイフンサイは相手にかかっている効果を計算しないという便利なワザですが、必要なエネルギーが重いこともあり、ジュラルドンVMAX自体当初はあまり使われていませんでした。
しかしアルセウスVSTARが登場することでエネルギー供給の問題が大幅に改善し、ルギアVSTARが登場するとメタカードの1枚として注目を集めるようになりました。
ウルガモスV
1エネで大火力が狙える1枚
ワザ:さかまくほのおはトラッシュにある基本エネルギーを全部デッキに戻して、戻した分だけ火力が出せるワザです。
現状ではトラッシュにエネルギーを送る方法が少なく、グラードンやカイオーガと組み合わせでもしない限り使い勝手はよくありません。
ただ、エクストラには基本エネルギーをトラッシュに送る手段が豊富にあるため、人気デッキの一つになっています。
モココ
雷タイプと切っても切り離せない特性
特性:エレキダイナモはベンチポケモン限定ではあるものの、トラッシュから基本雷エネルギーを加速できる超強力な特性です。
雷タイプはピカチュウ&ゼクロムGXが落ちて以降、基本的にモココを軸にデッキを考え始めていましたが、ワザ:ロストマインのヤミラミがでてしまったことで事態が急変、あまりにロストマインのカモだったため大きく勢力を縮小させてしまいました。
レックウザVMAX
エネルギー加速問題に最後まで悩まされてしまった
特性:そうくうのはどうは手札をすべてトラッシュに送ることで3枚ドローができ、ワザ:ダイバーストは自分についている炎か雷どちらかの基本エネルギーをすきなだけトラッシュすることで高い火力が出せるワザです。
ダイバーストは火力が高く、そうくうのはどうで継戦能力も高いカードでしたが、溶接工が落ちしまい、ベンチにしか加速が出来ないモココとはかみ合いが悪いということで、エネルギー問題に泣かされて一線級の活躍とはいきませんでした。
ミュウツーVUNION
コントロールデッキで人気に
1体で4つのワザがつかえるというV-UNIONは、登場当初かなり期待されてはいたものの、活かされることはほぼ無く、日の目を見ることはありませんでした。
しかしそこから一歩抜け出したのが、海外大会で結果を残したミュウツーV-UNIONです。
コントロールデッキとして一定の人気を集めました。
直近だと、サーナイトexのデッキでもアタッカーの選択肢として採用されていました。
クワガノン(エレキブラスター)
突然出てきてあばれまわったクワガノン
ワザ:エレキブラスターは、エネルギーを2個トラッシュすることで相手のポケモン1体に200点を与えることが出来るワザです。
4エネというあまりに重いエネルギー要求に、普通では使うなどと考えることも無い1枚ですが、特性:バッテリーのデンヂムシを使ってエネルギー問題を解決するというデザイナーズコンボがあまりに凶悪でした。
クワガノンが大会で結果を残してからCレギュであるデンヂムシが落ちるまでの数ヶ月間、とにかく各地の大会で結果を残し続けていました。
ミュウVMAX
登場してからずっと強かった
みなさんご存知の通り、登場してからレギュ落ちまでずっと強かったのがこのミュウVMAXです。
登場してからの大体3年間、対策されては対策しかえし、環境に絡み続けてきました。
他のデッキでは使い用のないウッウロボがポケカにしては信じられないほど高騰したのも、ミュウVMAXの強さを物語っていると思います。
ちなみに、筆者的に一番強さを感じたのはあれだけ苦手にしていたのに、ミュウ自身が頂への雪道を使いこなし始めたあたりです。
雪道ミュウが登場したタイミングには本気の疑問符を浮かべましたが、使ってびっくり、ちゃんと使えてちゃんと強かったです。
ヨクバリスVMAX
ときおり現れた面白いカード
上ワザ:まるもうけは、このワザで相手のポケモンが気絶すると2枚多くサイドが取れるという不思議なワザです。
効果が強力な分当然火力は低いのですが、あまりにうらこうさくが流行った時期と、あまりにロストが流行った時期に一瞬現れてシティリーグなどで優勝したりしていました。