お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
今回はデカヌチャンexを採用したデッキをご紹介してまいります。
よろしくお願いいたします。
今回の主役
今回は「クレイバースト」収録の【デカヌチャンex】です。
可愛い顔をしつつ、岩を吹っ飛ばしてアーマーガーを撃ち落とそうとしたり、欲しいものは奪って帰ってくる、となんともヤンチャな一面も持ち合わせているデカヌチャンがexになって登場です。
上ワザ:ビックハンマーは手札の枚数×30点で素点はありません。
必要エネルギーがダブルターボエネルギー1枚で賄えるため、進化さえできれば、エネルギーの要求ハードルはかなり低いものになっています。
ちなみに、ダブルターボエネルギーでワザを使うことが多いことから、VSTARをワンパンするには手札が10枚いる、ということを覚えておくと、手札の枚数管理も多少楽になるのではないでしょうか。
下ワザ:ふんさいプレスは140点で、相手のポケモンにかかっている効果を計算しません。
なんともデカヌチャンらしい豪快さが表現された仕様になっています。
※効果を計算しないとは…
読んで字の如し、相手のバトル場のポケモンにかかっている効果を無視することができます。
例をご紹介します。
コンセプト
コンセプト
キルリアの特性:リファインやサーナイトの特性:アルカナシャインの効果を使ってもりもりドローをし、手札を増やして攻撃していく非常にシンプルなデッキです。
簡単ではありますが、手札の枚数とデカヌチャンex(ダブルターボ付き)が出せる火力を記載しておきます。
- 4枚・・・ロスト系のデッキを相手に出したい最低限の100点
- 7枚・・・ネオラントVやイキリンコexを相手にできる190点
- 8枚・・・並みのポケモンVアタッカーに出したい220点
- 10枚・・・VSTARを相手に出したい280点
- 12枚・・・VMAX、2進化exがほぼいける340点
デカヌチャンVSサーナイト
デカヌチャンの特性:そざいあつめのは手札を1枚切ると3枚ドローすることができます。
手札換算では2枚増です。
手札が増える枚数としてはサーナイトと同じであり、進化元であるカヌチャンを共有することができるため、カヌチャンさえ並べておけば使いたい方に進化先を選べることも魅力になってきます。
ではこのデカヌチャンとサーナイト、どちらを使ってデッキを作るかということになりますが、サーナイトの方が使いやすいと思いました。
なんといっても、サーナイトは進化前のキルリアの段階から特性:リファインで仕事をしてくれるのが魅力です。
残念ながら現状のナカヌチャンではこの差を埋めることはできません。
そもそも、そざいあつめのデカヌチャンはある程度並べておかないとドローの枚数を確保できないのに、デカヌチャンexもアタッカーを切らさないように並べておかないといけないため、深刻なカヌチャン不足の事態を引き起こします。
そざいあつめのデカヌチャンが1枚で成立するのであれば良かったのですがそうもいかないため、今回はサーナイトに頼るのが無難そうです。
手札干渉対策
デカヌチャンexの障害になってくるのが、ジャッジマンやツツジ、ナンジャモといったせっかく溜め込んだ手札を流されてしまうカードです。
一応対策カードは存在しており、それがミロカロスです。
特性:しずくのまもりは、自分の手札が相手の使うサポートから効果を受けない、という珍しい特性で、つまり相手からサポートを使用しての手札干渉を受けなくなります。
これで、ツツジやジャッジマン、ナンジャモの効果を受けなくなりました。
ではこのミロカロスを使うかというと、今回は使わないことにしました。
主な理由は以下の通りです。
- 進化ポケモンが多くベンチに枠が無い
- デカヌチャンの火力が手札1枚につき30点ある
特に「火力が手札1枚につき30点ある」というのが偉いと思っています。
同じようなワザを持つガラルニャイキングVの場合、VSTARを倒すためには14枚手札が必要になり、手札干渉を受けた次の1ターンで14枚に届かせるのはあまり現実的ではないためミロカロスが必要です。
しかし、デカヌチャンは9〜10枚でVSTARに届かせることができます。
博士の研究とアルカナシャイン1回、リファイン1回は十分狙える枚数です。
では、デッキに採用したカードをピックアップしてご紹介します。
カード
ポケモン
デカヌチャンex:3枚、ナカヌチャン:1枚、カヌチャン:3枚
今回の主役です。
本当はデカヌチャンもカヌチャンも4−4で入れられるのがベストですが、デッキに枠が無いという事情、HPが300ありワンパンされづらく、意外とバトル場で粘ってくれるため3枚採用で事足りている、などなどがあり今回は3−3になっています。
サーナイト:3枚、キルリア:4枚、ラルトス:4枚
今回のデッキのドローエンジンです。
最強理想盤面はキルリア1枚とサーナイト3枚が並んでいる状況ですが、サーナイトが3枚並んだ時点で完成です。
キルリアやサーナイトがいるおかげで、相手のナンジャモを耐えながら、こちらがナンジャモを使ってある程度の火力を維持することができます。
トラッシュと山札管理次第でサーナイトのワザ:ブレインウェーブを150〜180点で使うことができるのもぜひ覚えておいてください。
ミュウ:2枚
バトルVIPパスがどうしても使いたい、ラルトスやカヌチャンをバトル場に出してターンを終わらせたくない、ということで採用してます。
後半ではサーナイトとデカヌチャンがひしめいており、使い所はだいぶ薄いため前半特化のポケモンです。
グッズ
バトルVIPパス:4枚
サーナイトを使うデッキはもちろん、そもそも2進化ポケモンを使うデッキでは4枚採用せずにはいられません。
もしこの記事を読んでいただいている方で「デカヌチャンが来たからここからポケカを始めよう」という方がいらっしゃいましたら、このようなことを言うのは本当に心苦しいのですが、バトルVIPパスは一度4枚買ってください。
Eレギュレーション終わり間近に売れば多少帰ってくると思います…。
ふしぎなあめ:4枚
2進化ポケモンが多い、タイミングが合わず泣く泣くトラッシュしなくてはならなかった、など様々な理由で4枚採用必須です。
デカヌチャンだけでなくサーナイトの進化にも使う可能性があるので、きれいに4枚とも使う場合もあります。
レスキューキャリー:1枚
HP90以下のポケモンをトラッシュから2枚回収して来れるカードです。
1進化のラインまでは全てに対応しているため、進化元はもちろん、ナカヌチャンやキルリアなどに使う場面も多くなっています。
そもそも1枚が2枚になるグッズなので使って損はありません。
サポート
ナンジャモ:4枚
サーナイト軸を採用しているため、ナンジャモを使うこともできるのはかなりの魅力です。
進化ポケモンが多く、サイドが先行されやすいデッキなので、少しでも相手の手札を絞りながら戦えるのが理想になってきます。
そざいあつめのデカヌチャンをドローソースにしている場合、ナンジャモ後の手札復帰にカードをトラッシュすることになりどんどん山札が削れていってしまうため、微妙にナンジャモと噛み合っていない点もサーナイトとの相性の良さを感じさせてくれます。
キバナ:1枚
デカヌチャンは基本的にダブルターボエネルギーで動かすことになっていますが、基本超エネルギーを採用しており、キバナと手張りでフルスペックのデカヌチャンを使うことができます。
カヌチャンに基本超エネルギーをつけつつふしぎなあめを持ってきて手札からデカヌチャンに進化、という動きに助けられることも多いです。
クララ:1枚
主に、デカヌチャンやサーナイトをトラッシュから直接手札に戻すために使います。
クララ1枚で手札が最大3枚増えるため、トラッシュに基本超エネルギーを率先して落とせるかも大切になっています。
スタジアム
ボウルタウン
最初のターンに貼って盤面を形成につなげられるのが理想ですが、盤面が完成した後に引いてしまった場合には手札に残しておく方がいいです。
突然出てきた崩れたスタジアムなどの対処に使うことがあります。
エネルギー
ダブルターボエネルギー
デカヌチャンの攻撃に使います。
できれば逃げエネで使いたく無い方のエネルギーです。
基本超エネルギー
トラッシュにあるのが一番、次点で山札、手札にあると使い所が少ないです
フルスペックのデカヌチャンやアルカナシャインで加速したサーナイトで使ってください。
手札にあれば、VIPパスの次にキルリアで切りやすいカードです。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
エルレイド
サーナイト軸を採用している以上、確定でサポートを持ってくることができるエルレイドは常に魅力的に映りますが、サーナイトを3体並べるとエルレイドを置く場所が無いため今回は不採用にしています。
サーナイトex
キバナでやろうとしていた、超エネで動くデカヌチャンをより安定的にやろうと思い当初採用していました。
結果として、せっかくHPが300あるデカヌチャンにダメカンが乗ることが一番まずい、ということになり不採用となりました。
おまけ
最後にどちらのデカヌチャンも採用したパターンをご紹介しておきます。
そざいあつめを採用した分どうしてもリソースをどんどんトラッシュしていくことになるため、少しでも手札をキープしやすいようにミロカロスを採用しました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
デカヌチャンexのデッキをご紹介してまいりました。
とにかく山札を引いて相手を攻撃する、という非常にシンプルなデッキなので使っていて楽しいともいますのでぜひ組んで遊んでみてください。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。