お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
いよいよやってきました、EFGレギュレーションの世界。
当サイトでも、少しずつEFGレギュレーションのデッキの記事が集まり始めました。
皆様の快適なポケカライフのサポートになるようなデッキも見つかると思いますので、是非ほかの記事も併せてご覧ください。
今回はドクロッグexを使いたいと思います。
是非お付き合いください。
今回の主役
今回は「スカーレットex」収録の【ドクロッグex】です。
一進化のexポケモンということで、面白いワザを持っています。
上ワザ:わるだくみは、1エネで山札から好きなカードを持ってくることができるという効果です。
よっぽどのことがないとなかなか使わないワザですが、選択肢として持って置けるのは優秀です。
下ワザ:どくどくリッパーが今回の目玉で、出せる火力自体は120点と高くないものの、載せる毒のダメージが60点になり、実質180点となります。
相手が進化をさせなかったり、バトル場からポケモンを逃すことができなければ、相手のターンの終了時には合計240点のダメージとなり、ポケモンVやたねのポケモンexぐらいであれば倒しながら自分のターンを迎えるというような状況を生み出すことも可能です。
今回はこんなドクロッグを採用したデッキのご紹介です。
デッキリスト
コンセプト
他のアタッカーも絡めつつ、ドクロッグをメインに据えて戦っていくデッキです。
さて、今回ドクロッグの相棒として重要になってくるのが、かがやくヒスイオーニューラです。
特に手を加えていない状態のドクロッグだと、どくどくリッパーを使って相手を毒状態にし、そのまま相手からターンが帰ってきたとしても
ダメージの120+相手に番を渡したタイミングで毒の60+自分に版が帰ってくるタイミングで毒の60
で合わせて240点ですが、かがやくヒスイオオニューラを使うと
ダメージの120+相手に番を渡したタイミングで毒の80+自分に番が帰ってくるタイミングで毒の80
となり、280点を出せるようになります。
280点あれば全てのVSTARを倒せるようになります。
さらに、こだわりベルトまでつけてあげることができれば、310点まで見ることができるようになり、こうなればVMAXを視野に入れて戦うことができるようになります。
では、この戦法を通そうとするために何が嫌になるかというと、相手のバトルポケモンにベンチに下がられてしまうという状態です。
スカーレットexバイオレットex発売のタイミングで登場した、ビーチコートなんて許せないカードの一枚です。
そこで、今回は、特性:トラップテリトリーを持つワナイダーと合わせてみました。
相手の逃げエネを重くし、逃げられない状況を作って、しっかりと毒のダメージを通そうというわけです。
ガラル鉱山の亡き今、逃げエネを増やすための労力が増えてしまいましたが、致し方なしです。
では、カードの一部紹介に行こうと思います。
カード
ポケモン
ドクロッグex:3枚、グレッグル:4枚
ドクロッグ自体は面白いもののHPが250と低いため、今の環境だとどうしてもワンパンでもっていかれる危険をはらんでいるのは厳しいポイントです。
ただ、今シーズンは「岩のむねあて」が登場したように、受けるダメージを減らす系のグッズが増えて、大きなおまもりのようにHPを上に伸ばすようなカードは少ないのではないかと踏んでおり、このドクロッグのように、打点とは別のダメージソースを持っているポケモンが輝くのではないかと勝手に期待しています。
今回採用しているグレッグルは「ダークファンタズマ」に収録されていたHP80と一番レベルが高いグレッグルです。
ブロロローム:2枚、ブロロン:2枚
ブロロロームの特性:ランブルエンジンは手札の基本エネルギーを一枚トラッシュすると手札を6枚になるようにドローすることが出来ます。
クロバットVがいなくなってしまいどうしてもドローソースが減っている中で、ダークパッチやガラルファイヤーVとも食い合わせの良いこのブロロロームは相当魅力的です。
ガラルファイヤー:1枚、ガラルファイアーV:1枚
アタッカ―、システムポケモンともに進化ポケモンがどうしても多くなってしまっている中で、たねポケモンな上にしっかりと戦うことが出来るこの2枚はどうしても抜くことが出来ませんでした。
ただ、ガラルファイヤーは手札から出さないと強くないという課題があるため、持ってくるとしてもハイパーボールというコストのかかるカードを使わないといけないのは悩みのタネです。
ワナイダーex:2枚、タマンチュラ:2枚
新弾でこちらも面白いポケモンです。
特性:トラップテリトリーで逃げエネの要求を増やします。
今回はワナイダーで攻撃することは考えていないため草エネルギーは採用しませんでしたが、オーロラエネルギーのような多色エネが返ってきたら混ぜてみても面白いかもしれません。
かがやくヒスイオオニューラ:1枚
ドクロッグの活躍具合はこのヒスイオオニューラにかかっていると言っても過言ではありません。
枠に余裕があればヒスイのヘビーボールも入れて丁重に扱いたかったところです。
グッズ
ネストボール:4枚、ハイパーボール:4枚
進化ポケモンが多く、盤面の展開が重要になることから1枚も減らすことが出来ません。
手札から出さないと意味をなさない、ネオラントVとガラルファイヤーは持ってくるのであれば必ずハイパーボールを使いましょう。
ダークパッチ:3枚
ドクロッグはワザを使うためのエネルギーが重たいです。
その点をケアするために、ダークパッチは非常に重要になります。
ダブルターボエネルギーも採用しているため、ダークパッチとダブルターボエネルギーを使えば1ターン起動も可能ですが、もともとの打点が低いので出来れば手ばりとダークパッチ2枚で何とか出来るのが一番です。
ポケモンいれかえ:2枚、あなぬけのヒモ:2枚
ワザに使うエネルギーが重たく、ブロロロームやワナイダーをバトル場に縛られることも面倒になるため、入れ替え札は出来るだけ採用しました。
あなぬけのヒモは、毒でダメカンが乗ったままの相手のベンチポケモンにアクセスできることも考えて採用しています。
サポート
クララ:1枚
ガラルファイヤーセットの回収はもちろん、トラッシュから進化先を回収する場合も多いため活躍の範囲は広いです。
スタジアム
コトブキムラ:1枚
頂への雪道がどうしても許せないのですが、これと言って食い合わせの良いスタジアムもなかったため、無難な1枚です。
手札が大事故を引き起こした際に、たまに助けてくれることもあります。
崩れたスタジアム:1枚
使わなくなったネオラントVを落とすという大仕事が出来る1枚です。
エネルギー
基本悪エネルギー:7枚
ブロロロームでトラッシュしたい以上、出来ることならもっと基本エネルギーをいれたいところですが、これが現状の最大値でした。
ダブルターボエネルギー:3枚
ドクロッグの3エネ要求を乗り越えるにはどうしてもこのエネルギーが必要になってしまいます。
悪2エネで動いてくれればどれほどよかったことでしょう。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
クラッシュハンマー
相手が逃げられないようにするために一番手っ取り早いのはエネルギーを破壊すること、という訳で出来れば採用したかった一枚です。
ただ、数打てば当たる系のカードなため、枠がなく断念しました。
ベトベトン
特性:どくぶくろが、目を引く1枚です。
ただ、相手のアタッカーが進化する前に動き出せるほどデッキの足が速くないため、進化している敵を攻撃する事を想定した結果、今回は抜きました。
相手の動きを阻害出来る方法がワナイダー以外にあればすぐにでも入れたいポケモンです。
エネルギーつけかえ
ガラルファイヤーVからエネルギーを引っ張ってくる選択肢の一枚です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はドクロッグexのデッキ紹介でした。
毒の魅力はポケカの魅力の一つだと思っているので、今回のドクロッグはかなり面白かったです。
よろしければ、使ってみてください。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。