こんばんは、くくすけです。
強化拡張パック「ダークファンタズマ」が発売され、さまざまなデッキが登場し結果を残していますね。
今回は、看板ポケモンであるヒスイゾロアークVSTARを主役としたデッキをご紹介します。
今回の主役
今回は「ダークファンタズマ」収録の【ヒスイゾロアークVSTAR】です。
まずはワザ:のろいをきざむ についてご紹介です。
ヒスイゾロアークVSTAR自身とベンチの5匹すべてにダメカンがのっている場合、最大300ダメージを与えることができます。
実際には ダブルターボエネルギー でワザを使うため、280ダメージとなりますがVSTARまでなら一撃で倒すことができます。
さらに、VSTARパワー:ファントムスター も優秀です。
テキストはサポート:博士の研究 と同じく手札を7枚引くことができるため、汎用的なドローサポートとして使用することができます。
デッキリスト
コンセプト
ベンチにダメカンののったポケモンを並ばせて、ヒスイゾロアークVSTARの のろいをきざむ で相手のVSTARを一撃で倒すことを目標としています。
いかにベンチのポケモンにダメカンをのせていくかということで、本デッキにおいて大事なのが、
ゲンガー、大口の沼、ダメージポンプ です。
まず、ゲンガー は2進化ポケモンでありながら、特性:ならくのうらもん の効果でトラッシュから直接ベンチに展開することができ、かつ3個のダメカンをのせることができます。
通常であれば、デメリットである効果もこのデッキでは大事なダメカン付きベンチポケモンを生み出す手段です。
さらに、このデッキでは基本超エネルギーを採用しているため、ゲンガー自身も大事なアタッカー要員として利用することができます。
2つめのカード 大口の沼 は、ベンチにたねポケモンを出すことでダメカンを2個のせることができます。
後続のヒスイゾロアークVやビーダル進化前のビッパなど、ベンチへ展開するたねポケモンがヒスイゾロアークVSTARの大事なダメージ条件として確実に出すことができます。
最後に ダメージポンプ は1匹にのっている2個のダメカンを別のポケモンにのせ替えることができます。
先述したゲンガーや大口の沼がある状態で出したたねポケモンは、ダメカンが2〜3個のっているため、1〜2個をそれぞれ別のポケモンにのせ替えることで、ダメカンを分散しつつ打点アップを行うことができる大事なカードとなっています。
全てのベンチポケモンにダメカンをのせつつ、複数のヒスイゾロアークVSTARを育てながら、毎ターン確実に相手のV、VSTARポケモンを倒していくことで、勝利を目指します。
それでは、各採用カードの紹介です。
カード
ポケモン
ヒスイゾロアークVSTAR:4枚、ヒスイゾロアークV:4枚
どちらも最大枚数採用しています。
このデッキは博士の研究、ヒスイゾロアークVSTARの特性:ファントムスター で手札をトラッシュしつつ欲しいカードを探していく戦い方であることと、ワザの打点をあげるため、ヒスイゾロアークをベンチに展開しながら、確実に進化させていく必要があるため、4枚採用としています。
ゲンガー(ならくのうらもん):3枚
大事なサブアタッカーであり、ベンチに展開するためにはトラッシュする必要があるため、多めの3枚採用し、序盤からクイックボール、ハイパーボール等のコストとしてトラッシュできるようにしています。
超エネルギー1個でワザが打てるので、1ターンにトラッシュからベンチに移動させ、基本超エネルギーを貼ってすぐワザが打てるのも良い点です。
ビーダル:2枚、ビッパ:3枚
このデッキにおけるドローソースであり、ヒスイゾロアークにとって大事な打点アップ要員でもあります。
しんかのおこうを多めに採用しているため、進化自体は比較的しやすいと思います。
ディアンシー:1枚
進化ポケモンがメインアタッカーである以上、1ターンはどうしても進化元のヒスイゾロアークVを守る必要があります。
攻撃ができないターンでも大事な壁になってくれるため、1枚採用です。
使う確率は限りなく低いですが、1エネで20点のダメージを与えられます。
かがやくルチャブル:1枚
ダブルターボエネルギーの付いたヒスイゾロアークの最大打点が280点ですが、VMAX相手には特性:ビッグマッチによって310点を与えることができます。
マナフィ:1枚
デッキの作戦上、ベンチにダメカンののった非ルールポケモンが並びやすいため、ベンチへの攻撃は致命的です。
ベンチ攻撃系デッキ対策のためにも1枚採用です。
グッズ
クイックボール:4枚、ハイパーボール:4枚、しんかのおこう:3枚
とにかくベンチにポケモンを展開させることが大事なデッキのため、ボール系は最大枚数採用です。
進化ポケモンも多いため、しんかのおこうも多めの3枚採用としています。
ゲンガーをサーチし、クイックボールやハイパーボールのコストとしてトラッシュすることもできます。
ダメージポンプ:4枚
このデッキにおける大事なダメカン運用手段です。
ヒスイゾロアークVSTARの打点のためや、相手から1撃でやられないようなダメージ調整など、特に細かなダメカンの調整が大事なデッキのため、最大枚数採用しています。
こだわりベルト:3枚
打点アップに重要なカードです。3枚採用。
前述の かがやくルチャブル と合わせると、最大340点を与え、VMAXであっても1撃で倒すことができるようになります。
もちろん、ダメカンののったベンチポケモンを最大数用意できない場合であっても、大事な打点アップ手段として使うことができます。
ふうせん:2枚、あなぬけのヒモ:1枚
ベンチ展開が多いデッキのため、ふうせんを多めに採用しています。
1体目のヒスイゾロアークVSTARが倒されて、ふうせん付きのポケモンをバトル場に出し、後続のヒスイゾロアークVの進化先やエネルギーをサポート等で手札に加えて交代、という流れが多いです。
サポート
博士の研究:4枚、マリィ:2枚
とにかくベンチ展開を重視するため、博士の研究は最大枚数採用。マリィもサブプランとして2枚採用です。
ダブルターボエネルギーだけはこのデッキの生命線のため、博士の研究でトラッシュに送らないよう注意しましょう。
ボスの指令:3枚
ベンチ展開できれば、V,VSTARは1撃で倒せるため、3枚採用です。
ヒスイゾロアークVSTARの特性を使うことで、ボスの指令を打ちながら博士の研究も使っているような錯覚を覚えます。
スタジアム
大口の沼:4枚
確実にベンチポケモンにダメカンをのせることができる手段です。
シンオウ神殿をはがすためにも必要なスタジアムのため、最大枚数採用です。
エネルギー
ダブルターボエネルギー:4枚
このデッキの生命線です。最大枚数採用。
攻撃できるヒスイゾロアークVSTARの数に直結するため、山札が見れるようになったらすぐ枚数を確認しましょう。
基本超エネルギー:3枚
ゲンガーにつけることでワザが打てるようになるほか、
ヒスイゾロアークVSTARに2枚付けることで、打点マイナスなしでワザを打つこともできます。
一度ゲンガーがワザを使用すると考え、トラッシュに送る分も考慮し3枚採用としています。
入れ替え候補
調整していく中で採用候補となるであろうカードの紹介です。
かがやくサーナイト
ほぼ全てのポケモンがダメカンをのせた状態で戦うため、HPが低くなりがちです。
ダメカン2個までなら、実質なかったことになるのは有効な手段となります。
霧の水晶
超エネルギーを確実にサーチできる手段です。
ゲンガーはたねポケモンではないため、手札に加えることができません。
基本超エネルギーを使うことが増えてくるなら有効なカードだと思います。
キャンセルコロン
メインアタッカーが特殊エネルギーを使うデッキのため、ジュラルドンVMAXに対して攻撃することがどうしても難しいです。
枠調整によっては採用したいカードです。
キバナ
前述のとおり、ジュラルドンVMAXに対策するために、1ターンで基本超エネルギーを2枚付けるための手段として非常に有効です。
基本超エネルギー採用枚数によっては採用したいカードです。
課題
デッキの特性上、全てのポケモンがダメカンを複数個のせた状態で戦うため、大口の沼を使ったヒスイゾロアークVSTARは実質HP250で戦うことになります。
ベンチポケモンもHP90以下になるケースが多いため、かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん でベンチ2体を倒されることも致命的です。
かがやくゲッコウガを使うデッキに対してはHPが90以下にならないように上手くコントロールする必要があります。
さらに闘タイプのポケモン、れんげきウーラオスVMAXのしっぷうづき は弱点込みでヒスイゾロアークVSTARが倒されるなど、環境に闘タイプが増える場合は厳しい状況となります。
また、ジュラルドンVMAXの特性:まてんろう に対しては厳しい戦いとなるため、環境で使われるデッキによって対策カードを増やすなど、戦い方を工夫しましょう。
最後に
今回はヒスイゾロアークVSTARを主体としたデッキをご紹介しました。
ダメカンののったポケモンを作るというパズル的な要素が加わり、他のデッキにはあまりないダメカンコントロールを楽しむことができるデッキとなっております。
無色ポケモンのヒスイゾロアークVSTARは超型以外にもさまざまなタイプが存在するため、今後の活躍にも期待です。
最後までご覧いただきありがとうございました。