お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
暑いですね、ということぐらいしか書くことがないほど毎日が暑いです。
これで今冬は暖冬になりそうだ、などと言われていますから、もう本当に暑さからの逃げ場はないのかもしれません。
さて、今回の記事は「スターターセット テラスタル ミュウツーex」収録の注目カード「ネイティオ」をご紹介していこうと思います。
ネイティオについてあれやこれや考えてみましたので、是非お付き合いください。
ネイティオ
特性:アカシックセンスが強力です。
手札の基本超エネルギーをベンチのポケモンにつけることが出来る上に、2枚ドローすることができます。
エネルギーをつけることができる対象も「ベンチポケモンにつける」という以外に制限はないため、ベンチにさえいればどのタイプのポケモンであってもエネルギーを加速することができます。
ワザ:ちょうねんりきは80点のシンプルなワザです。
ほとんど使うことはないと思われますが、メインアタッカーで削りきれなかったポケモンを最後にしとめるために使う場合もあるかもしれません。
デッキリスト
始めに
このアカシックセンスという特性、皆様どこかで見覚えがありませんか?
ベンチポケモンに基本超エネルギーを1枚つけられる上に2枚ドローまでできる…
そう、「こくばバドレックスVMAX」の特性:めいかいのとびらです。
めいかいのとびらは、ベンチの超ポケモンに基本超エネルギーを1枚つけて2枚ドローすることができるスーパー特性ですが、この特性がさらに強力になって帰ってくるとは思いませんでした。
(もしかして、もうすぐEレギュレーション終わるよ、という隠された公式からのメッセージですか…?)
めいかいのとびらはベンチの超ポケモンにしかつけられませんでしたが、アカシックセンスであればベンチポケモンのタイプを選ばずつけることができるようになっており、完全上位互換です。
カードとしては、HP320であったり、ワザ:ダイガイストが強力であるなど完全上位互換とは言えませんが、この強力な特性だけでもサイド1枚のポケモンで再現できるのは本当に凄いです。
ネイティオが結構すごいことをしている、という紹介もほどほどにして、ここからはアカシックセンスを活かしたいポケモンたちとサンプルデッキレシピを紹介していきます。
雪道こくばバドレックスVMAX
元祖とのコラボ
結局一番強く使えるのはこの組み合わせなのではないか、ということでこくばバドレックスVMAXと組んでいます。
こくばバドレックスは常に頂への雪道に悩まされてきました。
こくばバドレックスVMAXがデッキエンジンかつメインアタッカーと完結した1枚であったため、雪道でエンジン部分を止められてしまっては回るものも回らなかったわけです。
しかし、そのお悩みもアカシックセンスのおかげで万事解決します。
これからは率先してこちらから雪道を貼りつつ、ネイティオでデッキを回し、こくばバドレックスVMAXの高いHPとダイガイストを相手に押し付けていきましょう。
ジニアは進化ポケモンを2枚まで手札に持ってくることが出来ます。
ルールを持つポケモンかどうか、といった指定もないため、こくばバドレックスVMAX、ネイティオどちらでも持ってくることが出来る優れた1枚です。
ゴルーグV
2進化デッキが流行るならチャンスあり
メインアタッカーにゴルーグVを採用したパターンです。
ゴルーグのワザ:リワインドビームは180点を与えた上で、相手の進化カードをはがすという強力な効果を持っています。
このリワインドビームは強力なワザである反面、どうしても要求エネルギーの重さがネックになってしまっており、その点をネイティオを並べてカバーしようという訳です。
現状、リザードンexやサーナイトex、ピジョットexなど強力な2進化ポケモン達が一定の評価を得ています。
ワザが強くHPも高い、特性が強力であるなど流行って当然のものですが、反面、2進化というハードルがどうしてもついてくるため多少安定感に欠ける部分があります。
このデッキはその不安定さに、リワインドビームとロストシティでつけこもうという訳です。
2進化ex達はワンパンで倒せなくとも、進化をはがしてしまえば180点で充分に倒せます。
進化元をひたすらロストに送り続ければ、必ず相手のデッキは息切れするので勝てるという寸法です。
ただしこの方法も、VSTARや強力なタネのexを相手にする場合だと火力差でどうしても押し切られてしまうので、その場合は特性:しんぴのまもりのミミッキュで時間稼ぎをしましょう。
プクリンex
180点の火力と高耐久をキープできると強い
プクリンexをメインアタッカーに据えたデッキです。
プクリンexといえば特性:ふくらむボディが強力で、特殊エネルギーが付いていればHPが+100点となり、ガチガチバンドと合わせることで最大HPが実質380点になるというとてつもないカードです。
ただ、ワザ:フレンドタックルが3エネ必要ということでその要求を満たすために、もともとあまり高くない火力をさらにダブルターボエネルギーで削ってしまっていました。
しかし、そのエネルギー問題もネイティオで解決します。
特殊エネルギーは手ばりし、残りの2エネはアカシックセンスを使う事で180点という火力をMAXで生かしましょう。
プクリンと相性の良いカードといえば耐久カードとしておなじみ、チェレンの気くばりですが、このデッキではさらに良いシナジーを生み出しています。
チェレンでプクリンを回収すると一緒に基本超エネルギーも回収してくることが出来るため、再びアカシックセンスを使うための素材にすることが可能です。
ネイティオバレット
超タイプの強力なアタッカーがいると一気に跳ねそう
ネイティオのエネルギー加速能力を活かして、各色のアタッカーを使い分けるデッキになっています。
ただ、各色のアタッカーの攻撃力を活かそうとするとどうしてもルミナスエネルギーの重要度が高くなりすぎてしまい、そうなるとルミナスエネルギーを引けない限り攻撃ができないという事故が起きます。
今回はそのような事故をできるだけ減らすべく、超エネルギーに対応していたり無色エネルギーのみで構成されているポケモンとして、こくばバドレックスVやカビゴンを採用しています。
今後、ゲンガー&ミミッキュGXやオーロット&ヨノワールGXのように強力な超タイプのポケモンが登場すればより戦いやすいデッキになってくれそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はネイティオを採用したデッキをご紹介してまいりました。
強力な特性なので、さらに楽しいデッキが産まれてくると思いますので、ネイティオの今後の動向からは目が離せません。
今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目にかかれればと思います。