こんにちは!ポケントニスライターのロコモコcomicです!
福岡CLの開催も間近に迫り、どのデッキを握ればよいか分からなくなってしまった人も多いのではないのでしょうか?
そんな悩みを抱えている皆さんに、ありとあらゆる対面に五分以上を取れる理論上最強のデッキ、れんげき悪ウーラオスを今回紹介させていただきます。
少し欲張りなデッキですが、その分環境への刺さり方が異常なため、是非デッキ選択候補の1つとして参考にしていただければと思います。
デッキリスト
このデッキの強み
なぜこのデッキが最強なのか
その理由はただ1つ。
環境で立ち位置が非常に強い!!
タイプ相性で相手を圧倒!
・ミュウVMAX
・こくばバトレックスVMAX
この2つのデッキタイプは、スピーディーかつ高ダメージで れんげきウーラオスVMAX の弱点を突いてくるため、本来非常に苦手なデッキタイプとなります。
しかし、このデッキでは ガラルファイヤーV を前面に押し出し悪弱点を突くことで、比較的有利にゲームを進めることができます。
・ムゲンダイナVMAX
・ゲンガーVMAX
・クワガノンV
ミュウVMAX や クワガノン(エレキブラスター) のメタとして流行しているこれらデッキに対しても れんげきウーラオスVMAX で闘弱点を突きイージーWINが狙うことができます。
非ルールポケモンを刈り取る!
・カラマネロ(れんげきテンタクル)
・クワガノン(エレキブラスター)
最近、結果を残している非ルールポケモンデッキに対しても、クイックシューター&ヨガループ や キョダイレンゲキ で盤面を壊滅させることが可能です。
その他の環境デッキにも五分以上に渡り合える!
・三神ザシアン
・三神ガラルファイヤーV
・はくばバトレックスVMAX
・スイクンV
など、ありとあらゆるデッキに対して明確な不利対面はないため、対戦回数の多い大型大会において大きなアドバンテージとなります。
このデッキの弱み
こんなに立ち位置の良い れんげき悪ウーラオス の環境シェア率が何故高くないのか。
なぜこのデッキが「理論上」最強なのか。
その理由をお教えします。
構築難易度が高い…
多種多様なカードを採用しているため選択肢が多く、 相手のデッキタイプによって変幻自在に戦い方を変えていくことができます。
その反面、各種カードの採用枚数が必要数ギリギリの構築になってしまい、キーカードがサイド落ちてしまうことが多々あります。
闘と悪のエネルギーの枚数バランスも難しく、必要なエネルギーが必要なタイミングに引けずワザが打てないまま、サイドレースで出遅れて負けてしまうことも多々あります。
筆者は記事を書くにあたって1週間各カードの採用枚数について検討を行っていましたが、未だに最適解が見つかりません。。。
耐久デッキに勝てない…
あらゆる対面に有利と言いましたが、明確に不利な対面が存在します。
それが、ルカメタザシアン、れんげきインテレオン のような回復系のカードが入ったデッキです。
キョダイレンゲキ、オーラバーン は自分のリソースを削るワザであり、耐久系のデッキタイプ相手には、相手の回復札が枯渇する前に自分が息切れしてしまいます。
この手の耐久デッキは1試合のゲームスピードが遅く、プレイ難易度も高いため、環境でのシェア率こそ高くはありませんが、大型大会では必ず見かけることになります。
このようなデッキタイプに当たってしまった際は奇跡を祈りましょう。。。
各カードの採用理由
ポケモン
れんげきウーラオスVMAX 2枚
言わずと知れた超強力ポケモン。
環境のメタとして流行している ムゲンダイナVMAX や ゲンガーVMAX のような闘弱点ポケモンに対して、ゲームを優位に進めることができます。
それに加えて クワガノン(エレキブラスター) や カラマネロ(れんげきテンタクル) のようなHPの低い非ルールポケモンに対しても キョダイレンゲキ で複数匹まとめてきぜつを狙えるため、環境において非常に強力なポケモンです。
逆に ミュウVMAX にはめっぽう弱く、迂闊に場に出してしまうと簡単に刈り取られてしまうため、まったくプレイしない方がよいケースがあることも意識しましょう。
このデッキはサーチ手段が豊富であり、プレイしない方がよいゲームもあるため、2枚の採用としています。
れんげきウーラオスV 3枚
れんげきウーラオスVMAX を欲しいタイミングでプレイするために、少し厚めの3枚採用としています。
ガラルファイヤーV 2枚
自分でエネルギーを補給できる最強のポケモンV。
弱点を突かれづらい草弱点のあくポケモンであり、オーラバーン (190ダメージ)は、弱点込みで ミュウVMAX をワンパンできるのみならず、ゲノセクトV 等のHP低めのポケモンVすらワンパンできる非常に強力なワザです。
ゲーム中に必ず場に展開するポケモンと言っても差し支えないですが、サーチ手段が豊富であること、デッキに空き枠がないことから2枚の採用としています。
チャーレムV
エクストラターンを得られる ヨガループ が非常に強力です。
ガラルファイヤーV の オーラバーン で倒しきれなかったポケモンV等をきぜつさせながら、追加ターンを得ることなどできます。
主軸として戦うポケモンではないため1枚の採用としていますが、このポケモンがいないと非常に厳しい対面も多く、絶対に採用すべきポケモンです。
インテレオン(クイックシューター) 2枚
しっぷうづき、キョダイレンゲキ、オーラバーン などは非常に強力なワザですが、あと少し打点が足りないことも多いワザでもあります。
そのようなシーンで打点調整のできるこのポケモンは非常に重要となってきます。
本当は3枚採用したいのですが、デッキの空き枠がないこと、うらこうさく を場に展開するシーンが多いこと、インテレオン(クイックシューター) を3体維持することが難しいこと、から2枚採用としています。
インテレオン(うらこうさく) 1枚
デッキ中のありとあらゆるキーカードをサーチすることができる超有能ポケモンです。
このポケモンをプレイできるのとできないとのでは、選択肢に天と地ほどの差が出るため、山札を確認する際には、このポケモンがサイド落ちしていないかを確認する癖をつけましょう。
本当は2枚採用したいポケモンではありますが、枠がなく1枚の採用としています。
ジメレオン 4枚
うらこうさく によって2ターン目から必要なトレーナーズをサーチできるので、デッキの安定感が底上げされます。
序盤中盤の動きに必須となるため、4枚の採用としています。
メッソン(どんどんよぶ) 4枚
このデッキは ジメレオン の うらこうさく がないと、デッキが回りません。
その動きを安定して行うためにも4枚必須です。
どんどんよぶ で れんげきウーラオスV を呼べるのもGood!!
デデンネGX 1枚
超強力なドローソースです。
このデッキは うらこうさく でありとあらゆるカードをサーチすることができますが、れんげきエネルギー は 条件付きサーチ効果を持つ キバナ でしかサーチできません。
そのため、れんげきエネルギー を無理やり引きにいく用に1枚採用しています。
ジラーチGX 1枚
超タイプデッキ相手に、れんげきウーラオスV スタートしてしまった際のリカバリープランとして、1枚採用しています。
グッズ
クイックボール 3枚
このデッキでは多くのカードを1枚採用しているため、「手札をトラッシュする」≒「選択肢を捨てる」ということになってしまいます。
そのため、有能なサーチカードではありますが少し控え目の3枚採用しています。
レベルボール 3枚
コストを支払わずポケモンをサーチできる超有能グッズ。
安定して メッソン、ジメレオン をプレイするために厚めの3枚採用としています。
しんかのおこう 3枚
コストを支払わずポケモンをサーチできる超有能グッズ 。
うらこうさく を持つポケモンを安定してプレイするのに必須であり、れんげきウーラオスVMAX の採用枚数をギリギリまで絞っているため、厚めの3枚採用としています。
ポケモン通信 2枚
ハンドコストを払う必要のあるサーチカードではありますが、たね・進化を問わずサーチすることができ、終盤まで残しておきたいポケモンをデッキに戻しながら 博士の研究 等をプレイできることが非常に魅力的です。
使用できるケースが限られるカードでもあるため、2枚の採用としています。
回収ネット 2枚
主に うらこうさく を再利用するために使用します。
ポケモンのいれかえ手段としても使用したいため、2枚採用としています。
エネルギーつけかえ 1枚
じゃえんのつばさ と併せて1ターンで れんげきウーラオスVMAX を育成します。
あなぬけのヒモ 1枚
ポケモンのいれかえ手段の1つ、かがくへんかガス の ガラルマタドガス の対策としても運用できるます。
相手のポケモンをベンチに下げたくないシーンもあるため、1枚の採用としています。
ポケモンいれかえ 1枚
ポケモンのいれかえ手段の1つ。
状況に応じて、あなぬけのヒモ と使い分けるために1枚採用しています。
うねりの扇 1枚
ミュウVMAX 側も ガラルファイヤーV 対策として、ウィークガードエネルギー を採用しているケースがよく見られるため、弱点の押しつけを確実に行うために1枚採用しています。
リセットスタンプ 1枚
相手の動きを妨害して逆転を狙える優秀な手札干渉カードです。
このデッキでは、あらゆる選択肢を好きなタイミングでプレイできるため、1枚採用としています。
ふうせん 1枚
近年では、ミュウVMAX に ツールジャマー が採用されるケースが増えています。
ツールスクラッパー を搭載できていないこのデッキでは腐ってしまう可能性が高いため、1枚の採用としています。
くろおび 1枚
れんげきウーラオスVMAX を育成できるのが非常に強力です。
選択肢の1つとして、デッキに搭載しておきたいカードのため、1枚採用としています。
サポート
博士の研究 3枚
超強力なドローソースです。
このデッキは うらこうさく でありとあらゆるカードを好きなタイミングでサーチすることができますが、れんげきエネルギー は 条件付きサーチ効果を持つ キバナ でしかサーチできません。
そのため、れんげきエネルギー を積極的に引いていくために厚めに3枚採用としています。
マリィ 1枚
相手の手札に干渉できる強力なドローソース。
終盤まで残しておきたいカードをデッキに戻すこともできるため、複数枚採用したいサポートの1つです。
枠がないため、1枚採用としています。
キバナ 1枚
この1枚で キョダイレンゲキ に必要な 基本エネルギー+れんげきエネルギー を揃える動きが非常に強力です。
サイド落ちが怖いため2枚採用したいのですが、枠がなく1枚の採用としています。
ボスの指令 1枚
現代ポケカに必須なサポートの1つ。
本当は2枚ほど積みたいのですが、空き枠がなく、このデッキではベンチ狙撃も狙えるため、ギリギリの1枚採用としています。
スタジアム
トキワの森 2枚
エネルギーの使い分けが非常に重要なこのデッキにおいて必須のカードです。
サイド落ちしてしまうと、デッキが立ち行かなくなってしまうため2枚採用としています。
エネルギー
基本闘エネルギー 1枚
トキワの森 から、しっぷうづき を使用するために1枚以上は採用したいカードです。
サイド落ちは怖いですが、あくエネルギーの枚数の方も重要なため、ギリギリの1枚採用としています。
基本悪エネルギー 6枚
じゃえんのつばさ を有効に使用できる最低限の枚数である6枚採用としています。
悪エネルギーが足らず、ガラルファイヤーV が起動しないというケースも少なからずあるため、もう1枚増やしたいカードではあります。
れんげきエネルギー 4枚
キョダイレンゲキ を使用するために、ほぼ必須となるエネルギー。
サーチ手段にも乏しいため、迷いなく4枚採用としています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は理論上最強のれんげき悪ウーラオスVMAXデッキについて紹介させていただきました。
タイプ相性が大きく試合の結果に関わるポケモンカードゲームにおいて、大型大会でのデッキ選択は非常に難しいとことだと思います。
この記事が、そんな悩みを抱えている皆さんの参考になれば幸いです。
また、オススメの構築があればコメント欄等で教えていただけると嬉しいです。
それでは今回はこのへんで。
ありがとうございました。