【デッキ紹介】この火力はやめられない!?アルセウスケッキングV!!!【PokémonGO】

アルセウスケッキングデッキ紹介

お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。

ポケカのいいな、と思うところにサプライに力を入れているところがあると思います。

直近ではかがやくゲッコウガのカードスリーブがかっこよかったので欲しいなと思ったのですが、近隣のカードショップでは見つけることができず、近くにポケモンセンターがある都心部の方々を羨む気持ちでいっぱいです。

しかして、カードスリーブ一つのために公式通販使うのは送料的にちょっと気が引けてしまう、そんな私です。

さて今回は、「PokémonGO」に収録される【ケッキングV】を採用したデッキをご紹介します。

その力強さを存分に発揮してくれるデッキになりました。
よろしくお願いいたします。

今回の主役

今回は「PokémonGO」収録の【ケッキングV】です。

ケッキングV

特性 なまけぐせ
自分のサイドの残り枚数が6枚・4枚・2枚なら、このポケモンはワザが使えない。

無無無無 ヘビーインパクト 260

ワザ:ヘビーインパクトは無色4エネという、どちらかといえばトンデモないエネルギー量ではあるものの、260点という破格の威力を出すことができます。

このケッキングV、ワザの素点の高さだけでなく魅力に溢れており

・無色タイプなのでパワフル無色エネルギーに対応している
・たねポケモンなのでタフネスマントをつけることができる
・無色タイプなのでチェレンの気配りで回収することができる
・ワザに必要なエネルギーがすべて無色なのでどのデッキでも入れることができる

と、軽く考えただけでもこれだけの魅力があります。

こんなハイスペックなケッキングVですが唯一にして最大の欠点が、特性:なまけぐせです。
自分のサイドが6・4・2枚のタイミングではワザを使うことができません。

つまり、現VSTAR環境において最速とされる2−2−2というサイドの取り方には使うことができないとテキストには書かれています。

しかし、ケッキングはポケモンV、つまり特性を頂への雪道で消すことができるのです。

相手には頂への雪道を押し付け、こちらは我が物顔でヘビーインパクトを押し付ける。

最高のカードなのではないでしょうか。

そんなケッキングVを、今回は安心と信頼のアルセウスVSTARで組みました。
よろしくお願いします。

デッキリスト

アルセウスケッキング
デッキコード:LNQ9Ln-gy6XMr-Q9n9gn

コンセプト

アルセウスで他のデッキを相手にする場合とやることはさほど変わらず、VSTARパワー:スターバースを使ったらあとはひたすら頂へ雪道を張って、ケッキングで相手を殴っていきます。

ここで一つ、個人的に思うこととして「アルセウス側はどうあってもパルキアをワンパンできないが、パルキア側は条件次第でアルセウスをワンパンできるという課題があります。

もちろんアルセウスの方が汎用性もあり、複数のタイプのポケモンをデッキに採用することができるため取り回しが良い点もありますが、純粋に同じうらこうさく軸でデッキを組んだ場合には今ひとつアルセウス側は遅れをとってしまいます。

そこでケッキングVが使えるのではないか、という話になってきます。

もちろんケッキングを使うためにはその圧倒的に重たいエネルギーの壁を越えなくてはなりません。

しかし、【ノコッチやメロン、ダブルターボ、パワフル無色、水エネ、などなど全てをアルセウスうらこうさくと共有できる】ポケモンで、【これだけの火力を出せる】ケッキングはアルセウスの足りない火力を補ってくれるというだけでも、デメリットに目を瞑っても一度採用してみても良いのではないでしょうか。

アルセウスのデッキにおいて相手のVSTARをワンパンできる選択肢をもてる、というだけでも戦いの幅を広げてくれること間違いなしです。

ここまではVSTARの話でしたが、当然VSTARにワンパンを狙えるということでVMAXのワンパンも不可能ではありません。

今回の構築ではパワフル無色1枚とこだわりベルトを合わせることで310点を出せることからミュウVMAX、こちらは難易度は上がりますが、パワフル無色2枚とこだわりベルトを合わせることで330点を出すことができるため両バドレックスVMAXにもワンパンを取ることができます。

ダンデは枠を作れなかったため今回は不採用にしてしまいましたが、ダンデとパワフル無色とこだわりベルトであれば340点となり、ムゲンダイナVMAXもワンパンすることができるようになります。

このように、火力面でアルセウスVSTARの足りないを支えてくれるケッキングVには期待をよせざるを得ません。

では、今回のデッキで採用したカードの中から、一部重要なカードをご紹介します。

カード

ポケモン

アルセウスVSTAR:3枚、アルセウスV:3枚

アルセウスライン

エネルギーが重いポケモンVが登場するとやはり1度はアルセウスVSTARと組んでみて、使用感を確かめてみたくなります。

基本はアルセウスVSTARで戦っていくうえでケッキングVも絡めて戦うというデッキコンセプトなので、削れるギリギリの3-3で採用しています。

ケッキングV:1枚

ヘビーインパクトにはロマンを感じざるを得ません。
VMAXにもVSTARにもワンパンが求められる今だからこそ、この火力にはどうしても惹かれてしまいます。

・ダブルターボ2枚で 220点
・パワフル無色2枚で 300点
・ダブルターボ1枚とパワフル無色2枚で 280点

特殊エネルギーを加速する方法はなく、手ばりでパワフル無色をつけてあげる必要がある以上、ダブルターボは貼りたくないため、アルセウスVSTARでしっかりと加速してあげましょう。

メッソン:4枚、ジメレオン:3枚、インテレオン:2枚

うらこうさく軸

クイックシューターはのインテレオンを入れるかは悩みどころでしたが、ケッキングVの起動のためにもうらこうさくを優先させた結果、うらこうさくのインテレオンの安定枚数採用に落ち着きました。

マナフィ:1枚

マナフィ

環境にパルキアVSTARがいる以上はワザ:げっこうしゅりけんは当然考えなくてはいけません。

やはり特性:なみのヴェールはエチケットとなってしまっています。

ノコッチ:1枚

ノコッチ

ノコッチの枠は正直キバナやダンデなどに出来れば一番いいのですが、ガラルサンダーVがいたり、レジデッキがいる以上はやはりノコッチもエチケットとして採用する必要があります。

これでケッキングVも守ってあげることが出来るので倍お得です。

グッズ

おおきなおまもり:2枚

大きなおまもり

アルセウスVSTARを守ることも当然ですが、ケッキングVにもつけてあげたいグッズです。

ケッキングVのHPを260にしてもパルキアVSTAR相手ではワンパンで飛んでしまうので、1度でもケッキングを使うまではベンチの管理が大切です。

回収ネット:2枚

回収ネット

うらこうさくのインテレオンが2枚入っているので、うらこうさくを使いまわすというよりも、ベンチポケモンの出し入れや、入れ替えに使う場合が多いため2枚採用でとどめています。

本当は3枚入れたいです。

あなぬけのヒモ:2枚

あなぬけのヒモ

最初にケッキングVがバトル場に出てしまってはどうしようもないので少し厚めに2枚採用しています。

体感ですが、入れ替えるカードがあなぬけのヒモで困ることよりも、あなぬけのヒモじゃなくて困ったことの方が多いことから筆者は熱心なヒモ信者でもあります。

こだわりベルト:1枚

こだわりベルト

おおきなおまもりを優先した結果こちらの採用枚数は減りましたが、ケッキングVでVMAXやVSTARをワンパンするには必要になってくるため最低限ではありますが1枚採用しています。

サポート

チェレンの気くばり:2枚

チェレンの気くばり

アルセウスVSTARについている道具やエネルギーを使いまわすためにも厚めに2枚採用しています。

ケッキングVもへたにダメカン乗ってしまったら、さっさと回収してしまうことも選択肢の一つです。

メロン:1枚

メロン

アルセウスVSTARにもケッキングVにもエネルギーを加速することが出来る、ありがたいサポートです。

ボスの指令:2枚

ボスの指令-サカキ

ワンパンの極意は出来る時にする、ということで他より厚めに2枚採用です。

スタジアム

頂への雪道:3枚

頂への雪道

今回のデッキコンセプト的にも切らしたくないため3枚採用しています。

エネルギー

パワフル無色エネルギー:2枚

パワフル無色エネルギー

合計40点の上乗せは相当強力です。

パワフル無色を加速する方法はないため、引いたタイミングでしっかりと手ばりしましょう。

ダブルターボエネルギー:2枚

ダブルターボエネルギー

基本、アルセウスにのみ使いたいエネルギーということもあって、最低限の2枚採用です。

入れ替え候補

今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。

タフネスマント

タフネスマント

ケッキングVを守るためのグッズです。
ケッキングVの攻撃が安定してくるようであれば、こだわりベルトなどと入れ替えて採用したいです。

ダンデ

ダンデ

ケッキングVでのワンパン成功率を上げるためにも採用したかったカードですが、残念ながら入りきりませんでした。

キルクス温泉

キルクス温泉

頂への雪道が複数枚無くてもよさそうであれば、VSTAR環境の中でこちらだけが恩恵を受けることが出来るキルクス温泉が使い勝手よさそうだと感じます。

課題

ケッキングVはまず逃げエネが3と現環境で使うには非常に重いです
初手でうっかり出てしまうと逃すのに相当苦労します。

次に、他のポケモンとも共有しやすいおおきなおまもりで260点、ケッキング専用に採用したタフネスマントでHPを伸ばしても280点なので当然環境トップのVSTARにはワンパンされてしまいかねない数字で、当然ポケモンVの中ではかなり高HPではあるものの、エネルギーの充備に時間のかかるポケモンとしては心もとないと言わざるを得ません。

さらに、頂への雪道を貼っていないとケッキングVで好きなタイミングにワザを使うことができないため、基本的には雪道を貼りっぱなしということになりますが、そうなるとかがやくポケモンの恩恵が終始受けられないことになります。
本来であれば、かがやくルチャブルや、かがやくサーナイトなど補助をしてくれるかがやくポケモンたちを採用したいところですが、普通のアルセウスうらこうさくよりも頂への雪道が大切になってくるため、特に自分のターンに恩恵を受けるタイプのかがやくポケモンは使えなくなってしまいます。

最後に

いかがでしたでしょうか。
もしかしたら、アルセウスうらこうさくのTIER1復帰ももうすぐそこかもしれません。

今回はエネルギーの充備をアルセウスに任せるということでアルセウスうらこうさくにケッキングVを採用してみましたが、今後は各エネルギーそれぞれにエネルギー加速手段があることですし、他の構築でもケッキングVを活かせるような構築も考えていきたいと思っています。

今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目にかかれればと思います。