お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
今回の記事はカメックスexで組んだデッキをご紹介していこうと思います。
今回もあれやこれや考えてみましたので、是非お付き合いください。
今回の主役
今回は「ポケモンカード151」収録の【カメックスex】です。
カントー地方御三家から、筆者も大好きカメックスがexになって登場です。
特性:かたいこうらは、受けるワザのダメージを−30してくれるとのことで、カメックスexをワンパンする為には360点が必要であり、2パンを目指すのであっても200点以上の攻撃で二度攻撃しないといけません。
ワザ:ツインカノンは、手札に2枚の水エネルギーを用意することさえできれば280点を連発することが出来るお手軽で強力なワザです。
エネルギー構成面を見てみると、水エネが2枚という、標準的な量ではあるものの環境にある無色1エネになる特殊エネルギーは付けづらい、という仕上がりになっています。
デッキリスト
はじめに
受けるダメージを減らしてくれる効果
ポケモンのHPに関する効果は主に二種類あり、勇気のおまもりのように単純にHPを上に伸ばしてくれるものか、特性:かたいこうらのように受けるダメージを減らしてくれる、というものです。
HPを増やしてくれる効果は単純明快で、HPが増えることによりワンパンで落とされる危険を減らすことが出来ます。
ただしHPを伸ばしてくれる効果は、効果を消されてしまったタイミングで本来のHPを超えたダメージを受けていると気絶させられてしまう、といった危険をはらんでいます。
受けるダメージを減らしてくれる効果は、ワンパンを耐えられる可能性があるのはもちろんのこと、攻撃を受ける回数が増えるほどその恩恵を受けることが出来ます。
例えば、勇気のおまもりはHPを 50 増やしてくれますが、かたいこうらは 30 しか軽減してくれません。
1回の攻撃で見るとHPが 50 伸びている勇気のおまもりの方が強力です。
しかし、2回攻撃を受けるとかたいこうらは 30 軽減を2回してくれていることになります。
HPで見ると60点分のはたらきをしてくれることになり、この時点でおまもりよりも得をしていることになります。
このように非常に強い効果なのですが、当然弱点もあり、例えばミュウVMAXのワザ:ダイミラクルやいちげきウーラオスVMAXのワザ:キョダイイチゲキのように相手にかかっている効果を計算しない、と書かれている場合にはダメージは軽減されることなく、そのままのダメージを受けることになります。
他にも、ヤミラミのワザ:ロストマインもワザのダメージではない為、乗せられるダメカンの数に変化はありません。
・カメックスexが攻撃を受けた場合
おとぼけスピット 110点 → 80点 (本来3回のところを5回受けて倒される)
どっすんグースカ 180点 → 150点 (本来2回のところを3回受けて倒される)
ミラクルフォース 190点 → 160点 (本来2回のところを3回受けて倒される)
現環境のポケモンだと、相手をワンパンするというよりも複数回の攻撃で倒そうとする場合が多く、受けるダメージを減らしてくれる効果の恩恵が非常に大きくなっています。
ドローソース
2進化ポケモンがメインアタッカーになるデッキなので、進化ラインを揃えやすくする為にもドローソースが大切になってきます。
そこで、今ある汎用的なドローソースたちと食い合わせの良さについて考えていきます。
・ビーダル
ベンチに立ってさえくれれば頂への雪道下でもしっかりと仕事をしてくれる、最も汎用的なドローソースです。
カメックスexとの相性は比較的良いです。
ワザを使ったタイミングで手札からエネルギーを最大2枚捨てているので次のターンにはたらくまえばを使いやすくなります。
ただ、手札にエネルギーを持っていないといけない為、手札のエネルギーをハイパーボールなどで切れず手札が詰まることもあります。
・ミュウ
特性:ふしぎなしっぽでグッズを集めてくることができます。
バトルVIPパスやふしぎなあめなど必要なグッズの多いデッキなのでミュウで集めてくることができます。
たねポケモンなのですぐに使えるところも魅力になっています。
カメックスexとの相性は普通です。
バトル場をミュウで終わらせることが出来るのでベンチのゼニガメを守りやすく、初動を安定させやすくなるというのは利点ですが、カメックスexは頑丈なので落とされづらく、カメックスexがバトル場にいる限りミュウをバトル場に出しづらい為、ふしぎなしっぽの試行回数を稼ぎづらいです。
・ミュウex
新弾151で登場するミュウexです。
特性:リスタートは手札が3枚になるようにドローすることができます。
バトル場でしか使えない、ターンの終了時にしか使えないなどの条件がない為、使いやすい特性になっています。
カメックスexとの相性は微妙です。
進化ポケモンなので進化先やふしぎなあめなど手札にキープしておきたいカードが多く、手札を3枚以下にすることが難しいため、リスタートを使えないターンが多くなってしまいます。
パルキアVSTAR採用型
カメックスを育てる時間をパルキアで稼ぐデッキ
水デッキといえばお馴染みのパルキアVSTARです。
カメックスexを育てている間に戦ってくれるのはもちろんの事、育てたカメックスexにVSTARパワー:スターポータルでエネルギーをつけることができます。
カメックスexは手札にエネルギーがないと攻撃ができない為、パルキアという違うダメージソースを用意出来るのも魅力です。
カメックスexのみの型
ミュウで必要なカードを拾ってくるデッキ
ふしぎなしっぽのミュウを採用したデッキです。
ミュウでスタートして、先攻でも後攻でもなんとしてでもバトルVIPパスを使いたい為3枚採用です。
一応の選択肢としてイキリンコも採用しており、1ターン目の盤面作りはかなりやりやすくなっています。
1・2ターン目など早いターンはとにかくミュウをぐるぐるまわし、ベンチでカメックスexを育成していきましょう。
小噺ですが、ミュウがやられやすくキバナが活躍しやすいです。
サーナイト採用型
ドローソースにサーナイトラインを採用したデッキ
特性:アルカナシャインのサーナイトを採用したデッキです。
1デッキに2進化ポケモンを2体も採用するのは気が引けますが、えらいものでミュウ、カイ、かがやくゲッコウガがあることでデッキが回ります。
アルカナシャインはドローソースとして強力なのはもちろん、カメックスexの水2エネという要求に対して、手張りとアルカナシャインでエネルギーをつけることで攻撃を始めることが出来る場合もあります。
このデッキでは、ゼニガメを守る為にミュウやかがやくゲッコウガをバトル場に出して終了することが出来るなど、主力を温存しつつ、サイドを多く稼がれなくて済むところも魅力です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回の目玉カードの一角であるカメックスexは、非常に強力ではあるものの「2進化というハードル」と「どうやって手札にエネルギーを確保するのか」という課題がついて回ります。
今回は色々なパターンのカメックスexのデッキを考えてみたものの、正直どれも「これだ!」とはなっていない為、まだまだ他の構築も模索する日々が続きそうです。
何か良い構築が見つかりましたらまた記事にしたいと思います。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。