こんにちは!ポケントニスのライター、のらしあです。
12月3日発売予定の「VMAXクライマックス」にてキングブレイズリザードンの再録が決定しました!今回の再録は新規イラストということで、リザードン好きのプレイヤーは大歓喜していることでしょう。
この記事ではキングブレイズリザードンの再録記念ということで、来年の1月14日に発売される新弾「スターバース」に収録されているカード、マグマの滝壺 と組み合わせた最新のキングブレイズリザードンデッキ をご紹介します。
マグマの滝壺とは
まず始めに、マグマの滝壺について簡単にご紹介します。
このカードはCレギュレーションのスタンダード落ちにより溶接工、ボルケニオンを失った 炎タイプの新たなるエネ加速手段 になります。
リザードンVSTAR や ボルケニオンV、ヘルガーV のように、ダメカンが乗っている状態で打点が上がる炎ポケモンに使うのがオーソドックスな形になりそうですが、筆者は、そもそも最大HPが低くワンパンされやすい、ルールを持たない炎ポケモン達 の活躍の場も広がるのかなと考えています。
キングブレイズリザードンについて
キングブレイズリザードンはサポート、ダンデがトラッシュにいると強くなるちょっと特殊なポケモンです。
最大打点は300点と高く、ダンデを使用したタイミングで4枚トラッシュに送ることができていれば、2エネで330点 というVMAXもワンパンできる火力を出すことができます。
キングブレイズリザードンのデッキは、リザードンが二進化ポケモンのため、ふしぎなあめ の採用は必須となっており、ヒトカゲ、リザードン、ふしぎなあめ、ダンデだけで16枚の枠が確定してしまう、デッキ構築の難易度が非常に高いデッキテーマとなっています。
デッキ紹介
デッキレシピはこちら!
今回はカビゴンを軸にデッキを組んでみました!
リザードンは相性の良いカードが多く、いざなうしらべのチルタリス や うらこうさくのインテレオン などでも組めるので今回のレシピを参考に別パターンのデッキもぜひ組んでみてください!
それでは採用カードの解説に入ります。
ポケモン
リザードン 4枚
このデッキのメインアタッカーです!
特性 バトルセンス を使い山札を掘り進め、ダンデと基本炎エネルギーのトラッシュを狙っていきます。
最大打点はゲーム終盤で打てればいいので ゲーム序盤 〜 中盤 はダンデを1枚〜2枚トラッシュし2回の攻撃でVMAXを倒せるよう動きましょう。
優先すべきは盤面作りです。ダンデをトラッシュするためにデッキを回すのではなく、リザードンを展開するためにデッキを回し、その過程でダンデをトラッシュするつもりでいてください。
リザード 2枚
二進化デッキは ふしぎなあめ に依存しているためグッズロック系のデッキに非常に弱いです。
カチカチロックのフリージオはCレギュレーションのためスタン落ちしますが、クワガノンVはリザードンと同レギュレーションのため一生向き合う必要があります。1進化の採用はしておくことをおすすめします。
ヒトカゲ 4枚
かわいい。
アップリュー 2枚
このデッキのスーパーサブアタッカーです。
一進化ポケモンではありますが、上ワザ きょうさんねんえき が恐ろしいほど強く、サブアタッカーに悩んだらとりあえずこのカードを入れておけばいいと言えるぐらい強いです。
相手依存で打点が変わるワザではありますが、現環境ではグッズ×特性でデッキを回すことが大半になっており、ブルーの探索がスタン落ちした環境では特性を持たないポケモンでデッキを組むメリットはほぼありません。ある程度安定して打点は出せるはずです。
キングブレイズリザードンは、うらこうさくインテレオン、クイックシューターインテレオンがとても苦手なので、相手がVポケモンを出さずインテレオンで闘うことを選んだら、このカードで相手をするようにしましょう。
カジッチュ 2枚
かわいい。
カビゴン 3枚
このデッキのエンジンです。
絶対に1ターン目でバトル場に立てたいカードになります。
このデッキのたねポケモンは 全て逃げエネが1 のため、サーチ系カード+エネルギーが一枚あれば、初手でカビゴンを引けなくても、バトル場に立てることができます。
初手でカビゴンが引けなかった時、この動きができるか手札を確認してみましょう!
- カビゴン以外のポケモンをバトル場に出す。
- グッズでカビゴンをサーチ
- バトル場のポケモンにエネルギーを貼る
- バトル場のポケモンを逃し、カビゴンを前に出す。
- ベンチにヒトカゲが立っており、マグマの滝壺が手札にあるなら、逃げるために使ったエネルギーをヒトカゲに貼り直す
- カビゴンの特性 くいだめ を使いターンを終了する
クロバットV 2枚
ハイパーボールと相性が抜群のため2枚採用をしています。リザードンを立てられなければゲームが始まらないので、クロバットVを使わないと回らないと判断したら即使いましょう。
グッズ
クイックボール 4枚
何が何でもカビゴンを引きたいので4枚採用です。
ハイパーボール 4枚
どんなポケモンでもサーチできる万能カードです。カビゴン、クロバットVと相性がいいため4枚採用です。
レベルボール 3枚
主にヒトカゲの展開で使いますが、アップリュー、リザードもこのカードで呼べることを頭に入れておきましょう。
ふしぎなあめ 4枚
減らす理由がないので4枚採用です。
ふつうのつりざお 1枚
正直1枚じゃちょっと不安ですが、事故の元でもあるので1枚採用としています。
回収ネット 2枚
このデッキ唯一の入れ替え手段です。
サポート
ダンデ 4枚
このデッキの象徴です。
マリィ 4枚
博士の研究と悩みましたが、ふしぎなあめなどの必須カードをトラッシュするリスクを減らすため、マリィを採用することにしました。新環境はリセットスタンプがないため相手の手札に干渉できるマリィの優先度は現状よりも高いのかなとも感じます。
ボールガイ 2枚
全国津々浦々にいるボールガイファンの皆様、お待たせしました。ハイパーボールが再録された後の世界ではこのカードの採用はネタではなくなっています。クイック、レベル、ハイパーボールは現代ポケカ代表するサーチカードです。間違いなく強いのでぜひ使ってみてください。
ボスの指令 2枚
ゲーム中1回は使いたい瞬間が来るカードですね。勝負の決め手になりうるカードです。
スタジアム
マグマの滝壺 3枚
前述の通り、スターバースで収録される新カードです。
ダメカンを乗せることを条件にベンチの炎ポケモンに炎エネルギーを貼ることができます。
このカードはスタジアムであるため、溶接工ではできなかったエネ加速+ボスの指令を実現できたり、場に出し続けていれば毎ターンエネ加速が行えるため、溶接工とは違った魅力を秘めたカードになります。
エネルギー
基本炎エネルギー 8枚
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます!
今回の記事はいかがでしたでしょうか!
新レギュレーション開始に伴い、初めてポケカに触る方も多いと思います。そんな方達が自分の好きなポケモンで楽しく闘えるように、様々なデッキを紹介できたらと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。アローラ!!!