お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
最近はダークファンタズマの収録カード情報もかなり出てきていますが、それに加えてポケモンGOの情報まで出てきており、正直てんてこ舞いです。
ちなみに個人的には、カビゴンにかなり注目しています。
先日投稿した山破壊のシャンデラのデッキにも採用しようか考えているところです。
さて、大会も間近に迫った今回の記事は【ドガス・ダイナ・ダイケンキ】デッキです。
要注目デッキですので、是非ご一読ください。
今回の主役
今回のデッキの肝はなんと言っても「反逆クラッシュ」収録の【ガラルマタドガス】です。
性能は抜群です。
特性:かがくへんかガスは、バトル場に出しておきさえすれば、相手の特性による効果を止めることが出来ます。
各デッキ、環境で猛威を振るうスターバース、うらこうさく、スターポータル、フュージョンシステム、はたらくまえば、などすべてを使えなくすることが出来るということです。
ワザ:バッドポイズンも優秀で、毒によるダメカンを4つ乗せるという効果によって相手を気絶させた場合、ポケモンチェック時の気絶になるため、相手はキバナを使うことが出来なかったり、シロナの覇気でも5枚になるようにしか引けないなど、相手に気絶の恩恵を与えないことが可能になります。
今回は、直近の環境でも結果を残しているDDD(ドガスダイナダイケンキ)と呼ばれる型のデッキをご紹介します。
デッキリスト
コンセプト
筆者は過去に、「ヒスイダイケンキVSTARとムゲンダイナVMAXを合わせたデッキ」をご紹介しましたが、その際に、「ムゲンダイナとヒスイダイケンキをくっつけたデッキなので回らない時にはひどい状態になる」などとご紹介しましたが、かなり目算が甘かったと反省しています。
ガラルマタドガスで相手を止めている間に、こちらの盤面を整備すればよかったのです。
さて、今回紹介するデッキの中でも得に大切になってくるポイントとして
・ガラルジグザグマ&ヒスイダイケンキVSTAR
が挙げられます。
こちらの動きの起点となるガラルマタドガスが出せるダメージは40点
うらこうさく軸を相手にする場合、相手の動き出しが悪そうであればガラルジグザグマの特性:かんしゃくヘッドを2枚とも使うことで、メッソンをバッドポイズンで落とすことが出来るようになります。
同じように、ガラルジグザグマとダイケンキVSTARのVSTARパワー:ザンゲツスターを合わせることで60点を出すことが出来るようになるため、ベンチのメッソンを刈ることが出来ます。
ザンゲツスターもかんしゃくヘッドも、ムゲンダイナVMAXやダイケンキVSTARの後押しのために使いたいカードではあるものの、相手のシステムポケモン狩りに役立つ、ということは覚えておいて損はないと思います。
ここからは、環境のデッキを相手にする際にこちらが通したい動きを簡単にご紹介します。
パルキアVSTAR
あなぬけのヒモやボスの指令を使いながらメッソンを呼び出し、ガラルマタドガスのワザ:バッドポイズンでとことんまで攻撃の起点をつぶしましょう。
加えてガラル鉱山を絡められるとさらに良いです。相手は場のメッソンを下げるために入れ替え札か回収ネットを使わなくてはならなくなるため、特に回収ネットを早いうちに使わせることでこちらのガラルマタドガスが切れた後半に、相手はうらこうさくを使いまわすことが出来なくなるため相手の動きを制限させることが出来ます。
個人的にパルキア戦が一番クラッシュハンマーが必要な対面だと感じています。
正直、こちらが相手の特性を止めた程度ではパルキアVSTARは攻撃してきます。
あちらは2エネで動くことが出来る上に、お互いのベンチの合計が4体いれば140点が出てしまうため簡単にガラルマタドガスがとられる危険が常にある状態です。
かがくへんかガスで相手を止めながらクラッシュハンマーでオモテを出して相手の手ばりを阻害しつつ、メッソンをガラルマタドガスで取り続けてこちらのサイドを進めるぐらいのことをしてやっと5ブを取れるという体感です。
アルセウスVSTAR
パルキアVSTARよりはワザのエネルギーの要求が多い分、いくらか相手にしやすいと思います。
やることはパルキアVSTARを相手にする場合と変わりません。
気をつけなくてはいけない点として、アルセウスVの段階でも3エネで使えるワザ:パワーエッジが130点出てしまうため、ガラルマタドガスを落とされてしまう危険があります。
取れそうであればダイケンキVSTARなどでアルセウスVを取ることで相手のペースを大幅に落とすことも可能になりますが、極力ガラルマタドガスを使ってのメッソン狩りが安パイです。
ミュウVMAX
ムゲンダイナのデッキは環境トップのデッキへの対策札がとんでもなく刺さっています。
特にきついカードがセイボリーと頂への雪道です。
ただし、これはミュウVMAXもきついカードであり、同じような対策をされてしまう中でムゲンダイナVMAXはミュウVMAXに弱点を突くことが出来る分お得である、と考えることも出来ます。
そんなミュウVMAXを相手にする場合はかなり簡潔で、【ムゲンダイナでミュウVMAX】、【ダイケンキでそれ以外を刈る】これが一番手堅く早いです。
ミュウVMAXにはフュージョンエネルギーを貼られている場合がほとんどのため、こちらの特性の効果を受けない状態になっており、ダメカンのばらまきが通らないことがほとんどです。
ムゲンダイナであれば、場に6枚ポケモンがいる段階で180点を出すことが出来るため、負け筋になるクロバットVをある程度絞りつつ、相手のオドリドリを含めても弱点込みでワンパンすることが出来るようになります。
フュージョンエネルギーを貼られていないゲノセクトVには、ガラルジグザグマをつかった上でしっかりとダイケンキで倒していきましょう。
ここまで長々と書いてきましたが、ミュウVにガラルマタドガスでダメカンをのせておけばVMAXになられたとしてもダイケンキで関係なく落とせるようになるため、ほかの環境デッキに比べればかなり有利に戦うことが出来ると思います。
カード
ポケモン
ムゲンダイナVMAX:2枚、ムゲンダイナV:3枚
しっかり狙って盤面を作っていかないと、MAX火力である270点を出す機会はあまり多くないです。
あくまで手数を増やすことが出来るようにベンチ枠を広げるために使っているため、最低限のVMAXは2枚採用にしています。
アルセウスVSTARやパルキアVSTARなど環境1等賞のデッキにはガラルマタドガスをぶつけない事には勝てないことに変わりがなく、そのどちらにも頂への雪道が入っているためあまり戦力としての比重は高くないです。
ガラルマタドガス:3枚、ドガース:4枚
ワザ:かくせいのドガースは本当に偉いです。
先行でも後攻でも基本的はドガースでスタートしたいため4枚採用しています。
ミュウVMAXデッキを相手にする場合などには、特にドガーススタートが最低条件です。
メロディアスエコーでクロバットなどを取られてしまうと、さすがに巻き返せるものも巻き返せなくなってしまいます。
ヒスイダイケンキVSTAR:2枚、ヒスイダイケンキV:2枚
ムゲンダイナデッキが復活を遂げることが出来たのは、完全にこのヒスイダイケンキが登場したことによるものです。
ムゲンダイナの闘タイプ弱点をずらせることで多くのデッキと戦うことが出来るようになっていたり、頂への雪道の状況下でも戦うことが出来るのはこのカードのおかげです。
逆に草タイプが流行ってくると、ムゲンダイナには様々なメタカードがあるためこのデッキもかなりきつくなると思います。
ガラルジグザグマ:2枚
このデッキの汎用性を高めてくれる、とても大切なカードです。
クロバットV:4枚
大切なドローソースですが、明確な負け筋にもなるカードです。
ムゲンダイナの火力が必要な場合にはどんどん使いますが、ダイケンキとガラルマタドガスで戦っていこうとする場合にはベンチの枠も足りなくなってしまうので使う枚数には気を配る必要があります。
グッズ
クイックボール:4枚、ハイパーボール:3枚
ドガースの展開に必要なカードになりますし、クロバットVで引ける枚数を増やすための調整カードにもなります。
ダークパッチ:1枚
ベンチにポケモンが並ぶデッキなので使いどころは多いです。
ターンに1度の手ばりに加えての加速ができると、盤面の盤石さも上がります。
あなぬけのヒモ:2枚、ポケモンいれかえ:1枚
ガラル鉱山が入っているため、あなぬけのヒモとポケモンいれかえを枠の範囲で入れられるだけ入れています。
あなぬけのヒモで相手のうらこうさくラインなどを釣れることがあるため、こちらを多く採用しています。
クラッシュハンマー:3枚
先にも書きましたが、ガラルマタドガスだけでは止まらないデッキもいるため、クラッシュハンマーまで合わせることが出来た方が良いと思っています。
筆者はクラッシュハンマーも採用すべき派です。
ふうせん:1枚
出だしにドガース以外で始まってしまったときに逃がすための選択肢の一つです。
サポート
博士の研究:4枚、マリィ:2枚
クロバットがいますが、クロバットも使わなくて済むのであればそれに越したことはないため、特に博士の研究をしっかり4投しています。
博士の研究が少ない場合、頂への雪道を貼られると完全に止まることが多いのは変わっていません。
ボスの指令:3枚
博士の研究による巻き込み事故で落ちることもケアしての3枚採用です。
相手のシステムポケモンを取るために必須のカードでもあります。
スタジアム
ガラル鉱山:3枚
ムゲンダイナのデッキとやはり一番食い合わせの良いスタジアムです。
エネルギー
ハイド悪エネルギー:4枚
ガラル鉱山が入っている以上必要なエネルギーです。
相手にシンオウ神殿を貼られてしまった場合、ガラルマタドガスやダイケンキが攻撃をできなくなってしまう場合があるため、貼りどころには気を付けることも頭の片隅に置いておいてください。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
ふつうのつりざお
デッキの組み立てとしてなんど見直しても削れる部分がなく、一度トラッシュにいってしまった場合回収する手立てがありません。
プレイングでトラッシュしてしまったカードをカバーする必要があります。
回収ネット
ガラルジグザグマを使いまわすために使用したいところですが、用途が主に使いまわすところにしかないため諦めました。
セイボリー
セイボリーをされて辛いデッキが環境には多いため、セイボリーをされる以上はやり返したい気持ちもありますが、うらこうさくデッキのように使いたいときに持ってこれるデッキでもないので採用順位を下げています。
課題
使っていての負け筋は、やはり初動で頂への雪道を貼られてしまいそのまま負けてしまうパターンでした。
これはうらこうさく軸のデッキ以外を使っている場合にはどうにもならないことですが、それでも相変わらず雪道はつらいです。
これは今に始まったことでもないですが、クロバットを刈られてしまうのもどうにもなりません。
ムゲンダイナの火力のためとはいえ、HP180を場に出しておかなくてはならない以上はその点を覚悟する必要があります。
ムゲンダイナをあきらめてクロバットVMAX、ダイケンキデッキなどを回す道を模索するのも手かもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
巷でDDDなどと呼ばれているらしくなんかかっこいいですよね、頭文字D。
個人的にも、アルセウスやパルキアに勝ち筋があるということで、使う選択肢に持っていて良いと思っています。
環境が変わるたびにムゲンダイナは帰ってきますが、その中でもかなりいい線を言った仕上がりになっていると思います。
ぜひ使ってみてください。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。