【デッキ紹介】初動の安定感マシマシ!くいこむかぎづめをぶんまわせ!!ヒスイジュナイパー!!!【スペースジャグラー】

両ジュナイパーデッキ紹介

お世話になっています。J.T.Parkです。

皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。

日々タイムゲイザーやスペースジャグラー収録のカードが公開されていますが、面白いカードが多すぎてどれだけ箱で買えるを考える日々です。
筆者の直近では、シンオウ神殿に続いて【大口の沼】など面白いスタジアムも発表されて、どんどんスタジアム合戦が白熱していくこと間違いなしです。

新弾発売も迫ってくると毎回同じことを書いているような気もしますが、どんな面白いデッキを組めるかとわくわくが止まりません。

さて、今回はスペースジャグラー収録の【ヒスイジュナイパー】を使ったデッキをご紹介です。

ワザがピカイチですし、現環境にはこのヒスイジュナイパーを支えてくれるポケモンたちが結構いるため面白いデッキに仕上がりました。是非ご覧いただければと思います。

今回の主役

今回の主役は4/8発売予定の新弾「スペースジャグラー」より【ヒスイジュナイパー】です。

ヒスイジュナイパー

エネ無し くいこむかぎづめ 30×

相手のバトルポケモンに乗っているダメカンの数×30ダメージ。

基本闘基本無色基本無色 ダイレクトアロー

相手のポケモン1匹に、80ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]

ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより

特筆すべきポイントをご紹介します。

1つ目はエネルギーを使わないで使うことができる ワザ:くいこむかぎづめ です。

相手に乗っているダメカン×30点を相手に与えるというワザで、簡単に計算しますと以下の票となります。

ダメカンの数くいこむかぎづめの火力総ダメージ
00ダメージ0
5150ダメージ200
180ダメージ240
240ダメージ320
9270ダメージ360
表1.ヒスイジュナイパーがくいこむかぎづめで出しうるダメージダメカンの一覧

いかがでしょうか。
Vポケモンダメカンが5~6VMAXポケモンダメカンが8~9あれば倒せるということになります。

エネルギーなしでこれだけのことが出来るということは、ワザの火力が今一歩足りずに採用できていなかったポケモンでも十分採用することが出来るということです。

2つ目は特性:みつりんめいさいをもつジュナイパーと進化ラインを共有できるというところです。

ジュナイパー

現環境でVポケモンからワザを受けないという特性はミルタンクが持っていますが、ミルタンクは相手の盤面に火力を依存することになってしまっており、その点が弱かったりします。

その点、特性:みつりんめいさいを持つジュナイパーは、確定で90点ベンチポケモン2体に20点を乗せることができます。

ここで思い出していただきたいのは、表1です。
90点あればどのVmaxポケモンでも倒すことが出来る上に、ベンチにもダメカンを乗せることが出来るので、次のポケモンを倒す準備まで出来るという算段です。

これはもう公式からジュナイパーを組み合わせて使え、と言われている気がしてきてなりません。

そこで今回は、新旧ワザのダメージを受けないという効果を持つポケモンを揃えることで更なる安定感を図りつつ、最後をしっかり刈り取ることを目指したデッキを作成しましたので是非お付き合いいただければと思います。

デッキリスト

デッキコード:FkdkFf-2k6oob-w5Vkk5

※記事投稿時点のデッキリストでは、ヒスイジュナイパーがまだ公式サイトの方に登録されていないため別のヒスイジュナイパーVSTARで代用しています。

コンセプト

ジュナイパーの特性が強いことは当然ですが、【ジュナイパーはなんと言っても立つまでに時間がかかってしまうことが課題】です。

そこで今回は、両方のジュナイパーを入れつつ、それまでのターンをダブルターボエネルギーで動かすことが出来るミルタンクカモネギに任せるといった形のデッキにしてみました。

ミルタンクは特性:ミラクルボディワザ:けちらすを持っていますので、相手の動きを止めつつけちらすで相手に細かな打点を与えてくれることを期待しています。

カモネギに関してはあまり環境で見ることが多いポケモンではないのですが、【ツインエネルギー対応型廉価版:くいこむかぎづめ】を持っています。
ワザ:ねぎでしばくは、【素点が20点、そこに相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージ追加する】、というもので序盤のミルタンクの打点サポートはもちろんのこと、終盤の詰めのタイミングでジュナイパーを用意できなくてもツインエネルギーを貼るだけで急襲を仕掛けることが出来ます。

この二匹のポケモンを採用することで、相手には攻撃をさせないようにし、こちらの低い打点を補う方法を採用する、というデッキコンセプトをより強化することが出来ました。

ドローソースは、場に複数のモクローを用意することが出来るように場に1体いれば十分仕事をしてくれる特性:はたらくまえばのビーダルを採用しています。

では、一部カードの解説に移りたいと思います。

カード

ポケモン

ヒスイジュナイパー:3枚

ヒスイジュナイパー

非ルールポケモンの悩みどころである低い火力をすべて解決してくれる、救世主です。
2~3回使うことになるカードですが、ふつうのつりざおやクララを込みで考えての3枚採用です

ジュナイパー:1枚、フクスロー:2枚、モクロー:4枚

みつりんめいさい

ジュナイパーのみつりんめいさいは当然強く、ワザ:スプリットアローも打点を刻んでおくということで相当期待できるカードです。
ただ、基本はミルタンクを主体に立ち回っていくため、【特殊エネルギーが通らずベンチの数の展開も絞られるジュラルドンVMAX】への回答として採用しています。

フクスローに関しては、手札を減らしてビーダルで引いてくるというシステム上グッズよりもポケモンのほうがトラッシュから回収してきやすい、という点と、場にいるミルタンクで戦っていることからベンチに育てている時間の猶予があるため、ふしぎなあめよりもサーチしやすく進化もさせやすいポケモンの比重を上げました

ビーダル:3枚、ビッパ:3枚

はたらくまえば

1体は確実にベンチに欲しいこともあって安定志向の3枚採用です。

ミルタンク:4枚

ミルタンク

ミルタンクからバトルを始めたいため4枚使用しています。
4枚あれば初動から場に2枚ミルタンクを用意し、あなぬけのヒモをケアするところまで見えてきます。

グッズ

クイックボール:4枚、ハイパーボール:4枚

サーチ系カード(コストあり)

ビーダルのお供といえばこのカードたちです。
ハンドを減らしつつ、場を作っていくことが出来るので4枚ずつの採用です。

ふしぎなあめ:2枚

ふしぎなアメ

フクスローの項目でも触れましたが、手札を減らしてビーダルで引く、というシステム上コストとしてカードを切ってしまうため、トラッシュから回収できないグッズよりも回収しやすいポケモンを選んだため採用枚数を減らしました。

タフネスマント:1枚

タフネスマント

ミルタンクを守るために採用しています。
カード枠に余裕があれば本当は2枚は採用しておきたいところです。

こだわりベルト:2枚

こだわりベルト

乗っているダメカンの数によって追い打ちの強さも変わってくるので、相手に1点でも多くダメカンを乗せるためにも2枚採用です。

ともだちてちょう:1枚

ともだちてちょう

非ルールのデッキには必要なサポートがたくさんありますが、ポケモンにかなりの枠を取られてしまっているため枚数を多く入れることが出来ません。
すべてのサポ―ト+1枚と考えることが出来るともだちてちょうは必須カードです。

サポート

博士の研究:4枚

ナナカマド博士

このデッキのすべては初動の展開力で決まります。
しっかり並べるぞ、という気合の4枚採用です。

キバナ:1枚

キバナ2

アタッカーになるポケモンがすべて2エネなのでトラッシュに1枚は基本草エネルギーを置いておけると強いです。

クララ:1枚

クララ

トラッシュもポケモンを持ってくる際の選択肢にできることの強さは、非ルールデッキを使っていると本当に身に沁みます。

カモネギやミルタンクなどをトラッシュから持ってきて即起動など、相手に圧をかけていきましょう。

セイボリー:1枚

セイボリー

ベンチいっぱいの展開が多い今だからこそ必須のカードです。
あなぬけのひもを使って相手が今使わないポケモン出してきたときに使うセイボリーは得も言われぬものがあります。

スタジアム

ターフスタジアム:1枚

ターフスタジアム

フクスローやジュナイパー以外にボールを使いたいので採用しています。

エネルギー

ダブルターボエネルギー:4枚

ツインエネルギー

カモネギ、ミルタンク、ほぼ無いですが本当に手札が止まっているときのビーダルなどに使うことが出来ます。

キャプチャーエネルギー:2枚

キャプチャーエネルギー

どのポケモンにも貼っておいて無駄になることがないので採用しています。

草エネルギー:3枚

基本草エネルギー

みつりんめいさいのジュナイパーは1体しかいませんが、キバナを使うために必要ですし最低限の3枚採用です。

入れ替え候補

今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。

闘エネルギー

基本闘エネルギー

ヒスイジュナイパーの下ワザ:ダイレクトアローは相手を選ばず80点を乗せることが出来るため、これを使う場合には採用しなくてはなりません。
今回は正面の敵を倒すことに重きを置いているため採用しませんでした。

ヒスイバスラオ

バスラオ

バスラオのワザ:むれをあつめるはとても強いですが、初動のミルタンクを安定させるためにためにポケモンの数を減らしていく中で1枚では1ターン目にバトル場に出すことが難しかったため不採用としました。

頂への雪道

頂への雪道

安パイのスタジアムです。
デッキを回すためにも今回のデッキではターフスタジアムに軍配が上がりました。

課題

何をどうしても非ルールのポケモンとの戦いには本当に向いていません。

もともとの打点の低さ致命的に重く、相手に先にうごかれるとこちらは非ルールポケモンをワンパンする火力が足りないためサイドレースに追いつけなくなります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ミルタンクやジュナイパーで相手に好きなことをさせない動きを通しつつ、強い特性がゆえに仕方のなかった打点の低さをヒスイジュナイパーという強力な仲間を得たことで、より勝ち切ることが出来る形にしてくれました。

相手に攻撃をされないということで、気持ちよく勝ちたいそんなあなたにオススメのデッキです。

今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目にかかれればと思います。