お世話になっています。J.T.Parkです。
あけましておめでとうございます。本年もポケントニスをよろしくお願いいたします。
皆様、今年はついにCレギュ 【TAGTEAM】 が環境を去り、全身どっぷり剣盾&アルセウスの世界に突入するということで、環境もまた大きく変わるのだと思うとドキドキが止まりません。
封入されているカードのパワーがとても高く、買えば買うだけ得な「スターバース」の発売も間近に迫りつつ、新弾だと思っていたDレギュも残り1年ということで今年もポケカをとことん遊びつくしましょう!
さて今回は、そんな買うだけお得な発売間近のスターバースからゴウカザルのデッキを作ってみましたのでご紹介したいと思います。
今回の主役
今回は新弾「スターバース」に収録される【ゴウカザル】です。
らせんごうか ×80
自分の山札を上から5枚オモテにする。その中にあるエネルギーの枚数×80ダメージ。オモテにしたエネルギーはトラッシュし、残りのカードは山札にもどして切る。
バーニングキック 160
このポケモンについてるエネルギーを、すべてトラッシュする。
ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより
ゴウカザルの ワザ:らせんごうか はデッキトップから5枚カードを見てその中にあるエネルギーの枚数だけ火力が出るというものです。
エネルギー1枚で80点、3枚であれば240点でVをワンパン、4枚であれば320点で大体のVmaxをワンパンできるという破格の力を持っています。
しかもこのワザの良いところは、エネルギーのみをトラッシュしてほかのカードを山にもどすことができるので、必要なトレーナーズを最低限の枚数で採用してもデッキを回すことができるというところです。
(似たようなカードで、最近の流行りでもある ワザ:アクアストーム を持つカイオーガや ワザ:マグマボルケーノ を持つグラードンだとすべてトラッシュする必要があり、必要なデッキパーツも巻き込み事故的にトラッシュしてしまい、後続を育てられないまま負けてしまうという事故もおきています。)
今回は夢の 400点 のためエネルギーの枚数を積みつつ、2進化という課題と向き合いながら最低限のカードを詰め込んでデッキを作成したいと思います。
では、早速デッキリストをご紹介です。
デッキリスト
コンセプト
今回はうらこうさくとの組み合わせです。
エネルギー以外ほぼすべてのカードが必要札で、雑にトラッシュに送ることが厳しく博士の研究のようなトラッシュしてカードを引くということをやり辛いため、必要なカードを適宜持ってくるうらこうさくを今回は選択しました。
2進化のデッキでは必ず必要となる【ふしぎなあめ】をひっぱってくることはもちろんのこと、今回の「スターバース」で収録される【マグマの滝壺】や【キャンプファイヤー】、【こだわりベルト】などを必要なタイミングで引っ張ってきましょう。
うらこうさくのインテレオン自体も戦えるスペックを有しているところもポイントが高いです。
さて、今回のデッキにおいて【マグマの滝壺】がかなり重要なカードとなっています。
マグマの滝壺は、自分の番に1度ベンチのポケモンにトラッシュから炎エネルギーをつけることができるというもので、炎エネルギー1つで使うことができる ワザ:らせんごうかとの咬み合わせがとても良いという仕上がりになっています。
たとえば、手ばりをバトル場に出てしまっている逃げるためのエネルギーが1つであるうらこうさく軸のポケモンにつけつつ、ベンチにいるゴウカザルなどに滝壺でエネルギーをつけることで、ポケカの難しいところである1ターンに1エネしかつけることができない、という点をケアすることもできます。
Vポケモンに与えるダメージが+30になる【こだわりベルト】もかなり優秀です。
らせんごうかで2枚エネルギーが落ちると160点ですが、160点で倒せるVポケモンは今のところ【ミミッキュV】と【タイレーツV】の2匹しかいません。
しかし、こだわりベルトをつけると190点になり【ゲノセクトV】や【クロバットV】【ビクティニV】【ミュウV】など落とせるポケモンの幅がぐっと広がるという点がとても優秀なポイントです。
続いては、各カードの枚数をご紹介します。
カード
ポケモン
ゴウカザル:4枚、モウカザル:2枚、ヒコザル:4枚
デッキのメインアタッカーで、ベンチに途切れさせたくないため手厚く採用しています。
ふしぎなあめで進化できないターンもモウカザルに進化させるなど確実に進化させていきましょう。
メッソン:3枚、ジメレオン:2枚、インテレオン:2枚
うらこうさくで必要なカードを持ってきましょう。
デッキの枠が足りずギリギリ回る限界の採用枚数になっています。
ジメレオンになることももちろん強いですが、ふしぎなあめから直接インテレオンになって2枚のうらこうさくを使うことも2進化が多くふしぎなあめを採用しているデッキの利点です。
ウルガモスV:1枚
フィニッシャーです。
らせんごうかで落としたエネルギーを拾ってくる役目も背負っています。
なるべく必要なターンまで出さずにいたいですが、たねポケモンが8枚しかいないためスタートの際に1/8で出てきてしまうのでそこは祈るよりほかありません。
グッズ
クイックボール:3枚
必要最低限の枚数です。デッキの仕様的にレベルボールのほうに枠を裂きました。
レベルボール:4枚
メッソン、ジメレオン、ヒコザル、モウカザルと触れるポケモンが多いうえに、何よりノーコストで使えるという点が非常に強いため4枚採用です。
しんかのおこう:3枚
ゴウカザル、インテレオンに触るためのカードです。
今回は3枚の採用ですが増やすことも十分にあると思います。
ふしぎなあめ:3枚
2進化デッキの潤滑油です。
ゴウカザルを順当に進化させる方法も積んでいるためギリギリの3枚採用で今回はまとめましたが、さすがに安定のためにはエネルギーを減らして4枚に増やす選択もあります。
こだわりベルト:1枚
コンセプトの中にも書きましたが、この1枚で見れるポケモンVの範囲が変わります。
非ルールのポケモンの救世主です。
2枚採用なども十分に検討範囲です。
サポート
シロナの覇気:2枚
「スターバース」に収録された新サポートです。
メッソンもヒコザルもやられます。仕方のないことのため、それを生かして8枚になるようにドローをして後続につなげましょう
マリィ:1枚
リセットスタンプの無き今、相手のハンドに干渉するためのサポートです。
ハンドにかさばってる炎エネルギーを山にもどしたりもできます。
キャンプファイヤー:1枚
「スターバース」に収録された新サポートです。
ふんだんにある炎エネルギーを1枚切るだけで、ほかのカードに錬成できる可能性のあるカードです。
しかし炎エネルギーがふんだんに詰め込まれているがゆえに、7枚とも炎エネルギーという事故もおこりうるため試験的に1枚のみの採用です。
キバナ:1枚
非ルールで構成されたデッキに優しいサポートです。
エネルギーの加速はもちろんのことですが、ふしぎなあめやしんかのおこうを引っ張ってくることで素早くゴウカザルを組み立てることができます。
スタジアム
マグマの滝壺:2枚
「スターバース」に収録された新スタジアムです。
用途はコンセプトに書いたことが主ですが、ベンチのポケモンにしかつけられない所に気を付けましょう。
エネルギー
炎エネルギー:16枚
今回のゴウカザルデッキで圧倒的な400点を目指すために大量採用です。
もっと安定性を上げるカード積み、打点を刻んで相手を倒す場合には10~12枚採用が限度だと思います。
水エネルギー:1枚
インテレオンを動かすためのエネルギーです。
キバナで拾ってきつつ、炎エネルギーを手張りしてベンチのポケモンを狙撃しましょう。
ワザ:らせんごうかはトラッシュするエネルギーの種類を選ばないため、邪魔をしません。
入れ替え候補
今回は採用を見送ったものの、最後まで採用を検討したカードです。
ミュウ
うらこうさく軸と併用すると安定感がかなり違います。
逃げエネが1というのもやはりえらいですね。
枠がなかったため泣く泣く諦めました。
ふうせん・ポケモンいれかえ
あって悪いことはないカードです。
あなぬけのひもと逃げエネが1であることでこれらのカードは今回不採用としました。
エネルギーリサイクル
トラッシュに送ったエネルギーを5枚まで山にもどせるカードです。
今回はその役目をウルガモスVに完全に絞ったため不採用にしました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
やはりこのようなロマンあふれるテキストのカードが出てくると、その圧倒的なスペックをフルで生かしてみたいと思ってしまいます。
より現実的な安定感を求めるのであれば うらこうさく軸 をもっと増やしたり、うらこうさくを 特性:やりくり のチラチーノなどに変えてデッキスペースを圧縮し、必要なカードを増やしてみるのもよいのではないかな、などと思います。
では、また次回別の記事でお目に書かれればと思います。
おまけ
少し安定感に振ってみたリストですが、回してみるとらせんごうかでエネにかすりもしないターンがあったので、練度を上げれば問題ないのかもしれませんが、やはりポケカは難しいですね。