【デッキ紹介】水タイプの快進撃が止まらない!ターボ型キュレムVMAXデッキ【ロストアビス】

ターボキュレムデッキ紹介

こんにちは!ポケントニスのライター のらしあ です。今回は「ロストアビス」に収録される キュレムVMAX を採用したデッキをご紹介します!

競争の激しい水タイプの中でうまく差別化ができているカードのため、個人的にはかなり可能性を感じている1枚です。

今回の主役

キュレムVMAX
キュレムVMAX

特性はくぎんせかい
自分の番に1回使える。自分の山札を上から1枚トラッシュし、そのカードが 基本水 エネルギーなら、自分のポケモンにつける。

基本水基本水基本水 ダイフロスト 120+
このポケモンについている 基本水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×50ダメージ追加。

まず注目して頂きたいポイントはキュレムVMAXのワザ ダイフロスト です。このワザは自身についてる水エネルギーを好きな数トラッシュすることで打点があがる青天井ワザになります。

最低ラインである3エネトラッシュですら最大打点は270ダメージ。こだわりベルト をつけることでVSTARポケモンをワンパンできるので、無理して大量のエネルギーを付けなくともアタッカーとして闘っていくことが可能です。

水タイプ+鋼弱点のVMAXポケモンであるため、ライバルに はくばバドレックスVMAX という非常に優秀なカードがいますが、ワザの違いにより上手く差別化ができており、速度重視のはくばバドレックス火力重視のキュレム といった印象です。

火力重視とは言ったものの決して速度が遅すぎるわけではなく、特性 はくぎんせかい により自身でエネルギー加速が行えるので、ヤレユータンのさるぢえや、スマホロトムなどで補助をしてあげる必要はありますが、十分環境で闘っていけるスピード感を持ち合わせています。

キュレムVMAXは逃げエネが重く、ワザでエネルギーをトラッシュした後、ふうせん だけでベンチに下がることができないため、モスノウによるエネ加速が難しいという問題を抱えているので、バトル場から離れず連戦をする想定でデッキを構築すると はくぎんせかい が活きてくると思います。

デッキリスト

キュレムVMAX
デッキコード:xDJ8x8-SVFjS6-K4cc8x

コンセプト

今回は序盤からデッキをガンガン掘り進め、理想の盤面を狙いやすい ターボ型 で作ってみました。

キュレムVMAXの特性 はくぎんせかい もデッキ圧縮に繋がる効果を持つため、この構築にすることでより早いペースでデッキが少なくなり、引きたいカードを引ける確率が上がっていきます。

基本的な戦い方は非常にシンプル!

メロンやはくぎんせかい、きゅうげきれいとう など豊富なエネ加速手段を駆使し、キュレムVMAX二体で闘っていきましょう。

ワザを打ったあとエネが無くなってしまう点や、逃げエネが重たい点から、一度バトル場に出たらベンチに逃がすことは難しいです。キュレムVMAXは連戦させることを前提とし、ダイフロストを連発できるよう、エネ加速に使えるキュレムVMAXはバトル場も含め盤面に2体、ヤレユータンは最低でも1体立てられるような動きを目指しましょう!

こうすることで手張りを含めた3エネ加速を1ターンで行えるようになり、キュレムVMAXで連戦することができます。

「え、キュレムと同じ数ヤレユータンを立てなくてもいいの?」

と思った方はご安心を。

ヤレユータンの特性 さるぢえ を使ったあと 回収ネット で手札に戻すことでこの問題は解決します。

「この番、すでに別の○○○を使っていたなら、この特性は使えない。」という記述がない限り、ポケモンの特性は「自分の番に1回使える」と書かれているものでも、回収ネット等で場から手札に戻してあげることで再利用が可能となります。(※一度手札に戻すことで、改めて出したカードが先ほど特性を使ったカードと同じであることを証明できないため。たとえ手札が0枚の状態で手札に戻したとしても有効。)

なので、最低でも1体ヤレユータンがいれば、

手札にある水エネルギーをさるぢえでデッキの一番上へ

はくぎんせかいでデッキの一番上にある水エネルギーをエネ加速に利用

回収ネットでヤレユータンを手札に戻しベンチに出す

再び手札にある水エネルギーをさるぢえでデッキの一番上へ

はくぎんせかいでデッキの一番上にある水エネルギーをエネ加速に利用

という2エネ加速の動きが行えます。

また、二体のキュレムVMAXで闘うメインの動きとは別に、強力なベンチ狙撃技を持つ かがやくゲッコウガ や、Vポケモン対策である ミルタンク で闘うことも視野に入れておきましょう。

どちらもVポケモンではないためメロンによるエネ加速は行えませんが、キュレムVMAXが持つ はくぎんせかい とキュレムVが持つ きゅうげきれいとう はどのポケモンにもエネ加速が可能なため、比較的簡単に育成することができます。

カード

ポケモン

キュレムVMAX 3枚

キュレムVMAX

このデッキのメインアタッカーです。

  • 水タイプ
  • 鋼弱点
  • HP330のVMAX
  • 青天井ワザ
  • 特性によるエネ加速

というかなり高スペックなカードです。

1ゲームで2体は立てたいのでサイド落ちを考慮した3枚の採用にしています。

特性 はくぎんせかい によるエネ加速が可能なため、盤面にこのカードが多いほど得をしそうな印象を受けますが、確実にエネ加速をするには ヤレユータンやスマホロトム などのデッキトップを調整できるカードと併用する必要があるので、エネ過多構築でもない限り大量展開をする必要はないと考えています。

キュレムV 3枚

キュレムV

上ワザ きゅうげきれいとう が非常に優秀です。先攻有利である現代ポケカにおいて、後攻ならではの動きができるのはかなりの強みになるので、後攻1ターン目はぜひ狙っていきたいワザになります。

基本水エネルギーは たっぷりバケツ によるサーチが可能なため、他の色と比較して手札に集めやすいのもポイントです。

ミュウ 4枚

ミュウ25th

ターボ型には必須となるカードです。

初手で引く確率を少しでも上げれるよう4枚フル採用としています。

ヤレユータン 2枚

ヤレユータン(さるぢえ)

特性 さるぢえ を使い手札にある水エネルギーをデッキトップと入れ替え、キュレムVMAXの特性 はくぎんせかい で確実にエネ加速をしていきましょう。

今回の構築では 回収ネット を多めに採用しているため2枚の採用としています。

ミルタンク 2枚

ミルタンク

このデッキのサブアタッカーです。

まず採用の経緯からお話しします。

キュレムVMAX が苦手とする鋼タイプのデッキで今最も活躍しているのは ディアルガVSTARデッキ です。ターボ型の流行も相まって実装当初より確実に数を増やしているデッキなので、キュレムデッキを作る上でどうしても意識する必要がありました。

「ディアルガVSTARデッキが一番嫌がるサブアタッカーはなんだろう」

と考えた結果、たどり着いたのがこの ミルタンク です。

特性によってVポケモン以外での戦いを強制できるため、相手にサブアタッカーの育成を余儀なくさせ、鋼エネルギーをディアルガに集める動きを妨害することが可能です。

また、ディアルガデッキの多くが非ルールのアタッカーを無理なく採用できる構築ではないため、ミルタンクへの対策札はあって1枚、2体のミルタンクを上手く使うことができればそれだけで勝利に近づけます。

かなり汎用的なカードであるためディアルガデッキ以外にも刺さることが多く、ワザの打点も相手依存ではありながら最低限相手のミルタンクを倒せる可能性があるので申し分なしだと思います。

かがやくゲッコウガ 1枚

かがやくゲッコウガ

システムポケモン兼サブアタッカーです。ベンチ狙撃が有効な相手には積極的に使っていきたいカードですね。後攻1ターン目、キュレムVの きゅうげきれいとう でエネをつけてあげると相手に相当なプレッシャーをかけることができるので、選択肢の一つとして頭に入れておきましょう。

このポケモンもまた 回収ネット を使い特性を使い回すことができるカードになるので、デッキをガンガン回したいときは回収ネットで再利用してみましょう。

クロバットV 1枚

クロバットV

いざという時に使いましょう。
負け筋になるので使わないでデッキを回せるならそれに越したことはありません。

ネオラントV 1枚

ネオラントV

「メロンがいないとワザが打てない!!!」

という場面や

「ボスの指令があれば勝てる!!!」

という場面で使います。

バケッチャ 1枚

バケッチャ

キュレムくんは 頂への雪道 が大嫌いらしいので対策として1枚採用しています。ボールによるサーチが可能なためスタジアムの枚数を増やすよりも効果的なのがこのカードの魅力です。しかし、回収ネットで手札に戻せるとはいえベンチに余裕はないので、カイを採用する構築にした場合は ロストスイーパー にすることをお勧めします。

ロストスイーパー

グッズ

クイックボール 4枚 / ハイパーボール 4枚

サーチ系カード(コストあり)

クイックボールを減らす理由はありませんが、ハイパーボールはリソースを使いすぎてしまうため1枚なら減らしてもいいかなと考えています。デッキを回していく中で必要なカードが出てきたら変えてみてください。

ヒスイのヘビーボール 1枚

ヘビーボール

サイドの確認とたねポケモンのサイド落ちケアを同時に行える優れもの。

筆者はいまだにデッキを確認している際に何がサイド落ちしているか考えるのが苦手なのでこのカードが大好きです。

トレッキングシューズ 4枚

トレッキングシューズ

ミュウと同じくターボ型には必須となるカードです。1ターン中に何枚でも使え1ドローが行えるという効果は、グッズロックをされない限りはデッキの枚数を実質減らしてくれる役割を持つため、ゲーム中、理想の動きができる可能性を高めてくれます。

回収ネット 3枚

回収ネット

バトル場のポケモンに使えば入れ替え手段になり、ダメージを負っているポケモンに使えば回復手段になり、既に特性を使用したポケモンに使えば再利用が可能となり、ベンチにポケモンがいない状態で使えばイナミックに負けれます

あなぬけのひも 1枚

あなぬけのヒモ

キュレム用の入れ替え手段として1枚採用しています。

たっぷりバケツ 2枚

たっぷりバケツ

ミュウによるサーチが可能なため枠の都合で2枚の採用としましたが、3枚〜4枚で回してみても普通に強かったです。デッキ圧縮にも繋がるカードのため、より安定する構築にできたら増やすのも検討したいです。

こだわりベルト 1枚

こだわりベルト

ダイフロスト の3エネトラッシュでHP280ラインのVSTARポケモンを倒せるよう採用しています。

ふうせん 1枚

ふうせん

主にミュウやミルタンクを入れ替える手段の1つとして採用しています。

サポート

博士の研究 4枚

ナナカマド博士

今回の構築では縦引きを優先したため4枚の採用です。

メロン 2枚

メロン

エネ加速ができる分、デッキを回す力は弱いので2枚の採用です。

ボスの指令 3枚

ボスの指令-サカキ

ゲーム中2回は使いたいので、サイド落ちを考慮し3枚の採用です。

スタジアム

トレーニングコート 2枚

トレーニングコート

頂きへの雪道に弱いためスタジアムの現物は必須です。エネルギーの消費が激しいためトレーニングコートを選びました。

エネルギー

基本水エネルギー 10枚

基本水エネルギー

最後に

今回の記事はいかがでしたでしょうか!

キュレムVMAX はかなり可能性を感じるカードです!VMAX系統のデッキが苦手とするレジギガスデッキは、ロストシティの登場により使用率が下がることが予測されるので、個人的にはいいタイミングでの実装だったのかなと思います。

それではまた次の記事で!アローラ!