今回ご紹介するデッキは「パラダイムトリガー」に収録される新カード、レジドラゴVSTARを使ったデッキ になります。
本記事ではレジドラゴVSTARを安定して2ターン目に起動することに特化した構築を紹介しますので、レジドラゴVSATRの扱い方に悩まされている方は参考にしていただければ幸いです。
今回の主役
今回の主役は「パラダイムトリガー」収録の【レジドラゴVSTAR】です。
りゅうむそう
自分のトラッシュにある
ポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。
レガシースター
自分の番に使える。自分の山札を上から7枚トラッシュする。その後、自分のトラッシュから好きなカードを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。［対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。］
デッキリスト
コンセプト
レジドラゴVSTARは面白いワザ：りゅうむそうを持っていますが、必要となるエネルギーがと用意が難しく、レジドラゴVSTARを主軸として戦うためにはエネルギー供給の安定が課題になります。
そこで今回はエネルギー供給手段としてリーフィアVを採用し、手貼り２回と特性：りょくかさいぼうで2ターン目にの３エネルギーついたレジドラゴVSTARを用意することに特化した構築としています。
デッキの回し方は、非常にシンプルで1,2ターン目がとても重要です。
１ターン目
レジドラゴVに２枚エネルギーをつけるために、ミュウ、かがやくゲッコウガ、クロバットV、トレッキングシューズ等をフル活用し、エネルギー１枚をつけたレジドラゴVとリーフィアVを場に揃えることを目指しましょう。
この動きの中で可能であればカイリュー等のワザ：りゅうむそうで使いたいポケモンをトラッシュにおいておけると良いです。
２ターン目
１ターン目と同様にデッキを掘り進めて、レジドラゴVSTAR、ワザ：りゅうむそうに必要な残り１枚のエネルギーを揃えましょう。
この時にレジドラゴVSTARの特性：レガシースターを使うことができれば、必要なカードを簡単に揃えられるようになるので、最優先でレジドラゴVSTARを探すようにしましょう。
３ターン目以降
カイリューのワザ：エナジーハリケーンを使い、２匹目以降のレジドラゴを育成しつつ攻めていきましょう。
カード
ポケモン
レジドラゴVSTAR：３枚、レジドラゴV：３枚
本デッキの主役です。
レジドラゴVSTARの特性：レガシースターがめちゃくちゃ強いです。
この特性のおかげで安定して２ターン目にワザ：りゅうむそうを使うことが出来るといっても過言ではないです。
基本的にレジドラゴVSTARのみで戦っていくことになるため、進化元のレジドラゴVは最大枚数の4枚を採用したいところですが、デッキをガンガン掘り進めていけることに加えてヒスイのヘビーボールでサイドに埋まってしまっても回収できるので、最低限の3枚としています。
カイリュー：１枚
ワザ：エナジーハリケーンが非常に強力です。
エナジーハリケーンを起点に２体目以降のレジドラゴVSTARを育成していく動きが強いため、他ドラゴンタイプポケモンより多めの２枚採用としています。
ジュラルドンVMAX：１枚
ワザ：キョダイフンサイは基本的にはポケモンVを倒す際に使用します。
他にもミルタンクの特性：ミラクルボディのようなポケモンVからワザのダメージを受けないような状況を打開するためにも使います。
ヒスイヌメルゴンVSTAR：１枚
ワザ：アイアンローリングは次のターン受けるダメージを80減らしてくれるため、相手がレジドラゴVSTARを倒すために必要な要求を上げることが出来ます。
このワザをうまく使うことで相手とサイド差を付けられるため、優先してトラッシュに置いておきたいポケモンの１つです。
ギラティナVSTAR：１枚
ワザ：ロストインパクトはポケモンVSTARを倒すために使います。
ただし、ワザを使うには場のエネルギーを２枚ロストする必要があるため、重要な局面でのみ使うようにしましょう。トラッシュに置くドラゴンタイプポケモンの中では一番優先度が低いです。
リーフィアV：２枚
このデッキのエネルギー加速要員であり、キーカードです。
役割としては１ターン目のエネルギー加速が主であるため、複数匹必要となることはないポケモンですが、サイド落ち等を考慮して２枚採用としています。
クロバットV：２枚
このデッキのドローソースです。
先行１ターン目から必要なパーツを探す際に活躍してくれます。
サイド落ちやクロバットVでスタートしてしまった場合でも、特性：ナイトアセットを使えるように、２枚採用としています。
ミュウ：4枚
ターボ型と呼ばれるデッキのエンジンの一翼です。
このタイプのデッキでは想定する対面に合わせたポケモンを採用しているため、どうしてもポケモンの採用枚数が多くなってしまいますが、それでもミュウでスタートしたいこともあってミュウを減らすことはできません。
かがやくゲッコウガ：１枚
このデッキのエンジンです。
回収ネットと組合せて１ターン目からデッキを掘り進めていきましょう。
ただし、基本炎エネルギーは採用枚数が少ないため、トラッシュしてよいかどうかはよく考えてから判断するようにしましょう。
グッズ
クイックボール：４枚、ハイパーボール：２枚
手札のドラゴンタイプポケモンをトラッシュしながら１ターン目に必要なたねポケモンに触れるので、このデッキを回すうえでなくてはならない存在です。そのため最大枚数の4枚採用としています。
ヒスイのヘビーボール：１枚
１ターン目に必須となるたねポケモンが多いため採用しています。
バトルVIPパス：２枚
１ターン目に必要なたねポケモンを場に揃えられるかどうかが勝負の分かれ目となるため採用しています。
ただ、場にレジドラゴVとリーフィアVの最低２種類さえいれば、このデッキの動きとしては十分であるため、バトルVIPパスを複数枚引けたとしてもうま味が少ないため２枚採用としています。
トレッキングシューズ：４枚
ターボ型デッキのエンジンの一翼です。
ドラゴンタイプポケモンをトラッシュしつつデッキを掘ることのできるカードです。
１ターン目の安定感を上げるためには必須となるため最大枚数の4枚採用としています。
回収ネット：４枚
かがやくゲッコウガやミュウを使いまわす他にもいれかえ札としても活躍してくれます。
エネルギー転送：１枚
ミュウから触れるエネルギーです。
特に炎エネルギーに触るために使うことが多いです。
ふうせん：２枚
レジドラゴVSTARをバトル場に出すために使用します。
回収ネットでは下げることのできないリーフィアVやクロバットVでスタートしてしまった場合に必須となります。
ふつうのつりざお：１枚
エネルギーやポケモンをトラッシュしまくるデッキであるため、リソース回復として重要な役割を果たします。
カイリューのワザ：エナジーハリケーンを使えるのにデッキにエネルギーがないといった状況になってしまうことも多いため、迂闊にトラッシュしないようにしましょう。
サポート
博士の研究：３枚
ドラゴンタイプポケモンをトラッシュしつつ大量ドローできるサポートです。
デッキを掘り進めるうえでは必須ですが、このデッキはすぐに山札がなくなってしまうため４枚あっても使いきれないケースがあるため控え目の3枚採用としています。
セレナ：２枚
ドラゴンタイプポケモンをトラッシュしつつドローしつつ、相手ポケモンVをバトル場に呼出せる点が相性が良いです。
終盤まで抱えて置きたいカードであるため、迂闊にトラッシュしないようにしましょう。
スタジアム
トレーニングコート：2枚
かがやくゲッコウガの特性：かくしふだでエネルギーをトラッシュしてしまうため、エネルギーを回収できるこのスタジアムは必須となります。
エネルギー
基本炎エネルギー：４枚
レジドラゴVSTARに炎エネルギーは必須となるため、手札に引いたらとりあえずレジドラゴVSTARにつけましょう。
トラッシュから回収する手段もありますが採用枚数自体が少ないため迂闊にトラッシュしない方が良いです。
基本草エネルギー：８枚
かがやくゲッコウガの特性：かくしふだでエネルギーをトラッシュする際はこちらの方が優先度が高くなります。
課題
１，２ターン目の動きを最優先とした構築にしてしまっているため、中盤以降の動きが課題となります。（レジドラゴ自体の逃げエネが３であり、いれかえ札も少ないため、エネルギーを付けられていないレジドラゴVをバトル場に呼び出されてしまうと、何もできなくなってしまう等）
大きくコンセプトを変えて、レジドラゴVSTAR主体で戦う構築ではなく、アルセウスVSTARと組合せてフィニッシュ手段としてレジドラゴVSTARを使う構築にするなどしても良いかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ターボ型レジドラゴVSTARデッキの紹介でした。
レジドラゴVSTARは今後のドラゴンタイプポケモンの登場次第で化ける可能性が高いデッキタイプだと思います。
少々扱いが難しいですが、今のうちから色々とデッキを組んで遊んでおいて損はないと思いますので、是非皆さんも実際に組んで遊んでみてください。