こんにちは!ポケントニスのライターのらしあです。
ポケモンセンターによるパックの再販や、シティリーグやCL横浜などの大会運営のおかげで、より多くのプレイヤーがポケカを楽しめる環境が整ってきてますね!
今回ご紹介するデッキは、直近のシティリーグでも入賞報告が上がっている大注目デッキ「レジギガスデッキ」です。
特徴から回し方、対策まで解説していきますのでご興味ある方、ぜひ最後までお読みください!
このデッキの主役
主役はもちろんこのカード!
![レジギガス](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041415_P_REJIGIGASU-215x300.jpg)
特性 こだいのえいち
自分の場に「レジロック」「レジアイス」「レジスチル」「レジエレキ」「レジドラゴ」がいるなら、自分の番に1回使える。自分のトラッシュからエネルギーを3枚まで選び、自分のポケモン1匹につける。
ギガントブレイク 150+
相手のバトルポケモンが「ポケモンVMAX」なら、150ダメージ追加。
このカード1番の特徴は特性 こだいのえいち です。
盤面にレジ○○○を6種類並べる必要がある代わりに、トラッシュにあるエネルギーを種類を問わず3枚までエネ加速に利用することが可能です。
盤面に並べる必要のあるレジ系のカードは様々なタイプがいるので、相手に合わせてアタッカーを変えながら闘っていきましょう。
デッキリスト
![レジギガスデッキ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/ySy2yp-0S0Cwd-2MyXyM.jpg)
カード
ポケモン
レジギガス 3枚
![レジギガス](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041415_P_REJIGIGASU-215x300.jpg)
レジギガスのみ3枚採用にしている理由は、1番多く闘う可能性があるカードだからです。
こだいのえいち は盤面にレジ○○○を6種類並べるだけで使うことができますが、レジギガス以外のカードは各々のタイプに対応するエネルギーが必要となっており、オーロラエネルギー で全エネルギーをカバーしてあげる必要があります。
盤面の構築だけなら意外と何とかなるのですが、その流れでオーロラエネルギーを2枚トラッシュするのが想像以上に難しく、盤面の構築が終わってもトラッシュにオーロラエネルギーが無いターンがしばしば生まれてしまいます。
その結果、唯一オーロラエネルギーを必要としないレジギガスの闘う回数が必然的に増えてしまうのです。
VMAXポケモンに強いのは言わずもがな、こだわりベルトとパワフル無色エネルギー があればVポケモンとも互角に闘えます。
レジアイス 2枚
![レジアイス](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041447_P_REJIAISU-215x300.jpg)
裏工作が流行っている現環境にかなり相性が良いカードだと思います。
裏工作を採用したデッキはデッキ枠の都合上、トレーナーズがギリギリの枚数で採用されているケースが多いです。
入れ替え札は裏工作を再利用できる 回収ネット を優先的に採用するため、バトル場のVポケモンを入れ替える手段はかなり少なく作られているので、レジアイスのワザ ブリザードバインド をぶつけてあげましょう。多分相手は嫌な気持ちになるはずです。
またレジギガスデッキの天敵である ジュラルドンVMAX にもこのカードは大活躍します。
今回のレシピではレジギガスで おまもりのついたジュラルドンVMAXをワンパンできる ので、準備が整うまでジュラルドンVMAXをレジアイスでロックしましょう。
レジエレキ 2枚
![レジエレキ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/039769_P_REJIEREKI-215x300.jpg)
対パルキア におけるメインアタッカーです。こだわりベルト と組み合わせることでパルキアVSTARをワンパンすることができます。
レジロック 2枚
![レジロック](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041464_P_REJIROKKU-215x300.jpg)
対アルセウス におけるメインアタッカーです。こだわりベルト と組み合わせることで 大きなおまもりをつけたアルセウスVSTAR をワンパンすることができます。
レジスチル 2枚
![レジスチル](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041408_P_REJISUCHIRU-215x300.jpg)
現環境ではワザの効果とタイプ相性が良い仮想敵は存在しませんが、ミュウV をワンパンできることは覚えておきましょう!
エルフーンVSTAR が流行ったら出番が来ます。
レジドラゴ 2枚
![レジドラゴ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/040798_P_REJIDORAGO-215x300.jpg)
![レジドラゴ(りゅうのひほう)](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041479_P_REJIDORAGO-215x300.jpg)
今回のレシピでは2種類のレジドラゴを採用しています!
ワザ ドラゴンエナジー を持つレジドラゴはベルト込みで270ダメージ出すことができる高打点アタッカーです。現環境ではヒスイダイケンキVSTARなどに強く使っていくことができるので1枚は採用したいカードになります。
特性 りゅうのひほう を持つレジドラゴはシステムポケモンでデッキを回すことができないレジギガスデッキにおける重要な潤滑油です。
このカードがいることで事故を防ぐことができたという瞬間が必ず訪れるのでぜひ採用してみてください。
グッズ
クイックボール 4枚
![クイックボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/039220_T_KUIKKUBORU-1-215x300.jpg)
文句なしの4枚採用です。特殊エネルギーを優先してコストにしたいですね。
ハイパーボール 2枚
![ハイパーボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/12/040843_T_HAIPABORU-215x300.jpeg)
一見相性の良さそうなカードに思えますが、基本的にサポートでしかデッキを回すことができないためリソースの使い過ぎは非常に危険です。今回は キャプチャーエネルギー も多く採用しているため2枚の採用となりました。
ヒスイのヘビーボール 1枚
![ヒスイのヘビーボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041490_T_HISUINOHEBIBORU-215x300.jpg)
サイド落ちによってデッキが止まるのを防ぐため1枚採用しています。サイドの確認も簡単に行えるので非常に便利なボールです。
ポケギア3.0 2枚
![ポケギア3.0](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/11/037736_T_POKEGIA-215x300.jpeg)
バーネット を採用しているため エネくじ ではなく ポケギア を優先して採用しました。
回収ネット 3枚
![回収ネット](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/037970_T_KAISHUUNETTO-215x300.jpeg)
入れ替え手段としての役割もありますが、やまびこホーン で既に盤面に並んでいるレジ○○○をトラッシュから呼ばれ、ゲームが詰んでしまうことを防止する役割として採用しています。
ふつうのつりざお 3枚
![ふつうのつりざお](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/10/039225_T_FUTSUUNOTSURIZAO-215x300.jpg)
ポケモンを2枚トラッシュから回収できる優秀なグッズです。
基本エネルギーを採用していないデッキのため少し勿体ない感じは否めませんがこのカードがないと即詰みます。
こだわりベルト 2枚
![こだわりベルト](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/040992_T_KODAWARIBERUTO-215x300.jpeg)
現環境では レジエレキ・レジロック に優先してつけていきたい道具になります。
サポート
博士の研究 4枚
![ナナカマド博士](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/040870_T_HAKASENOKENKIXYUUNANAKAMADOHAKASE-215x300.jpeg)
手札にレジ○○○がなければこのカードでデッキを回すのが一番強いので4枚採用しています。
今回のデッキレシピではこのカードの他にもデッキを回すサポートカードが採用されているので、状況に合わせて使い分けていってください。
釣り竿が採用されているとはいえ、デッキを回す過程でレジ○○○をトラッシュに送ると、盤面にいる同じレジ○○○を倒され続けデッキが止まってしまうリスクがあります。
できる限りトラッシュに送らないような動きができないか確認することが重要です。
シロナの覇気 2枚
![シロナの覇気](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/other-card-15-215x300.png)
このデッキに採用されているポケモンは倒されてもサイドを1枚しか取られないため、このカードを強く使える瞬間がVポケモンを採用しているデッキよりも多く存在します。
ルールを持たないポケモンでデッキを組むときはこのカードを思い出してあげてください。
デンボク 2枚
![デンボク](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041252_T_DENBOKU-215x300.jpg)
手札にあるレジ〇〇〇を守りつつデッキを回すことができます。4枚ドローは少し心許ないですが、ヒガナの決意 では大量ドローが行えないときに役立ちます。
ヒガナの決意 2枚
![ヒガナの決意](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/11/039801_T_HIGANANOKETSUI-215x300.jpeg)
現環境は裏工作の採用が多く、相手の場に多くのポケモンが展開されやすい状況です。相手依存のためリスクはありますが、ヒガナの決意をかなり強く使える環境だと思ったため採用しました。
バーネット博士 2枚
![バーネット博士](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/039924_T_BANETTOHAKASE-215x300.jpg)
オーロラエネルギーを2枚トラッシュするために使います。サポート権を切ってしまうのでそのターンはデッキを回すことができなくなりますが、スタジアム コトブキムラ と組み合わせることで次ターンの立て直しが行いやすくなっています。
ボスの指令 2枚
![ボスの指令](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/041130_T_BOSUNOSHIREIAKAGI-215x300.jpeg)
3枚あってもいいかもしれません。
スタジアム
頂への雪道 2枚
![頂への雪道](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/039430_T_ITADAKIHENOYUKIMICHI-215x300.jpeg)
このデッキの天敵である ジュラルドンVMAX を倒すには頂への雪道が必須になります。
また、流行るかはわかりませんが エンペルトV との相性も最悪で、特性 エンペラーアイ でデッキが止まるうえにワザ らせんぎり でレジギガス以外のレジ〇〇〇をワンパンしてくるので、頂への雪道を貼りエンペラーアイを無効化しているうちに倒す必要があります。
コトブキムラ 2枚
![コトブキムラ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/041253_T_KOTOBUKIMURA-215x300.jpeg)
バーネット博士でサポート権を利用した際、並行してデッキを回せるように採用しています。
エネルギー
オーロラエネルギー 4枚
![オーロラエネルギー](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/037730_E_ORORAENERUGI-215x300.jpg)
このデッキの心臓です。
なる早でトラッシュに送りましょう。
こだいのえいち でトラッシュからエネ加速した場合、このカードの効果で手札を捨てる必要がないのも相性の良さを感じます。
キャプチャーエネルギー 4枚
![キャプチャーエネルギー](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/039243_E_KYAPUCHAENERUGI-1-215x300.jpg)
今回のレシピではデッキを回すことを優先しているため4枚採用していますが、1枚は ラッキーエネルギー にしてもいいかなとも思ってます。
パワフル無色エネルギー 2枚
![パワフル無色エネルギー](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/11/039241_E_PAWAFURUMUSHOKUENERUGI-215x300.jpg)
こだいのえいちで ツイン+パワフル+パワフル+手貼り で動けるため2枚採用までは全然アリだと思ってます。ベルトなしでVMAXポケモンに340点まで出せれば、その分別のポケモンにベルトを使うことができるのでこの枚数が筆者の中ではしっくりきています。
ツインエネルギー 2枚
![ツインエネルギー](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/11/039736_E_TSUINENERUGI-215x300.jpg)
レジギガス以外はツインエネルギーである必要はないため、サイド落ちも考慮して2枚の採用です。
対策
最後に、このデッキと闘うひとに向けた対策についてお話します!
採用枚数が少ないレジ〇〇〇を狙う!
今回のレシピでは採用していませんが、レジギガスデッキには 嵐の山脈 が採用されているパターンが多く存在します。
![嵐の山脈](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/10/039802_T_ARASHINOSANMYAKU-215x300.jpg)
嵐の山脈を採用している場合、レジエレキとレジドラゴの採用枚数が3枚 となっている場合が多いので、レジアイス、レジロック、レジスチルの中から1種類を選び、優先して倒し続けましょう。つりざおが多く採用されているため、相手を詰ませることはできませんが、1ターンでも多く止まってくれれば儲けです。
特殊エネルギーを逆手に取る!
レジギガスデッキの天敵は ジュラルドンVMAX とスタジアム シンオウ神殿 です。
これらのカードへの対策も持ち合わせてはいますがやはり出されるとつらいカードになります。
特殊エネルギー対策としてエルフーンVSTARが使われることがありますが、トラッシュからエネをつけられるレジギガスはエルフーンでは止まらないので注意しましょう。
特性を止める!
非ルールポケモンの特性を止める手段といえば ガラルマタドガス ですが、レジギガスデッキにはもう1枚対策札があります。
それが頂への雪道採用理由でも解説をした エンペルトV です。
![エンペルトV](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/11/039156_P_ENPERUTOV-215x300.jpg)
特性 エンペラーアイ で動きを止めつつ らせんぎり で相手のレジギガス以外のアタッカーをワンパンすることができます。れんげきのデッキに採用される可能性があるのはもちろんですが、水タイプのためパルキアによるエネ加速が可能なので、今後警戒が必要かもしれません。
最後に
最後までお読みくださってありがとうございます。
本記事で一つでも多く、発見や学びがあれば幸いです。
それではまた次の記事で!アローラ!