今回ご紹介するのは拡張パック「スカーレットex」に収録される新カード、シャリタツとヘイラッシャを使ったデッキ になります。
![シャリタツ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042568_P_SHIXYARITATSU-215x300.jpg)
したじゅんび
自分の山札から「基本エネルギー」を2枚まで選び、自分のたねポケモン1匹につける。そして山札を切る。
そりかえる 30
このポケモンと、ついているすべてのカードを、手札にもどす。
![ヘイラッシャ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042567_P_HEIRASSHIXYA-215x300.jpg)
いかりちらす 50×
自分のトラッシュにある「シャリタツ」の枚数×50ダメージ。
ヘビースプラッシュ 120
デッキリスト
![シャリタツ&ヘイラッシャデッキ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/ffV5Fb-r1apa2-VFfkwk.jpg)
コンセプト
シャリタツのエネルギー加速を起点に、ヘイラッシャ/かがやくゲッコウガ/オリジンパルキアVSTARで絶え間なく強力な攻撃をしていくデッキです。
後攻1ターン目にシャリタツのワザ:したじゅんびでエネルギー加速ができると盤面の基本水エネルギーが3枚になります。これによりオリジンパルキアVSTARの特性:スターポータルで加速できるエネルギーが揃うので、それ以降の後続ポケモンの育成がかなり容易になります。
基本的なサイドの取らせ方としては、以下を目標に戦っていきましょう。
シャリタツ(1枚)
→ヘイラッシャ(1枚)
→ヘイラッシャ(1枚)
→オリジンパルキアVSTAR(2枚)
→オリジンパルキアVSTAR(2枚)
シャリタツを序盤に上手くトラッシュに送ることができれば、2ターン目以降200以上のダメージを出し続ける驚異的な動きができます。
デッキの回し方
基本的に後攻で動いていきます。
1ターン目の理想盤面は以下の通りです。
・バトル場:(1エネついた)シャリタツ
・ベンチ:かがやくゲッコウガ×1、ヘイラッシャ×1、オリジンパルキアV×2
この状態でシャリタツのワザ:したじゅんびを使うことを目指しましょう。
初手に シャリタツorあなぬけのヒモと カイ を揃えることができれば概ね準備完了です。
カイで任意の水タイプポケモンとグッズが手に入るので、ポケモンが足りなければバトルVIPパス、エネルギーが足りなければエネルギー転送、必要なカードが既に揃っていればシャリタツをトラッシュするに必要なグッズ(ヒスイのヘビーボールやハイパーボール)、を補充しましょう。
エネルギー加速する対象としては、シャリタツを何枚かトラッシュできそうな手札であればヘイラッシャ、それ以外の場合はかがやくゲッコウガorオリジンパルキアVSTARがオススメです。
2ターン目以降は、攻撃できないターンをなるべく作らないよう後続のポケモンに上手くエネルギーをつけていきましょう。
カード
ポケモン
シャリタツ 4枚
![シャリタツ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042568_P_SHIXYARITATSU-215x300.jpg)
このデッキのコンセプトであり初動です。
後攻1ターン目にワザ:したじゅんびを使うことができると、2ターン目からヘイラッシャのワザ:いかりちらす、かがやくゲッコウガのワザ:げっこうしゅりけんを使えるようになり、序盤をかなり優位に戦うことができます。
ヘイラッシャのワザ:いかりちらすの威力を上げるためにも相手にはシャリタツを倒してもらいたいので、後攻1ターン目以降もシャリタツが倒されるまでワザ:したじゅんびを使い続け、相手に倒してもらうまで待つ戦略も有効です。
ヘイラッシャ 3枚
![ヘイラッシャ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042567_P_HEIRASSHIXYA-215x300.jpg)
このデッキのコンセプトでありサブアタッカーです。
非ルールポケモンでありながら2エネで最大200ダメージを出せるのが強力です。さらにHP160と地味に高いので、相手からすると放置しておくわけにはいかないのに処理しづらい、かなり厄介な存在になってくれます。
この構築ではオリジンパルキアVSTARをメインアタッカーに据えており、ヘイラッシャは2回使えれば十分であるため3枚の採用しています。
パルキアVSTAR 3枚
![オリジンパルキアVSTAR](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/03/dp-p-card-1-215x300.png)
このデッキのメインアタッカーです。
シャリタツとヘイラッシャだけでは、攻撃が安定せずヘイラッシャへのエネルギー供給が滞ってしまうことが多々あったので、その両方を補ってくれるオリジンパルキアVSTARを採用しました。
2ターン目にシャリタツをトラッシュできずヘイラッシャで攻撃しても火力がでない場合にはオリジンパルキアVSTARで攻められるので、その間にシャリタツをトラッシュしワザ:いかりちらすの威力を上げましょう。
1試合中2匹は使いたいので3枚採用としています。
パルキアV 3枚
![オリジンパルキアV](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/03/dp-p-card-2-215x300.png)
オリジンパルキアVSTARと同様1試合中に2匹は使いたいので3枚採用としています。
ネオラントV 1枚
![ネオラントV](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/12/FGOKptjVUAMDPYK-215x300.png)
1ターン目にカイに触るために採用しています。
ワザ:アクアリターンも使うことのできる構築なので、ネオラントVが負け筋になってしまう際には山札に逃がしてあげましょう。
かがやくゲッコウガ 1枚
![かがやくゲッコウガ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/FJmdpWTaQAAfDb9-215x300.png)
ドローソース兼サブアタッカーです。
キルリア等のHPの低いポケモンを主軸とするデッキに対して、後攻2ターン目のワザ:げっこうしゅりけんはかなり刺さります。
倒しきれなかったポケモンに追い打ちをかけられるのも非常に優秀なので、このデッキには必ず採用したい1枚です。
マナフィ 1枚
![マナフィ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/040933_P_MANAFUI-215x300.jpg)
ベンチ狙撃対策です。
カイから手札に加えられるので採用していますが、このデッキはHPの低いポケモンを多くベンチに展開するわけではないので必須ではありません。
環境に合わせて好きなカードに差し替えてみましょう。
ナマコブシ 1枚
![ナマコブシ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/06/039989_P_NAMAKOBUSHI-215x300.jpg)
なんども使えるドローソースです。
序盤に必要なポケモンが揃ってしまうと、カイやレベルボール等のサーチカードは本来腐ってしまいますが、そんな時にナマコブシをもってくればサーチカードが実質ドローソースになってくれます。
グッズ
レベルボール 4枚
![レベルボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/level-215x300.jpeg)
基本的にシャリタツを持ってくるために使います。
全てのシャリタツをトラッシュした後は、ナマコブシをサーチしドローソースとしても活躍してくれます。
ハイパーボール 4枚
![ハイパーボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042694_T_HAIPABORU-215x300.jpg)
シャリタツをトラッシュするのと、オリジンパルキアVSTARを持ってくる際に重宝します。
ネストボール 1枚
![ネストボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042616_T_NESUTOBORU-1-215x300.jpg)
1ターン目にたねポケモン展開する際にはカイでバトルVIPパスをサーチしますが、2ターン目以降にたねポケモンを展開したい場合はカイでこのカードを持ってきます。
ヒスイのヘビーボール 1枚
![ヒスイのヘビーボール](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/04/041490_T_HISUINOHEBIBORU-215x300.jpeg)
サイドに落ちてしまったシャリタツを回収できるのが強力です。
バトルVIPパス 1枚
![バトルVIPパス](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/11/040053_T_BATORUVIPPASU-215x300.jpeg)
1ターン目の盤面構築において必須のカードです。
サイド落ちしていない限り、カイで確実に持ってこれるため1枚のみの採用としています。
エネルギー転送 1枚
![エネルギー転送](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042715_T_ENERUGITENSOU-215x300.jpg)
カイからエネルギーに触りたい際に使います。
あなぬけのヒモ 4枚
![あなぬけのヒモ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/039121_T_ANANUKENOHIMO-215x300.jpg)
いれかえ要員として採用しています。
たねポケモンの特性をロックするクレッフィ等に対して有効です。
まけんきハチマキ 1枚
![まけんきハチマキ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042619_T_MAKENKIHACHIMAKI-1-215x300.jpg)
ヘイラッシャでHP230のポケモンを倒したい場合や、オリジンパルキアVSATRでHP290のポケモンを倒したい場合に役立ちます。
先行2ターン目にシャリタツが倒されれば、後攻2ターン目からダメージ+30できるのでこのデッキの戦い方と合っています。
サポート
カイ 4枚
![カイ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/03/dp-p-card-3-215x300.png)
このデッキの中枢を担う存在です。
序盤の盤面構築においてめちゃくちゃ優秀なので、最大枚数の4枚採用としています。
今回の構築では終盤に持ってきたいグッズがあまりないので、終盤でもカイを活かすためにクロススイッチャーなどを採用してみても良いと思います。
博士の研究 2枚
![博士の研究(オーリム博士)](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042775_T_HAKASENOKENKIXYUUORIMUHAKASE-215x300.jpg)
定番ドローソースです。
手札にシャリタツが溜まっている場合には一気にトラッシュできるのも魅力的です。
セレナ 2枚
![セレナ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/08/042025_T_SERENA-215x300.jpg)
シャリタツをトラッシュできることに加え、相手のポケモンVをバトル場に出すこともできるので、最初から最後まで役に立つ非常に相性の良いカードです。
キバナ 1枚
![キバナ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/10/039732_T_KIBANA-215x300.jpeg)
非ルールポケモンで戦っていくのでキバナを使えるシーンは結構多いです。
ヘイラッシャが2エネで攻撃できるので、ヘイラッシャを育てつつシャリタツをトラッシュできるカードを持ってくる動きが強いです。
メロン 1枚
![メロン](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2021/09/039428_T_MERON-215x300.png)
基本的にオリジンパルキアVを1ターン目に展開しているので、ポケモンVがいないため使えず腐ってしまうということがあまりありません。
ツツジ 1枚
![ツツジ](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/02/041251_T_TSUTSUJI-215x300.jpg)
手札干渉カードです。
このカードの有無が勝ち負けに直結することもあるので、迂闊にトラッシュしないようにしましょう。
ボスの指令 1枚
![ボスの指令](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/01/041130_T_BOSUNOSHIREIAKAGI-215x300.jpeg)
どんなデッキにも入る汎用カードです。
似た役割を持つセレナも採用されているため、今回は1枚のみの採用としています。
スタジアム
シンオウ神殿 1枚
![シンオウ神殿](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2022/03/shinoshinden-214x300.jpg)
頂への雪道を貼られてしまうと、オリジンパルキアVSTAR、ネオラントV、かがやくゲッコウガが機能停止してしまうため、スタジアムを剝がすために採用しています。
今回、基本エネルギーのみこのデッキにおいて全くデメリットのないシンオウ神殿を採用しましたが、特殊エネルギーの採用率の低い環境では別のスタジアムに差し替えてしまいましょう。
エネルギー
基本水エネルギー 13枚
![基本水エネルギー](https://pokenntnis.com/wp-content/uploads/2023/01/042781_E_KIHONMIZUENERUGI-215x300.jpg)
後攻1ターン目にシャリタツにエネルギーを貼ることが重要となるため、しっかりとした枚数採用しています。
他に採用したいカードがある場合には少しだけ枚数を減らしてしまってもよいですが、その分1ターン目の安定性が下がります。
最後に
本記事では、シャリタツとヘイラッシャを採用したオリジンパルキアVSTARデッキを紹介しました。
特性:うらこうさくのメッソン・ジメレオンがレギュ落ちしてしまい、オリジンパルキアVSTARをどのようにリペアするか悩んでいる方にもオススメな構築ですので、ぜひ組んで遊んでみていただきたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。