お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
ポケセンオンラインで行われたスターターセットの抽選当落が出ましたね。
筆者はこんなに愛情を持っている雷デッキにもかからず、ゼラオラが落選してしまいました。
最近は在庫も多く、買えるだろうと高を括っていたためほかのお店で予約もしておらず、金曜日は厳しい戦いに身を投じないといけなさそうです。
さて今回は悲しみをぐっとこらえて、ゼラオラVMAX＆VSTARのスターターセットについて本気のご紹介をしていきたいと思います。
各種カードの紹介やデッキリスト、是非ご覧ください。
セット内容
まず、ゼラオラVMAX＆VSTARのスターターセットのデッキリストがこちらになります。
このデッキに入っている活躍が期待されるカードや面白い性能を持ったカードたちを簡単にご紹介します。
ゼラオラVMAX
リアクトパルス 60×
相手の場の特性を持つポケモン×60ダメージ。
ダイフィスト 240
このポケモンについているエネルギーを２個トラッシュする。
今回はVMAXもVSTARも入っているという欲張りセットです。
まずはゼラオラVMAXからご紹介していきます。
ワザ：リアクトパルスは素点が無い代わりに、相手の場の特性を持ったポケモンの数だけ火力が伸び、最大360点（ムゲンダイナ戦では540点）を出すことが出来ます。
自分の場に特性が無いときにのみ使うことが出来たサポート：ブルーの探索が無い現状、特性に頼らないメリットはかなり薄いことから場のポケモンすべてが特性を持っている、ということも珍しくないため、リアクトパルスの通りはかなり良いです。
ワザ：ダイフィストはエネルギーを2つトラッシュする代わりに240点を出すことが出来ます。
エネルギーを2つ、ということでダブルターボエネルギー1枚をトラッシュしゼラオラに雷2エネを残す方法を取ることが出来ます。
全体的な印象としてゲンガーVMAXに近いようなポケモンです。
ゲンガーVMAXよりも特性ということで見れる範囲も広い分、総合的な火力は抑えられてしまっている印象を受けます。
ゼラオラVSTAR
クラッシュビート 190
のぞむなら、場に出ているスタジアムをトラッシュする。
いかずちスター
相手のポケモンを4回選び、選んだポケモン全員に、弱点・抵抗力を計算せず、選んだ回数×60ダメージ。（1匹を2回以上選べる。）［対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。］
ゼラオラVSTARはジバコイルVSTAR以来の雷VSTARポケモンです。
ワザ：クラッシュビートは190点で、場のスタジアムをトラッシュすることが出来ます。
190点という火力はこだわりベルトをつけることで220と、標準的なポケモンVを倒すことが出来るような性能になります。
場のスタジアムをトラッシュするということで、スピード雷エネルギーを無効化してしまうシンオウ神殿や、せっかくの逃げエネ０を妨害してくるガラル鉱山などをはがすことが出来ます。
VSTARパワー：いかずちスターは4体のポケモンに60点～1体のポケモンに240点を選ぶことが出来ます。
4エネ必要という重たいワザではあるものの、メッソンなどは60点なのでまとめて4体取りも可能です。
ただし相手のベンチにマナフィがいる場合、このVSTARパワーはダメージなのでベンチに攻撃をすることは出来ません。
バチンウニ
このスターターセットで遊ぶ場合、かなり重要なポケモンです。
特に後攻の場合、モココを並べないことにはゼラオラ達を動かすことが出来ず、採用されているボール系も少ないため最初にバチンウニを持ってきてワザ：なかまをよぶでメリープをベンチに並べてあげましょう。
ここでボールを節約してあげることができれば、モココを持ってくることにリソースを使うことができるため、より早く攻撃を始めることができるようになります。
葉隠れポンチョ
今回のスターターセットで目玉になるグッズです。
VMAXやVSTARポケモンにつけておくことでボスの指令で呼ぶことができなくなります。
ポケモンVにつけても意味がないためネオラントVを呼ばれなくすることはできないところに注意が必要です。
今後活躍が見込まれるデッキとしては、VSTARパワー要因でアルセウスVSTARやヒスイゾロアークVSTAR、リーフィアVSTARなどが入っているデッキなどがあると思います。
スターターセットのまま使おうとする場合、特にエネルギーの加速に時間がかかるため、準備のターンにはゼラオラVMAXやVSTARに付けておいてあげることで時間を稼ぎましょう。
注目カードたちの解説は以上にしまして、次からはスターターセットを基本としたデッキ改造案をご紹介します。
デッキ改造案①【お手軽】
今回のスターターセット、デオキシスセットと１セットずつ買うことができれば葉隠れポンチョは4枚揃いますし、ゼラオラVMAX＆VSTARが4枚ずつ揃えるという場合を除き１セットで十分な収録内容です。
そこで初めに、スターターデット1箱とバラ売されているお手頃なカードで作成できるデッキをご紹介します。
デッキリスト
解説
まずはモココを4枚、ネオラントVを2枚になるように増やしました。
このデッキのアタッカーは全体的にエネルギーが重めです。
相手も当然デッキのエンジンであるモココを狙ってきますから、厚めにしておいて損はありません。
グッズではまずクイックボールは4枚採用です。
余談ですが、今回のスターターセットでは【Dレギュレーションのカードが採用されていない】ということでも注目を集めましたが、次のレギュレーションのサーチボールを否が応でも意識しないといけなくなってしまいました。
こだわりベルトは、ゼラオラVSTARの低い火力を補うために必須のグッズです。
VSTARやVMAXをワンパンできないのは仕方がないですが、最低限相手のVはワンパンできないと勝ちきれないので採用は必須になります。
スタジアムは嵐の山脈を採用しました。
雷のたねポケモンの展開をサポートしてくれるので、初動ではバチンウニを持ってきたりメリープを持ってきたりと使い所は非常に多いです。
エネルギーに関しては、モココを使うために基本雷エネルギーを多めに採用するのはもちろん、進化ポケモンが多いデッキなので1枚でも多くドローできるようにスピード雷エネルギーも採用しています。
デッキ改造案②【ガッツリ構築版】
こちらではスターターセットに入っているカードをつかいつつ、環境でも使われるようなカードも採用することで大会などの対人戦で使えるようなデッキに仕上げています。
その分高価なカードも採用しているため各自で調整してみてください。
デッキリスト
解説
この構築では、主にゼラオラVMAXで戦うことを想定してデッキを作成しています。
マナフィがいる以上、あまりゼラオラVSTARのいかづちスターでダメージを与えることは期待できません。
そこで、見せゼラオラVを出すことでマナフィを誘い、相手の場の特性持ちのポケモンを増やしゼラオラVMAXで戦っていきましょう。
メインのドローソースにはカビゴンを採用しています。
アタッカーもデッキエンジンも進化ポケモンで、先行でも後攻でも１ターン目にはやることがないことから、手札を稼ぐことができるカビゴンでしっかりと手札を補充しましょう。
サブアタッカーとしてはライコウVを採用です。
特性：しゅんそくが強力であること、ゼラオラVMAXやVSTARのエネルギー加速に時間がかかることを考え、たねポケモンで２エネで動くことができるなどがライコウVの採用理由になりますが。
ガラルジグザグマは、ゼラオラVMAXにこだわりベルトをつけても270点でアルセウスVSTARなど環境トップVSTAR達をワンパンすることができないため採用しています。
回収ネットを採用していますので、かがやくゲッコウガと共に使いまわしてください。
レジエレキはワザ：テラスパークが120点とベンチに40点ずつという仕事ができます。
ゼラオラVSTARのいかづちスターより要求エネが一つ少ないのが特徴です。
たねポケモンなので、モココの準備さえよければ出してすぐ使えることが魅力で、バトル場に120点なのでビーダルなどのデッキエンジンはワンパンしつつ、ベンチに40点という数字が、VSTARにワンパンを取れないゼラオラVMAXの打点補助をしてくれます。
この枠はその都度調整してみてください。
個人的には逃げエネゼロでスタートもしやすいワザ：とうしのいかづちのゼラオラにするのもオススメです。
簡単にはなりましたが主な解説は以上になります、
こちらのデッキは当サイトのライターでもあるいきうすが動画でわかりやすく使い方を解説していますので、是非ご覧ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回のスターターセットはかなり充実度が高く、収録されているゼラオラも器用な取り回しができたりと面白い商品になっています。
今回は２種類のデッキをご紹介しましたが、皆さんの環境やお財布事情、使うタイミングや遊び方などに合わせて使ってみていただければ嬉しいです。
今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目にかかれればと思います。