お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやってらっしゃいますでしょうか。
秋が急激に深まり、恐ろしく寒くなりました。
ただ、天気が良い日はまだまだ暑いため、外に着ていくものに困る日々です。
寒いなら寒い、暑いなら暑いでさっさと統一してほしいものです。
さて今回はロストバレットの中でも、CL横浜で準優勝された方が使われていたことで注目を集めたヤミラミが大車輪の活躍を見せるロストバレットです。
よろしくお願いします。
今回の主役
今回は「ロストアビス」収録の【ヤミラミ】です。
上ワザ:ひっかくは20点でエネルギーの色を選ばないワザです。
何と言いますか、おまけのようなワザです。
このヤミラミの本命は、当然下ワザ:ロストマインです。
ロストに10枚ないと使う事が出来ないという使用条件の重たいワザですが、相手に好きなように12個ダメカンを乗せることが出来ます。
ダメカンを12個ばらまくことが出来るということは、環境的には例えばワザ:どんどんよぶのメッソンがHP60なので2体まとめて倒せるぐらいの火力になります。
現環境はシングルプライズポケモン(非ルールポケモン)とポケモンVを組み合わせたデッキやシングルプライズポケモン(非ルールポケモン)単体で戦っていくようなデッキが主体となっており、全体的にHPが下がっていることもあって、ヤミラミが刺さりまくっています。
デッキリスト
コンセプト
キュワワーやアクロマの実験、ロストスイーパーで早々にロストを10枚溜めて、ヤミラミで戦っていくデッキです。
10枚たまるまでの間はウッウで相手のメッソンやキュワワー、ビッパなど相手のデッキを回すポケモン達を倒しておいたり、場合によってはポケモンVにダメージを入れておいたりしましょう。
さて、今回のこのデッキ、相手のシステムポケモンを倒してトラッシュに送っておく、これが特に大切になってきます。
HPの低いシステムポケモンを相手のトラッシュにためておくことが出来ると、終盤にやまびこホーンで再びベンチに呼び出すことが出来るため、ヤミラミでサイドをもう一度稼ぐことが出来るようになります。
ウッウもヤミラミも便利なワザを持ってはいるものの火力自体は高くないため、ポケモンVは出来れば1回倒すぐらいで済ませ、後はサイド1枚のポケモンを4回倒すことが出来るのがベストです。
カード
ポケモン
キュワワー:4枚
惜しみなく4枚採用がベストです。
相手のヤミラミや、かがやくゲッコウガのワザ:げっこうしゅりけんの格好の餌になりかねないので、使わなくなってからは回収ネットで引き揚げてしまうのが一番ですが、相手のマリィやツツジ警戒で場に一枚はふうせんをつけて残しておくことも大切です。
ウッウ:2枚
バトルVIPパスで出していきたい1枚です。
あなぬけのヒモなどと絡めて、後攻1ターン目からしっかりサイドを稼いでいきましょう。
ヤミラミ:3枚
メインアタッカーです。
ポケモンのサーチカードだったり、いれかえ系のカードをふんだんに採用しているため、3ターン目までにはヤミラミが動きだしやすくなっています。
シングルプライズ(非ルールの)ポケモンを中心としたロスト系のデッキが流行っていることで、先にロストを4枚溜めて攻撃を始めた方が勝つような状態でしたが、ヤミラミを軸に採用することで充分に巻き返すことが出来ます。
かがやくリザードン:1枚
ロスト系のデッキでかがやく枠は「かがやくリザードン」か「かがやくゲッコウガ」のどちらかになりますが、今回このデッキはかがやくリザードンです。
ウッウやヤミラミの足りない打点を補ってくれる点、そもそも必要なエネルギーが少ないことが利点のポケモンたちを採用しているのでエネルギーの採用枚数が少なく、特性:かくしふだを使うタイミングがないことやミラージュゲートを採用する必要がない点を考えても、かがやくリザードン一択になります。
ガラルジグザグマ:2枚
ヤミラミで相手のシングルプライズ(非ルール)ポケモンを倒すことを主眼においているデッキですが、キュワワーやビッパ、マナフィはHPが70で、直近では、ヤミラミを警戒するあまり、HP70のメッソンが高騰するなどという事件も発生しています。
そこで必要になってくるのが特性:かんしゃくヘッドで10点を補ってくれるガラルジグザグマです。
回収ネットと合わせてキュワワーやビッパ、メッソン、ゾロアなど2体に10点ずつ乗せて、ヤミラミでサイドを2枚稼ぎましょう。
2枚採用については、サイド落ち、キュワワーの特性:はなえらびでどうしてもガラルジグザグマを切らなくてはいけない、などの問題が起きた際への保険の意味合いと、回収ネットを使い切ってしまっても最低2回はかんしゃくヘッドを使える状態にしておきたい、という考えの基2枚採用にしています。
マナフィ:2枚
ヤミラミを相手にする場合は無力とはいえ、それ以外のベンチ狙撃相手にはマナフィ1枚で解決することが出来るので当然不採用という訳にはいきません。
サイド落ち、ロスト行きケアのためにも2枚より削ることは出来ませんでした。
グッズ
霧の水晶:2枚
ヤミラミやキュワワーを持ってくる、ヤミラミに必須の超エネルギーを持ってくるなど重要な仕事をしてくれます。
バトルVIPパスがなければ霧の水晶は4枚採用です。
レベルボール:2枚
ノーコストのポケモンサーチグッズです。
ウッウとかがやくリザードン以外のすべてのポケモンに触ることが出来ます。
ロスト系のデッキはロストにカードを送らなくてはいけない関係上、トラッシュしやすいカードが少ないため、クイックボールよりレベルボールを優先しています。
バトルVIPパス:4枚
先攻でも後攻でも最初のターンでしっかりと引いていきたいため4枚採用です。
2ターン目以降にキュワワーの特性:はなえらびやアクロマの実験で引いた際には真っ先に捨てることが出来るので思考の時短にもなってくれます。
あなぬけのヒモ:4枚、いれかえカート:3枚
いれかえ手段であり、あなぬけのひもは時と場合によってはボスの指令の代わりにもなってくれるカードです。
ヤミラミが場所を選ばずに攻撃をすることが出来るため、あなぬけのひもを使って相手の出方をうかがってからダメカンを乗せる場所を選ぶなど、臨機応変に戦うことが出来ます。
ロストスイーパー:2枚
ロストを素早く肥やすためにも必須になってくるカードです。
最短で敵を倒すためにも大きなおまもりをはがす、頻繁に見るカードではありませんがビッグパラソルをはがす、ロストシティやかがやくリザードンの邪魔になる頂への雪道をはがすなどやることは多いです。
やまびこホーン:2枚
究極は4枚採用し、チャンスのたびに相手のHPの低いたねポケモンを呼び出して勝ちたいです。
ロストに行ってしまう場合のことも考えると、これ以上は削れません。
ともだちてちょう:1枚
グッズに枠を割いている分、サポートの数が絞られてしまっているためともだちてちょうで最大限使いまわしましょう。
ポケギア3.0:2枚
アクロマの実験が引けなければ、それすなわち敗北です。
叶うのであれば4枚入れたかったです。
サポート
アクロマの実験:4枚
実質5枚ドローできる優秀サポートでもあり、引き次第で究極の取捨選択をさせられたりする場合もある難しいドローソースでもあります。
他に変えが効かない性能をしており、引けなければロストデッキとして意味を成さなくなってしまうのでMAX採用は当然の上で、必ずひくために10枚ぐらい入れたいサポートです。
クララ:2枚
ヤミラミと超エネルギーやかがやくリザードンと炎エネルギーなど、ワンセットでトラッシュから手札に回収できるように採用しています。
特にヤミラミはロストが10枚たまりさえすればいつでも使う事が出来るので、倒されても即回収、即使用といった具合にとことん使いましょう。
ツツジ:1枚
どのデッキを相手にも使う事が出来ます。
特にロスト系のデッキを相手にする場合、手札がたまりやすく、どこかの段階でしっかりと流しておかないと相手に好き放題させてしまいます。
こちらは、サイドが1枚しか取れないポケモンで固められているため、場合によってはともだちてちょうも絡めて2回つかうこともあります。
セレナ:1枚
ドローソース兼、廉価版ボスの指令です。
ドローソースの総数が少ないのでその嵩増しと、かがやくリザードンと絡めてのポケモンV処理の二つの仕事につかえます。
VSTARやVMAXになりそうなポケモンにはヤミラミでしっかりダメカンを乗せておきましょう。
マリィ:1枚
ツツジと同様相手の手札を流すための採用です。
スタジアム
ポケストップ:2枚
グッズに重きをおいているからこそのスタジアムです。
初手にバトルVIPパスを手札に引き込んだり、いれかえ系カードや回収ネットなどをしっかりと引きたいですね。
トレーニングコート:1枚
逃げエネなどで使ってしまったエネルギーを回収するために採用しています。
エネルギーの枚数が少ないためどうしても引けない時に使う事もあるのですが、相手にも使われてしまうため、貼らないで済むのであれば貼りたくない一枚です。
エネルギー
基本炎エネルギー:2枚
かがやくリザードンを動かすためのエネルギーです。
逃げエネとしてよく使いがちな方のエネルギーでもあります。
基本超エネルギー:4枚
ヤミラミとワンセットのエネルギーです。
霧の水晶さまさまです。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
ふつうのつりざお
正直いつでもクララと悩みっぱなしです。
ただ、デッキに戻しても直接持ってくる手段が乏しいことと、このデッキであればボスの指令に使いたいサポ権をクララに使ってもヤミラミでカバーすることが出来るため今回はクララ一択になりました。
こだわりベルト
かがやくリザードンやウッウに貼りたくない?という気持ちは常にあります。
しかし、これもヤミラミで充分カバーすることが出来るので不採用としました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
環境にはロスト系デッキやうらこうさくパルキアなど、シングルプライズ(非ルール)ポケモンが採用されているデッキが多いからこそ、今後も一定の成果を出し続けそうです。
慣れるまではダメカンの計算や、どこにダメカンを置いておくかなどむずかしいところも多いですがなれると少しポケカがうまくなったような気もします。
是非使ってみてください。
今回は以上になります。
また次回別の記事でお目にかかれればと思います。