お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様ポケモンカードゲームやっていらっしゃいますでしょうか。
直近で発表されていたザシアンVSTAR、すごいですよね。
Dレギュレーションの王者はさすがの風格です。
惜しむらくは、手に入れるのにトンデモなく苦労しそうなところです。
サンダースVMAXの悲劇を繰り返しそうで嫌になっちゃいますね。
ポケカ公式さん、買いますから売ってください。
さて今回は、特性:もえさかるのリザードンを相棒に迎えてのデッキをいくつか考えてみました。
強力な特性である「もえさかる」を活かしたデッキ、是非皆様の素敵な構築ライフの一助になればと思います。
今回の主役
今回は「PokemonGO」収録の【リザードン】です。
偉大な特性です。
特性:もえさかる、によって
・マグマの滝壺による加速
・キバナやマリィのプライドなどサポートによる加速
・手ばり
をまとめて使うことで、1匹のポケモンに1ターンだけで炎エネを6エネ分用意することが出来るようになりました。
こんな特別な特性を与えられて、リザードンはさすがファンからも公式からも愛されているポケモンです。
ワザ:フレアドライブは特性:もえさかると合わせることにより、手ばりとマグマの滝壺ですぐさま170点を出すことが出来ます。
ただ、このワザに関してはあくまでおまけといった感じであり、シンプラ(非ルールポケモンの意)のリザードンで戦おうとするのであれば、さすがにワザ:キングブレイズのリザードンを4枚採用したデッキのほうが強いです。
デッキリスト
リザードン軸FTB(ファイヤーツールボックス)
コンセプト
リザードンの特性をフルに生かして、手ばりとマグマの滝壺で動き出せるようなポケモン達を採用したデッキです。
エンテイVは特性:しゅんそくでドローソースになりつつ、リザードンがいなくても2エネで動くことが出来るため、このデッキのメインアタッカーになります。
逃げエネが重たいためバトル場に出来るだけ出したくないことと、出すのであれば極力タフネスマントを貼りたいです。
リザードンの登場によって、にわかに話題となったポケモンです。
キバナ込みの3エネを1ターンで用意することが出来れば、ワザ:エキサイトフレイムによってベンチに180点を飛ばすことが出来るため、かなりやれる可能性を持っているポケモンです。
惜しむらくは、今がマナフィが入っていて当たり前の時代であるということで、極力クイタランを見せないでマナフィをかわしつつ、1ターンで3エネを準備してエキサイトフレイムを使う必要があります。
ワザ:スチームクラッシュが、相手のエネルギーを二つ破壊することが出来るため、相手に次のターン手ばりにプラスしてのエネ加速を強いることが出来る場合があります。
溶接工があった時代でさえも4エネというのは非常に重く使いどころが難しかったポケモンですが、リザードンのおかげで使いやすさが格段に上がりました。
最近はあまり見なかったポケモンですが、逃げエネが0でマグマの滝壺と食い合わせが良く、使い勝手が良いこともあって今回採用しました。
上ワザ:ファストフライトは先行最初の番から使えて、手札がどうしようもないときに大活躍してくれます。
エネ破壊特化型コータスV
コンセプト
コータスVを使ってエネ破壊を全力で推し進めるデッキです。
アルセウスVSTARのVSTARパワー:スターバースでリザードンを準備しつつ、アルセウスが炎エネルギー2つで動き出しながらコータスVにエネルギーをつけていきます。
環境は未だ場の展開をするデッキ(ターボデッキなど)が元気なこともあって、サブアタッカーとしてエンテイVを採用したり、サイド差をひっくり返すためにかがやくリザードンを採用しています。
筆者が個人的に気に入っているデッキなので、今回はこのデッキのカードについて後半でご紹介します。
リザードン型ヒスイゾロアークV
コンセプト
2エネで動けて、マグマの滝壺を存分に活かせるということでヒスイゾロアークVSTARと組んだデッキです。
ヒスイゾロアークVSTARはダブルターボエネルギーをつけても280点出すことができるので非常に強力ですが、自分の場全体にダメカンを用意しないといけませんでした。
比較的ダメカンを用意しやすいデッキとはいえ、280点出せるようにするためのサブプランは欲しいところで、それを炎エネルギーとこだわりベルトで用意しようとした結果がこのデッキです。
リザードンを採用していない型であれば、エネルギー付け替えなどを採用する必要がありましたが、今回はリザードンがいることによって手張りの1エネでヒスイゾロアークVSTARが攻撃を始めることができます。
かがやくポケモンについてはかがやくゲッコウガとも悩みましたが、ダメージソースがエンテイVともヒスイゾロアークともずれていて、炎エネルギーで動けることから、今回もかがやくリザードンを選んでしまいました。
本当にかがやくリザードンは優秀すぎますね…
そりゃカードショップでも高いわけです。
ちなみにこのデッキを回してみると、リザードンが立てばエネルギーに困ることがなくなりかなり前向きに攻めることが出来ましたが、結局かがやくリザードンが偉大すぎるわ、という感想でした。
ちなみに、VSTARパワー:ファントムスターは言うまでもなく優秀でした。
カード
ポケモン
アルセウスVSTAR:3枚、アルセウスV:3枚
やはり、VSTARポケモンの中でも別格の性能です。
VSTARパワー:スターバースでリザードンの準備をすることはもちろん、手札補充のために博士の研究を持ってくることも大切になります。
無色エネ3つということで、リザードンの特性:もえさかるの状況下では炎2エネでワザ:トリニティノヴァを使うことが可能です。
リザードンが立たなくてもワザが使えるようにダブルターボエネルギーも採用しているため、まずはコータスVへのエネルギー加速を狙いたいです。
エネ供給の面やアルセウスVSTARで戦うことを考えると3−3は必要と判断しました。
コータスV:2枚
今回の主役です。
ワザ:スチームクラッシュで相手のバトル場のポケモンのエネルギーを2つ破壊します。
打点は120点と決して高くはないものの、相手のエネルギーさえ破壊してしまえばアルセウスVSTARやかがやくリザードンなどで追い打ちをかけることが出来るので、とにもかくにもエネルギーを破壊できることが強力でした
サイド落ちをケアすることも考えて2枚の採用です。
エンテイV:1枚
リザードン下では1エネアタッカーである上に、特性:しゅんそくが強力です。
盤面に火力を依存するためオールマイティな活躍とはいきませんが、現環境では盤面展開が必要なことが多いためまだまだ環境の中で戦うことができます。
1エネで最大220点を狙える「たねポケモン」と考えると、かなり強力なサブアタッカーです。
逃げエネが重いこともあっての1枚採用です。
リザードン:2枚、ヒトカゲ:3枚
リザードンはやはりスーパースターです。
ヒトカゲとアルセウスVを1ターン目に並べることができるかがキモになってきます。
優先度で言えば、デッキにダブルターボエネルギーがあるかを確認し、ダブルターボがあるようであればアルセウスVを、無いようであればリザードンが立てばエンテイVで戦いながら後続を育てるという闘い方になってくるため、ヒトカゲが優先されます。
リザードンの重要度は序盤が最高潮で、後半になるとかがやくリザードンが炎エネ手張りだけで動けるようになるなど重要度がさがってくることから2−3の採用にとどめています。
かがやくリザードン:1枚
エネルギーの色を選ぶため汎用アタッカーとはいかないものの、VやVSTRAを2体取られていると1エネで動き出し、250点を出すことができるとんでもアタッカーです。
こだわりベルトも込みで、現環境のVSTARをワンパンで倒すために求められる280点を容易に出すことができます。
かがやくリザードンがいることで、デッキの火力が多少低くてもデッキが回ります。
後半であれば、クララでの使い回しやキバナで動かすなど使い方の幅も広いです。
グッズ
クイックボール:4枚、ハイパーボール:4枚
アルセウスとヒトカゲを初動で並べたいこともあってボールはMAXでの採用です。
マグマの滝壺型のデッキなのでここでエネルギーを落とせるのが理想になります。
こだわりベルト:2枚
どのポケモンにつけても一定の成果を出してくれます。
HPが一番高いアルセウスVSTARにつけても結局ワンパンされる危険がある以上、こだわりベルトを長く場に残すのは難しいことから、適宜アタッカーに貼っていきましょう。
ただ、1枚はかがやくリザードン用に残しておけることが理想です。
ふうせん:1枚、いれかえ:2枚
このデッキ、全体的に逃げエネが重いためふうせんでは心もとないところがありますが、博士の研究で回す型なので、場に残せる逃げエネも用意しておきたかったことからふうせんも1枚採用しています。
エンテイVやリザードンであれば「ふうせん+1エネ切る」ことで逃げられますが、今回のデッキでの理想はアルセウスVにつけることです。
クラッシュハンマー:4枚
コータスVにエネルギーを用意するには当然時間がかかるため、間を埋めるためにクラッシュハンマーも採用しています。
正面はコータスで剥がし、ベンチをクラッシュハンマーで狙えることが理想です。
サポート
博士の研究:4枚、マリィ:4枚
メインのドローソースです。
4-4で採用しておけば、どれかしらには当たります。
キバナ:1枚
かがやくリザードンにエネをつけながらこだわりベルトを持ってくる、という使い方をよくしました。
もえさかるのリザードンが立っていれば2エネ分の仕事になるため、抜くことは出来ませんでした。
ボスの指令:3枚
使いたときに使う事を考えると、うらこうさく軸やネオラントV不採用型ではこれ以上は削れませんでした。
クララ:1枚
たねポケモン主軸で、1エネで戦えるポケモンもいることから、トラッシュから引っ張り上げることが出来るクララはかなり強力に使うことが出来ます。
スタジアム
マグマの滝壺:3枚
手ばりと、マグマの滝壺が主なエネルギー供給源です。
たまに忘れている方もいらっしゃいますが、ベンチの炎ポケモンにしかつけることが出来ません。
ご注意ください。
エネルギー
ダブルターボエネルギー:1枚
アルセウスVSTARでワザ:トリニティノヴァを使うためのエネルギーです。
究極的には、逃げエネにもなったりします。
炎エネルギー:8枚
マグマの滝壺やキバナのことも考えると、常にトラッシュにある炎エネルギーの数には気を配る必要があります。
入れ替え候補
今回も、最後まで採用を悩みに悩んだカードたちをご紹介します。
タフネスマント
エンテイやコータスがワンパンされることを避けるためにつけたかったグッズです。
結局VやVSTAR同士の戦いになるとワンパンの取り合いになりますが、このデッキはワンパンを避けるためにエネルギーを破壊する方向に舵を切ったため、不採用にしました。
ヒスイのヘビーボール
かがやくリザードンのサイド落ちをケアするために1枚採用するか真剣に悩みました。
結論としましては、スターバースで持ってこなければドローで触る必要があり、それはあまり現実的ではなく、サイドを4枚取られている頃には、こちらもサイドを進めていることもあって採用はやめました。
クロバットV/ネオラントV
枠があればすぐにでも入れたいカードです。
クラッシュハンマーを入れるか入れないかが争点になってくると思います。
課題
正直書くほどのことでもないですが、環境が水ポケモン最強な状況とリザードンが2進化ということで必ずしも安定しない、という点がつきまとってきます。
特に水タイプと戦うのは厳しく、パルキアVSTARとやりあうには、エネルギーをとにかく剥がしたうえでスターポータルを使ってもらい、さらにそのエネルギーをはがしてやっと勝ちが見えてきますが、それでもメロンされるとキツいので今使うのは相当な覚悟が必要です。
2進化に関しては安定させるのは相当難しく、その分リザードンがいなくても戦えるポケモンを採用しているためそちらで戦うプランも常に考えておくことが大切になります。
結局炎タイプのデッキに関しては、雷の復権を待つよりほかないと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
リザードンの特性は非常に強力で、マグマの滝壺もあることにより素早い攻撃態勢に入れることが魅力です。
何度見ても、エンテイVが1エネで打点を出し始めるのが面白いです。
リザードンは少なくともあと2年は使えますので、更なる活躍を期待しましょう。。
しかし、マグマの滝壺がせめてバトル場に貼れればなぁ、というのは言わない約束なのかもしれません。
今回は以上になります。
また次回、別の記事でお目にかかれればと思います。
相棒探しシリーズ