お世話になっています。J.T.Parkです。
皆様、ポケモンカードゲームやってらっしゃいますでしょうか。
さて、今回はいままさにポケカを始めてみようと思っている方へ
ポケカって何がいるの?
デッキってどうするの?
お高いんでしょう??
などなどの疑問について、複数回の記事に分けていろいろご紹介していきます。
とりあえずこれだけ読んでおけば問題なし、という様なものにしていこうと思いますのでお付き合いいただければと思います。
第3回目の今回は自分のデッキを手にいれる、ということについてご紹介していきます。
よろしくお願いいたします。
デッキを用意しよう
いきなりデッキを作るというのはけっこう大変な作業になります。
そこで、初心者の方であればまずは組まれているデッキを使ってみませんか?
すでに組まれているデッキを使ってポケカの楽しみ方を覚えつつ、慣れてきたら使いたいカードに入れ替えることで自分流のデッキを作る楽しみを感じることもできます。
ポケモン公式が出しているスターターセット
スターターセットとはなんたるか、については第2回の記事をご覧いただければと思いますが、要はポケカ公式が売っているデッキです。
今買うのにオススメのセットを紹介します。
スタートデッキ100
100種類のデッキの中からランダムで1種類のデッキが入っています。
始めてみたいけど特に使ってみたいデッキがない、という方には圧倒的なお手頃さとどんなデッキが出てくるかわからないというワクワクを兼ね備えたこの商品がオススメです。
VSTAR&VMAX ハイクラスデッキ ゼラオラ/デオキシス
ゼラオラやデオキシスが好きという方はもちろんのこと、ハイクラスデッキということもあってどちらも強力なポケモンになっています。
スペシャルデッキセット リザードンVSTAR vs レックウザVMAX
ポケカを始めるのに必要なものが一通りそろっているセットです。
デッキが二つ入っているため、人と遊ぶことができポケカの対戦を楽しむことが出来ます。
カードショップが作って販売しているデッキ
カードショップによっては、中古カードの売買だけでなく、環境的に旬のデッキをお店側が作成して売っている場合があります。
特徴としては、高い値段帯では環境デッキと呼ばれるそのタイミングで特に強いデッキが買えたり、安価なデッキの現物がすぐに手に入るためその場で使いはじめられることがメリットになります。
ただし、お店の規模や取り扱っているカードの種類によって、すべてのカードショップでデッキ販売をしているという訳ではないため、購入できない場合もあります。
メルカリなどフリマサイト
ネットはもはやなんでも揃うと言っても過言ではありませんが、自作デッキもネットで買うことができます。
カードショップと違い、様々なデッキを何人もの人が売っているため、同じポケモンをメインアタッカーにしていても多種多様なデッキがあります。
自分の好きなポケモンが使われているデッキを探すこともできますし、在庫切れということも少ないですからデッキ購入のハードルはかなり低いです。
ただし、様々な人がデッキを売っているということで、店舗での購入以上にカードやデッキの知識がないと高値でデッキをつかまされる危険もあります。
デッキの構成をチェック
デッキの手に入れ方を説明してきましたが、ここからは実際のデッキを見ながらデッキの構成について書いていきます。
大前提として、ポケモンカードでバトルをするためには当然デッキが必要になりますが、例えばデッキ60枚すべてポケモンでは勝てないどころかバトルにならず、デッキではなくただの紙束ということになってしまいます。
なので、デッキが紙束を回避するために必要な要素を知ることで、よりポケカへの理解度を高めていただければと思います。
ポケカのデッキは、例外を除いて
- ポケモン
- トレーナーズ
- エネルギー
の三要素で構成されます。
この3要素を、使いたいポケモンに合わせて個々の枚数を調整します。
今回はハイクラスデッキ「ゼラオラ」を見ながらその内訳について知っていただければと思います。
VSTAR&VMAX ハイクラスデッキ ゼラオラ
まずは、収録されているデッキリストです。
ポケモン
ゼラオラVやVSTAR、VMAXはいわゆるメインアタッカーです。
ポケカは同じ名前のカードをデッキに4枚まで入れられるため進化元のゼラオラVは4枚入っています。
大きいダメージを狙うのであればゼラオラVMAX、多彩に戦うのであればゼラオラVSTARと使い分けができるのも魅力です。
両方2枚ずつの採用は、どちらのゼラオラも倒されたときの取られるサイドの枚数的にこれ以上入っていても使わないからだと思われます。
メインアタッカー以外のポケモンも見ていきましょう。
ポケカはいかに相手にサイドの6枚を簡単に取らせないかが大切です。
そこでゼラオラに加えて、トルネロスのようにサイドを1枚しか取られないサブアタッカーも大切になってきます。
最速で3-3のVMAXを二枚取られるよりも、サイドをボルトロスなども併せて2-2-1-3と取らせることが出来れば2ターン分変わります。
メリープ、モココは1ターンの間にエネルギーが手札から1枚しか貼れないポケカのルールをかわすため、雷デッキ必須のエンジンです。
ポケカは1ターンでいかにエネルギーを準備出来るかが1番大切です。
エネルギー毎にエネルギーを準備するためのポケモンやグッズ、サポートがあるので、自分の使いたいタイプの加速手段は覚えておいて損はありません。
ベンチに進化元のメリープを何枚並べられるかがエネルギー供給の明暗を分けるので、ワザ:なかまをよぶで場を展開出来るバチンウニのようなカードも大切になってきます。
グッズ
ポケモンは場にポケモンを展開することも非常に大切なゲームです。
ベンチにポケモンを展開できないまま相手にバトル場のポケモンを倒されてしまうと、タネ切れという状態になり、サイドを6枚取られていなくても負けとなってしまいます。
そこでグッズはポケモンを場に出すor手札に持ってくるようなカードは多めに採用する必要があります。
今回でいうとハイパーボールやレベルボールです。
ポケモン自体の枚数を増やすことで引きやすくするのももちろん有効ですが、デッキを60枚に収めないといけないという中で、例えばレベルボールは1枚でメリープとモココをどちらでも持ってくることが出来ます。
モココだけが手札にいても場にメリープがいないとモココは手札にたまることになってしまいますが、レベルボールであればまずはたねのメリープを持ってくることが出来るため、バランス的にポケモンより使える幅の広いボールの比重を高めることも時には大切です。
ダメージを負ったポケモンなどバトル場から逃がしたい場合、エネルギーをトラッシュに送らないといけませんが、エネルギーも有限です。
エネルギーはトラッシュしないに越したことはありません。
ゆえにポケモンをベンチといれかえるカードはとても重要になります。
サポート
ポケカのデッキは60枚と非常に多いです。
カードをたくさんドローしないと自分の場を作ることが出来ないことから、博士の研究やシロナの覇気、サナ、ジュンのようなドローカードが重要です。
このデッキでは、デッキから直接サポートを持ってこれるカードがネオラントVしかいないため、その分ドローサポ―トはターンに1度のドローでも引けるように多めに採用されています。
言わずと知れたボスの指令です。
自分のサイドを効率よく回収するためにもこのカードは非常に重要ですが、ほとんどのターンはドローサポートを使っており、重要な場面に使いどころが限られるので2枚程度の採用が多いです。
エネルギー
エネルギーを何枚採用するかは、個人の哲学によるところが多いです。
今回のデッキであれば、トラッシュにエネルギーを送らないとモココが意味をなさなくなってしまうので簡単に引けて、トラッシュにも送りやすいように多めに採用されていると思われます。
バランス的には10枚前後が多いですが、例えば
- アーケオスの特性:プライマルターボのようにデッキから直接エネルギーを持ってくるタイプで、特殊エネルギーをトラッシュからデッキに戻す方法がないような場合はエネルギー自体の枚数を多めに採用する
- ロストバレット系のデッキのようにワザを使うためのエネルギーが少ない場合には枚数を減らす
- 基本エネルギー中心のデッキであれば枚数自体は少し抑えて、ふつうのつりざおなどでエネルギーを使いまわす
といった考え方があります。
改造しよう
買ってすぐ遊べるのがハイクラスデッキの魅力ですが、使い慣れてくると「なんかうまく勝ち切れない」という事や、なんとなくの「物足りなさ」を感じることもあるのではないでしょうか。
モココは足りなくないか、場の展開に使うボールはもっと欲しくないか、結構手札にサポートが余っている、スタジアムもあったほうが良いのではないか、などなど気になるポイントが出始めたら、今度はデッキをいじってみましょう。
このデッキリストはほんの一例ですが、モココの展開がしやすく、ゼラオラへのエネルギー供給が多少安定したり、マリィを入れることで相手のプランを崩すことが出来るようになりました。
この調整する時間もカードゲームをやっていて楽しい時間です。
この最中に自分なりのコンボが見つかったりすると、相手に試してみたいとなって、さらにポケカへのモチベーションも高まります。
なかなか奥深く難しいところもありますが、デッキの調整もぜひやってみてください。
※ゼラオラVMAX&ゼラオラVSTARデッキの改造については、オススメ改造集として記事もありますのでよろしければご覧ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
自分のデッキを手に入れる流れについて紹介してきました。
自分のデッキにしていく工程が伝わっていれば幸いです。
次回は、デッキを手に入れたら次にやりたいことを紹介していきます。
また次回の記事でお目にかかれればと思います。
【ポケカを始めようシリーズ 記事一覧】